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2009年8月15日(土)
記:ヨシオカ顧問
滋賀県 某川(ホーム河川の枝沢)
釣 猿 : ヨシオカ猿
天気:晴れ 気温:15度(AM5:00) 水温:未測定

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滋賀ホーム河川の枝沢にイワナ生息調査も兼ねた釣行。
クモの巣・ヒル・ブッシュにもがきながらのチョウチン釣り!!
苦労のかいあって尺イワナに出会えました。

13日夕方に滋賀県ホームに雨が降ったという連絡があり、
ホーム河川の枝沢へ行って来ました。
今日は、未開拓の枝沢の調査を目的とした釣りです。
まずは、開拓済の枝沢へAM5:10に入渓。
一昨日の雨で水量は多めで、渓魚の活性も良い様です。
各々の落ち込みでは必ず反応があります。
ちびイワナはその場でリリースし、
15cm程度のイワナはビクに入れて,上流へ移植します。
結局この渓では良型を見れず、8匹を上流へ放流して
次の枝沢へと移動しました。

写真
↑枝沢入渓点です。ブッシュが強烈です。

いよいよ本日の目的である未開拓の枝沢(1)の調査です。
本流合流部より約300m上がると、3m程の堰堤を発見。
堰堤下のたまりに竿を出しますがアブラハヤばかり。
見切りをつけ上流へ、今度は10m程度の堰堤が現れました。
「これじゃ渓魚は遡上できないなぁ。」とあきらめかけましたが、
本日は生態調査を兼ねているので、さらに上流をめざします。
上流で竿を入れると8cm位のちびイワナが釣れました。
「おや?こんな環境でもいるもんだなぁ。」と思いながらリリース。
その後、15cm程度のイワナを5匹釣りましたが全てリリース。
たぶん、この渓古来の貴重なイワナ。元気に育つ事を願います。

写真
↑堰堤の上流で釣れたイワナ。

ここで昼食をとり、次の枝沢へと向かいます。
枝沢(2)はアブラハヤばかりで渓魚は確認出来ず。
枝沢(3)は渓沿いに林道がありましたが、入口はチェーンで
封鎖されていたので、今回はパスしました。(次回調査予定)
枝沢(4)へ入渓します。本流との合流部は狭かったのですが、
入渓すると渓は意外にも開けていて、取水管が引かれていたり、
なんと、お墓まであったりしてビックリです。
「こいつはダメかなぁ〜。」と思いながら上流へ向かいます。
釣り上がると川幅はどんどん狭くなってきます。

写真
↑ 枝沢の落ち込み。どんどん狭くなります。

チョウチン仕掛けで落ち込みを探り釣っていくと、
なんと、15cm程度のアマゴが2匹釣れました。
「いたいた!こんな処にもちゃんと生息してるぞ。」と
つぶやきながら、さらに上流へ向かいます。
最上流部は川幅が1m程度になり、アタリもありません。
「もう、この辺で引き返そう。」
ふと、上をみると車1台分もある大きな溜まりがあります。
「ダメやろうなぁ〜。」と思いつつ、
竿をブッシュの間からスルスル伸ばします。
1投目。反応ナシ‥‥‥。
2投目。落ち込みの泡の中に餌を入れます。目印が止まります。
「根がかり?」と思ったのですが、目印が大きく横に動きます。
「エッ!魚?そういえば、先日の大岩魚もこんな感じヤッタゾ!」
と思っていると水面に魚影が見えます。
「イワナ!尺はあるぞ!!」でも、今回はチョウチン釣りです。
愛竿の流覇3もトップから5番までしか伸ばしてません。
「折れるなよ。」と願いながら、苦労して何とかタモに納めました。

写真
↑タモに納めた直後。怒ってます。

無事タモに納め、測ってみるとジャスト30.3cm。
ヤマチャン会長から
「渓魚の写真はすばやく撮る様にね。体色変わっちゃうからね。」
と言われているので、すぐに撮影します。
カメラを片付け、時計を見るともう6時です。
渓がうす暗くなっていたので、あわてて渓を降りました。
なんとか、車には暗くなる前に到着しました。本日はこれで納竿。

写真
↑ピッタリ30.3cmの尺イワナ。

今日は疲れましたが、良い調査と良い釣りでした。
前々回の43cm大イワナに続き尺イワナをゲット出来ました。
ヤマチャン会長は、今期は「チビチビモード全開」ですが、
どうやら私は「尺々モードに突入」です。
まだまだ未開拓の枝沢があるので、次回以降も頑張ります。

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2009年8月22日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 某川(2河川)
釣 猿 : ヤマチャン猿 UMEちゃん猿 ITOちゃん猿 ヨコチャン猿
天気:曇のち晴れ 気温:32度 水温:未測定

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渓猿4匹で福井県ホームへ出動!!
現地の河川状況はこの夏1番のグッドコンディション!
ヤマメ・アマゴの数釣り。うれしい外道も釣れちゃいました!

今回の釣行は渓猿4匹です。(ヨシオカ顧問は信州へ遠征中。)
久し振りにUMEちゃん・ヨコチャンも参加です。
今回も福井のホーム河川です。道中の北陸道では大雨でしたが
現地に着くと雨は上がっていました。

写真
↑水面は写ってませんが、ちゃんと川は流れています。

車を止めた場所から上・中・下と3方に分かれて入渓します。
(周りは村中の田んぼ。渓というより里川です。)
僕(ヤマチャン)は最近、お気に入りの田んぼ横に入ります。
川は早朝からの雨の影響なのか、増水気味の笹にごり状態です。
絶好の状況に顔がほころびます。「今日は爆釣かな?」
第1投目。流れの押しが強いので、おもりはBを付けて流します。
瀬中心の泡中でピッと目印に反応がでます。ツンと合わせます。
いきなり釣れちゃいました。なかなか幸先いい滑り出し。

写真
↑本日の1匹目。18cmの綺麗なアマゴ。
  

写真
↑こいつも瀬芯にいました。上と同サイズのアマゴ

「ムフフ。今日はいいんじゃないの。」と2投目。
今度は瀬尻で同サイズが釣れました。
その周辺の瀬も含め連続8尾です。
サイズは16cm〜18cmでした。
堰堤のたまりにも竿を入れましたが、ウグイばかりです。
本日は瀬に絞り込んで釣る事にします。
少し上流でヨコチャンと合流。
瀬釣りをコーチしながら釣り上がります。

写真
↑ こいつもアマゴ。瀬〜瀬尻でどんどん釣れます。

増水で流れの押しが強いので、うまく流せないヨコチャン。
おもりのチョイス。振込の投入点。流し方(ドリフト)等々。
まだまだ、修行が必要です。
「このポイントは、こう振り込んで!こうして流すんだョ!」
渓流釣りスパルタ教室です。
お手本に瀬を釣って見せます。1発でアタリ!一気に抜きます。
「エッ〜!会長!一発ですやん。」とヨコチャン。
「エサを魚のいる層に持っていかないと食わないよ。」と僕。
頑張れヨコチャン!上達には「練習と経験の積み重ね」あるのみ。

写真
↑お手本で釣ったヤマメ(22.5cm)。

しばらくすると、ITOちゃんとUMEちゃんが釣り上がってきました。
「ウ〜ン。FRYには出ないですねェ〜。」とITOちゃん。
「ウグイばっか。堰堤でちびアマゴが5匹だけ。」とUMEちゃん。
「5匹?こっちはもう30匹は釣ってるぞ。瀬を狙ってみな!」と僕。
「だって瀬は苦手だもん。淵がいいんだもん。」とUMEちゃん。
相変わらずの「淵マスター」です。
お昼になったので、昼食がてら河川をチェンジします。

写真
↑ITOちゃん(手前)とUMEちゃん(奥)。頑張ってます。

昼食後、河川を移動してきました。
こちらも増水気味ですが、水の透明度は高いです。
「こりゃ、こっちもイタダキか!」と顔がニヤけます。
今度は二手に別れ、僕・ヨコチャンペアは上流から。
ITOちゃん・UMEちゃんペアは下流から釣ります。
やはり、こちらでも魚は瀬に出ています。
瀬を狙うと、チビ〜18cmクラスが次々に釣れてきます。

写真
↑移動後の河川。よい感じです。
     

写真
↑18cmヤマメ。連発で釣れてきます。

ガンガン瀬で良い引きの魚を掛けました。釣りあげると‥‥。
「鮎やん!!ラッキー!!こいつイクラに食いついたんか?」
針はガッチリと、うわアゴに掛っています。
「そういえば、昔も一度、鮎が釣れたなぁ。」と思いだしました。
あの時の餌はミミズで、針は同じくうわアゴにガッチリでした。
底を流していた餌が、石苔を削った時に食いついてくるのかな?
なんにせよ、うれしい外道です。

写真
↑天然アユです。金色で美しい〜。

先行のヨコチャンに追いつきました。(木陰で昼寝してました。)
「コラ!しっかり釣らんかい、なんぼでも釣れるゾ。」と僕。
「ホンマですかぁ〜?釣れませんけどォ〜?」とヨコチャン。
本日の渓流スパルタ教室。2時限目の始まりです。
ヨコチャンの横で、あれこれコーチをします。
コーチしつつ、僕も釣ります。
堰堤たまりに魚影が見えました。すかさずキャスト。
釣れました!体長は24cmあるのですが体は細〜いヤマメ。
「ダイエット中ですか?たくさん餌を食べて大きくなれよ!」
とリリースします。
秋にグラマラスボディになってから、また逢いたいものです。

写真
↑24cmのスマートヤマメ。渓魚はダイエット禁止です。

ヨコチャンの仕掛けが根がかりでロスト。
「この竿で釣ってみな。」と竿を貸してあげます。
子猿(初心者)のヨコチャン、まだ竿を1本しか持っていません。
いろんな竿を使ってみるのも経験です。
すると‥‥。目印が引き込まれました。合わせるヨコチャン。
「重たッ!なんかデカイですぅ〜。」と叫んでます。
たしかに竿の曲りをみるとデカそうです。右に左に魚が走ります。
「抜くなよ!十分泳がせろ!弱らせてから寄せてこい!」
タモを用意しながら、ヨコチャンに言います。
最後は岸際のボサに突っ込まれながらも、タモに納めました。

写真
↑25.5cmの体高のあるヤマメ。

本日最長寸25.5cmの良型ヤマメです。
「ヤッタネ!いい型やん。25.5cmあるで!」
「いやぁ〜。ヤマチャン会長のおかげですよぉ〜」とヨコチャン。
なかなか可愛い事を言うヤツです。
その後も、18〜20cmを多数追加したところで、下流組と合流。
ITOちゃんは12cmのちびアマゴを釣ってボーズを回避。
UMEちゃんはこちらの河川でもダメだった様です。
「しまった!俺も上流に、入ればよかった!」と言っていますが
今日は瀬がメインなので、「淵マスター」のUMEちゃんには
厳しかったでしょう。これにて本日は納竿です。
本日は、今夏1番の数釣りを楽しませてもらいました。
ヨコチャンも良型釣れたし。良い1日でした。
ホームの渓魚達もすくすく育っています。秋が楽しみです。

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↑本日ラストに釣れたヤマメ。

「アッ!そういえば、今回も竿貸して、最長寸釣られてるやん。」

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2009年8月22日・23日(土・日)
記:ヨシオカ顧問
長野県 奈川水系支流・梓川水系前川
岐阜県 高原川水系 安房谷
釣 猿 : ヨシオカ猿
天気:小雨 気温:22度(AM11:00) 水温:未測定 (22日)
天気:晴れ 気温:15度(AM5:00)  水温:未測定 (23日)

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趣味で収集している自転車バイクを引き取りに信州へ!
当然、信州の渓魚達に会いに竿を出してきました。
堰堤でイワナは跳ねてるんだけど‥。キビシイ〜。

22・23日と趣味で収集している自転車バイク(珍品ですよ!)を
引き取りの為、長野へ行きました。(当然、釣りもします。)
22日朝に自転車バイクを引き取り、奈川に到着は11時になりました。

写真
↑自転車バイク(約50年前製造)    ↑整備するとこんな感じです。

さっそく、現地で日券を購入します。奈川本流ではなく支流を
狙っていたのですが、がけ崩れで通行止めでした。
しかたなく別の支流へ入ったのですが、生命反応なし‥。
少し上流へ移動。堰堤下のたまりを眺めていると、
イワナが堰堤上流に向かってジャンプ!!してます。
「しめしめ、良型イワナがいるぞ。」と竿を出します。
ところが、一向に餌に食いついてくれません。
しばらく、ネバっていると、ようやくアタリが‥‥

写真
↑ようやく釣れたちびイワナ。

釣れてきたのは、ちびイワナです。
「釣りたいのは君じゃないよ!そこでジャンプしてるヤツ。」
とつぶやきながら、さらに粘りましたが
ジャンプイワナの反応はまったくナシ‥‥。
初日は長距離運転の疲れもあり無理せず納竿しました。
「まぁ、明日ガンバルかぁ〜。」
と早々に宿に入り床に着きました。

写真
↑宿から乗鞍を望む。

2日目です。(本日は晴天なり)
昨晩、福井のホームに行ったヤマチャン会長から
「爆釣!ボコボコ釣ったでェ〜。グフフフ!」
と釣果報告の電話が入りました。
負けない様に、今日はなんとしても頑張らねば!
まず、民宿横にある滝の上流に入ります。
釣り始めて20分。ようやく20cm程度のイワナが
釣れましたが、その後はサッパリです。
場所を移動して(去年見つけた秘密の場所)
20cmと24cmのイワナを追加しました。

写真
↑ 合計3尾。イワナ3兄弟。

ここで、長野を切り上げて岐阜へ向かいます。
もう少し長野で釣っていたかったのですが、
家までは約500km。帰りがてら岐阜の河川へ
いく事とします。
岐阜は高原川水系の最上流部である安房谷。
地図で下調べをして楽しみにしていたのですが、
渓には最近起こったばかりの土石流のアト‥。
しかたなく、下流へ降りてきました。
温泉街の真横で釣り師は誰もいない所。
竿を入れます。ピクッとアタリがあります。
釣れたのは、白点多めの個体でした。

写真
↑温泉街で釣れました。白点が多めです。(アメマス系?)

同場所にて、イワナを2匹追加したところで納竿です。
本当はじっくり釣りたかったのですが、
長距離運転の家路があります。、早めに切り上げました。
案の定、帰りはアチコチで高速が渋滞でした。
今回はキビシイ2日間でした。
「チクショ〜。次回、来る時はリベンジしたるぞぉ〜」

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2009年8月30日(日)
記:ヨシオカ顧問
滋賀県 某川(ホーム河川の枝沢)
釣 猿 : ヨシオカ猿
天気:晴れ 気温:22度 水温:未測定

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滋賀ホーム河川の枝沢へイワナ生息調査第2弾。
誕生日プレゼントの防虫ジャケットで、いざ枝沢釣行!
道中、ツキノワグマのお家も発見しました!

滋賀県ホーム枝沢の調査(第2弾)に出かけました。
今回は先日の誕生日に息子がプレゼントしてくれた
防虫メッシュジャケットを装着しての釣行(登行?)です。

写真
↑誕生日プレゼントの防虫ジャケット

現地に着いたのは朝7時です。
まず、8月15日に尺イワナをゲットした枝沢の
上流を調査する事としました。
枝沢の下流部に竿を入れると、ちびイワナが5匹程
釣れたので、上流に移植のため魚籠に入れて遡行します。
小1時間で前回に尺イワナを釣った、たまりに到着しました。
ちびイワナを放流する前に、竿を入れると‥‥。
尺には遠く及びませんが20cm程のイワナが釣れてきました。
その後、ちびイワナを放流(移植)して、さらに上流を目指します。
川幅はどんどん狭くなっていきます。それでも小さな落ち込みを
探りながら釣ると、26cmのイワナが釣れました。
その後、もう少し登った所でイワナ止めの滝に当たりました。
滝の上は崩落でもあったのか土砂で埋まっています。
「これは、もうダメだな。」と引き返し、次の枝沢に向かいます。

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   ↑イワナ止めの滝。    ↑滝の上(埋まっています。)

枝沢を下って、車に戻ると11時でした。
昼食を取り、前回調査を諦めた枝沢(3)へ入渓。
今回も渓沿いの林道入口はチェーンで封鎖してあります。
車を邪魔にならない所に止めて、徒歩にて上流を目指しました。
1時間程釣り上がりましたが、ちびイワナがポツポツ釣れる程度‥。
道中、クマ穴を発見しました。(クマはお留守でした。)
周辺にはクマの気配もありません。(クマ鈴のおかげ?)
日頃からヤマチャン会長には、
「枝沢に入る時は気を付けてネ!クマやハチが出るよ!」と
言われてる事を思い出しました。
クマに注意しつつ、もう少しだけ上がる事にします。

写真
↑ クマ穴発見!お留守でよかった。

その後、釣り上がると少し大きなたまりを発見!
ソッと覗き込むと、魚影が見えました。
「いるぞ〜」と意気込んだのですが、イワナはこちらの気配を
悟った様で、底岩の影に隠れてしまいました。
その後、約30分ポイントを寝かせて、再チャレンジ!!
餌を投入すると同時に食いついてきました。
「よっしゃ〜!うまく食わせたぞ!」
食わせたのはいいのですが、藪の中からのチョウチン釣りです。
竿を折らない様に、注意しながら慎重に取り込みました。
釣れてきたのは、塩焼きサイズのイワナ。
今晩の晩酌用の魚も確保できたので、渓を降りる事としました。
今回も新たな枝沢を開拓できました。
イワナ生息調査の目的も達成し、本日はこれにて納竿です。

写真
↑晩酌用のイワナです。(塩焼になってもらいました。)

夏の枝沢は、相変わらずブッシュ・虫との戦いでしたが、
息子にもらった防虫メッシュジャケットが大活躍でした。
「誕生日プレゼント、ありがとうネ!大事に使います!」

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