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2009年9月12日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 某川(ホーム河川)
釣 猿 : ヤマチャン猿 UMEちゃん猿 ヨコチャン猿
天気:雨のち大雨 気温:20度 水温:未測定

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秋本番!渓猿3匹にて福井県ホームへ釣行!
河川のコンディションは、今期で一番最悪の大渇水!
川は水無し、天気は大雨…。はたして釣果はいかに?

季節は秋です。世間では「食欲の秋」「読書の秋」等と言われますが
渓猿達の秋は?もちろん「渓流釣りの秋」です!!
本日は福井県ホームへ渓猿3匹での釣行です。
往路の北陸道は、前も見えない位のドシャ降りです。
「おいおい。こんなんで釣りは出来んぞ〜。」と話しながら、
とりあえず現地へ向かいます。現地に到着すると小雨でした。
「よっしゃ〜!これなら釣り出来るで!」と入川します。
UMEちゃんは「秘密のポイントがあるねん。」と下流へ、
僕(ヤマチャン)とヨコチャンはペアで釣り上がる事にします。
川の状況は最悪です。いつもは膝下のチャラ瀬が足首程度の
スーパーチャラ瀬にまで減水しています。
普段は見えない川底の石も丸見えの状態です。

写真
↑超渇水です。水深は足首程度。

「おいおい、北陸道はドシャ降りやったのに。水ないやん。」
とりあえず、竿を出してみますが約30分まったく反応無しです。
それじゃあと、おもりをBから5号まで小さくしました。
ハリスもナイロン0.25号からフロロの0.125号へ付け替えます。
針はアマゴ針4号のままで、小さくはしません。
(飲まれるのが嫌なので、針のサイズ゙は落としません。)
基本的に餌の重みだけで、ナチュラルに流す事とします。
すると、瀬芯で小さなアタリ…。釣れました。17cm位のヤマメです。
「アタリちっちゃ!ハイプレシャーやん。でも、今日のパターンはこれやな。」
本日は「瀬芯をメインに、丁寧なドリフトする。」攻め方にします。
それからは、瀬芯で同サイズを14〜15匹追加&リリース。

写真
↑17cmヤマメ。写真とおり超チャラ瀬。  ↑こんなチビヤマメ。どんどん釣れます。

その後、ヨコチャンと小さな堰堤の下を釣ると…。
目印にピクッと反応が出ました。手首を返し合わせます。
ググッと引き込まれます。「おッ!いい感じですね。」とヨコチャン。
少し泳がせてから、引き抜くと魚が空中で暴れて針が外れました。
でも、運良く魚は道路脇の側溝の中にポチャン!
側溝の上下に分かれ、僕(ヤマチャン)とヨコチャンでタモをもって
ハサミうちです。なんとかタモに納まったのは24cmのヤマメです。

写真
↑ 24cmのヤマメ。(側溝でハサミうち!)

ここで、UMEちゃんが下流から上がってきました。
先程のハサミうちしてGETしたヤマメの話をすると、
「それって、釣った事にはならへんで!」と厳しい事をいいます。
「いいジャン!結果オーライやで!」と僕(ヤマチャン)。
「そっちはどうよ?」とビクを覗くと、イワナが入っています。
「えへへ!塩焼きに美味そうなサイズやろ!」とUMEちゃん。
秘密のポイント(自称:UMEポイント)で釣りあげた様です。

写真
↑23cmイワナ。(自称:UMEポイントでGET)

その後、UMEちゃんと合流して釣り上がります。
雨はだんだん激しくなってくるのですが、水量は一向に増えず
「なんで?そろそろ水が増えてきてもいいのにネ。」と言いながら
やはり、瀬を中心に釣り上がって行きます。僕とUMEちゃんは、
おのおの15cm〜18cmを4〜5匹追加&リリース。
そろそろ移動しようと思い、車に戻る途中、目についたポイントに
餌を流すと…。来ました!チョッピリメタボなアマゴです。

写真
↑20.0cmメチョッピリメタボなアマゴ。

写真
↑メタボアマゴをアップで。猪木チックなアゴです。

ここで、全員が車に戻り移動する事にします。
「ヨコチャンの釣果は?どうなんや?」と聞くと
「根ガカリ連発と竿固着のトラブルで釣れていません。」との事。
「移動後、ガンバレばいいやん!」と今日は余裕のUMEちゃん。
入川場所を探して車を走らせます。入川出来そうな所を見つけ
川を覗きこむと、やはり水位は低い様です。

写真
↑移動後、水位はまだ上がらず。雨は降ってます。

移動後、釣り支度をしていると、ドワッーと雨が強くなりました。
「もうムリッ!雨降り過ぎやろ!」と僕(ヤマチャン)。
「せっかく支度したし、ちょっとだけ釣ろうヨ!」とUMEちゃん。
「じゃあ少しだけネ!鉄砲水の恐れもあるし。」
河川状況の変化に、注意しながら釣る事にします。
川に降りると、水は相変わらず足首ちょい上程度のチャラ瀬。
「まだ、増水はしていない。少し釣る位なら大丈夫。」と判断。
ともあれ、短時間の勝負です。
さっそく竿を出すUMEちゃん。一撃でHITしました。
釣れたのは尾びれが真っ赤なアマゴでした。

写真
↑尾びれが真っ赤な16cmアマゴ。

ヨコチャンに良い場所を譲り、僕とUMEちゃんは見学です。
「ガンバレ!ヨコチャン!」と応援します。
「横で見られてると、やりにくいんですけど。」とヨコチャン。
しばらくすると……。竿がギュイ〜ンと曲がりました。
「おおっ!デカそうやん!」とタモを準備するUMEちゃん。
「上の枝に気をつけて!竿をもっとタメて!」と僕。
なにせ、頭上にはブッシュや木枝が張り出しています。
苦労の末、タモにおさまったのは26cmのイワナです。
「ナイス!良型!良かったね!」と僕・UMEちゃん。
「いえいえ!ふたりのおかげです。」とヨコチャン。
相変わらずカワイイ事をいいます。
その謙虚な君に、山の神様がくれたイワナだョ!

写真
↑26cmのイワナです。(体に古傷があります。)

イワナの体には、糸を巻きつけた古傷があります。
過去に釣人と戦った事のある「歴戦の勇士イワナ」でした。
ここで、水に濁りが入りだしたので納竿です。
急いで川から上がります。(渓流の増水をなめてはいけません。)
車に戻り時計を見ると11時30分でした。
結局、4時間程度しか釣りが出来ませんでした。
「こんだけ降れば、明日の日曜日は絶好の河川状況やろなぁ。」
と、うらめしく空を見上げながら帰路へつきました。
でも、本日はおのおの満足できる釣果でした。
河川は渇水で厳しかったですが、難しい程楽しさもあります。
次はシルバーウィークに釣行予定。次回も頑張るぞ〜。

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2009年9月21日(月)
記:ヤマチャン会長
福井県 某川(ホーム2河川)
釣 猿 : ヤマチャン猿 ヤマチャン猿嫁 
天気:晴れ 気温:26度 水温:未測定

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9月の大連休を利用して福井のホームへの釣行!
前回の釣行時の大渇水をさらに上まわる超渇水!
厳しすぎるコンディションの中、頑張りました。

やってきましたシルバーウィーク!気候の良い時期に大連休!
当然、渓流釣りへ出撃します。今回は僕(ヤマチャン)と嫁とで、
福井のホームへの釣行です。AM6:00に嫁の実家を出発して、
現地に到着したのは、AM7:00です。川を覗きこんでみると、
水がチョロチョロと流れている程度です。
「エッ〜、予想はしてたけど、これ程とは…、ヒドイな…。」
川に降りてみますが、水深は10cmあるかないかです。

写真
↑チョロチョロの流れ。水深10cm?

少しでも、水深のあるところを探します。
ちょっとした、落ち込みのたまりに竿を出します。
約10分…。アタリはありません。餌をブドウ虫からミミズへ
替えます。落ち込み白泡から流れ出しまで流します。
ピクッと小さなアタリがでます。釣れたのは15cmのヤマメです。
今日はミミズの方が反応が良い様です。
同場所で12cm程度のチビヤマメを2匹追加&リリース。
「やはり、この状況では良型はムリやな。」と思いながら、
さらに釣り上がります。河川カーブ部のタルミでアタリ!
今度は18cmのアマゴです。
「今日の状況では、このサイズが精一杯かな…。」

写真
↑本日の1匹目。15cmヤマメ。
       

写真
↑カーブのタルミにいた、18cmアマゴ。

ここで、車で寝ていた嫁が起きてきました。
「川に水ないやんか。場所チェンジやで!」と嫁。
「それもそうやな、場所替えるか。」と嫁の意見に賛成!
30分、車を走らせて河川をチェンジします。
こちらの川は、まだ膝下程度の水量があります。
「ラッキー!これなら、なんとかなりそうや!」と僕。
「なッ!場所チェンジで正解やろ!」と嫁。
たしかに!早々に場所チェンジして良かった〜。
早速、入川します。先程の河川より水はありますが、
平素水量と比べると約50cm程度の減水です。
いつもは見えない川底の様子がよくわかります。
「オッ!こんな所に大きな沈石あったんか!」
「こっちの岩下はこんなにえぐれてるやん!」
減水ならではの新たな発見も楽しいです。

写真
↑こちらの河川も減水してました。

嫁も長靴を履いて一緒に川に降ります。
今日の水深なら、長靴でも十分OKです。
「どうなの?釣れそうなの?」と嫁。
「なんとかなるやろ!」と僕。とりあえず竿を出します。
少し川幅が狭く、流れの押しが強い個所に餌を流します。
約5投目…。目印がフッと止まりました。ピシッ!と合わせます。
岸際のボサに一直線に魚は走りますが、竿をクッとためます。
釣れたのは23cmのアマゴです。
「良かった〜。ようやくキープ(塩焼き)出来るゾ!」

写真
↑やっと釣れた23cmアマゴ。(塩焼きになってもらいます)

ここで嫁に竿を渡して、僕は見学します。
竿を入れるのと、同時にピッと合わせる嫁。
釣れたのは、チビアマゴ。その後チビアマゴを連発!
「ウン?急に食い気がたったのかな?」と僕。
「ダメダメ!チビッ子しか釣れないよ。」と嫁。
たしかに!チビッ子アマゴなら10匹以上は釣ったね!

写真
↑チビッ子アマゴ達↑

それからも、嫁と竿を「かわりばんこ」しながら
釣り上がります。少し釣り上がったところで、
嫁に少し、よさげなアタリが…。
釣れたのはよく肥えた、22cmのヤマメでした。
「うん!これで今シーズンは釣り納めでOK!」と嫁。
僕は週末に、今シーズン最終釣行の予定でしたが、
この状況では、嫁と同じく本日で今シーズンは納竿にします。

写真
↑嫁の今シーズン釣り納めヤマメ。

今シーズンは、渓猿会を立ちあげた記念すべき年になりました。
来シーズンも渓猿達で、渓流を目一杯楽しみたいと思います。

「来シーズンは2月始動!極寒の雪渓へ釣行する予定です!」

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