ライン
2010年9月4日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県ホーム 2河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿・ヨコチャン猿
天気:晴れ 気温:33〜35度 水温:25度

ライン

久しぶりに渓猿3匹が揃って、福井ホーム河川への釣行。
35度の暑さと戦いながらガンバリマシタ!
良いイワナと綺麗なアマゴが釣れました。

暦はすでに9月です。季節は秋へと移り行くはずですが、
今年の夏はまだまだ続く様です。本当は猛暑を避けて
涼しくなってから釣りに行く予定だったのですが、
長期天気予報では、「9月末まで残暑が厳しい。」
との事。こうなると、涼しくなるのを待ち切れず、
猛暑を覚悟の上で渓猿3匹で福井ホーム河川へ出撃しました。
ホーム河川に到着したのはAM8:30でした。河川状況は
予想通りの大減水でした。(水深は約10cm〜20cm程度)

写真
↑河川は超チャラ瀬。厳しい釣りになりそうです。

仕掛けをチャラ瀬仕様にして、さっそく入川します。
しばらく釣りますが、アブラハヤが大連発です。
すぐ傍で釣っているヨコチャンも同じくアブラハヤフィーバーです。
「こりゃダメだ!」早々に見切りを付け少し下流に移します。
少し下流に流れ込みを発見!竿を入れると同時にズン!と
したアタリが出ました。ブッシュに気を付けながら取り込んだのは
23cmジャストのイワナでした。

写真
↑本日1尾目のイワナです。(塩焼き用にキープ!)
         

写真
↑生簀を作って見ました。見事に川石に同化しています。

イワナ君を生簀で遊ばせておいて、釣りを続けます。
しばらくすると、アマゴ特有のツンとした引きが出ました。
手に伝わる感触では小ぶりのアマゴの様です。
コイツは一気に引き抜きました。
釣れたのは約16cmでしたが綺麗なアマゴでした。

写真
↑元気一杯の綺麗なアマゴ。(元気に川へと帰って行きました。)

護岸の上からITOちゃんが「場所移動しましょうヨ!」
と声を掛けてきます。車に戻る途中で良さげな瀬に餌を流します。
すると瀬尻付近で先程と同サイズのアマゴが釣れました。
大減水ながらもなんとかポツポツと魚は釣れてきます。
車に戻り3人で移動場所について相談します。
「水が少なすぎますネ。河川チェンジしますか!」とITOちゃん。
「そうだね!もう少し水量のある場所を探そうか。」と移動します。

写真
↑車に戻る途中にGETしたアマゴ。ややピンボケです。

移動途中のコンビニで昼食を確保し、場所移動してきました。
こちらの河川は先程の河川より水量は多めですが、
それでも通常の3分の1程度の水量でした。

写真
↑こちらの河川もやっぱり減水していました。

河川状況、気温からして魚は瀬に出ているだろうと判断。
瀬芯を中心に攻めていく事にします。
ヨコチャンも頑張って瀬釣りの修行です。
要所、要所の落ち込みにも竿を入れてみますが、
全ての落ち込みはアブラハヤとウグイの巣窟でした。
こうなると、落ち込みを避けて瀬芯を集中攻撃します。
ガンガン瀬の白泡の中で明確なアタリが出ました。
釣れたのはチビですが綺麗なアマゴでした。

写真
↑チビアマゴ君。大きくなれよ!とリリース。

その後も、チビアマゴとウグイばかり釣れてきます。
餌のミミズとブドウ虫が見る見る減って行きます。
「これじゃあ、エサが無くなってしまうなぁ。」と思い
外道を避ける為、なるべく流れの強い箇所を釣り上がります。
すると…。またまた瀬芯の白泡の中で良いアタリがでました。
釣れたのは20cm強の綺麗なアマゴでした。

写真
↑綺麗なアマゴでした。この子も来年の為にリリース!

調子が出てきたので、ドンドン釣り上がります。
やはり瀬芯で流れの強い箇所が良い様です。
川幅が狭く、かなり流れの押しの箇所がありました。
オモリを2B×1個から3B×2個に付け替えて流します。
5回程度流した時に目印がフッと止まりました。
すかさず合わすと下流に走ります。
「おッ!アマゴだナ!」慎重に取り込みました。

写真
↑体長は20cm。肉付きのよいアマゴでした。(塩焼き用にキープ!)

それから約1時間ガンバリましたが、あとは10cm〜15cm程度の
リリースサイズばかりでした。餌も無くなってしまったので、
PM4:00で本日は納竿としました。
釣果はチビを含めアマゴ・イワナ合計で約15尾程度の釣果でした。
塩焼きが大好きなヤマチャン猿嫁のお土産用に2尾だけキープ。
ヨコチャンもアブラハヤに悩ませられながらもアマゴをGETしました!
FRYのITOちゃんには河川状況的にも少し厳しかった様です。
渓流釣りもあと約1カ月です。ラストスパート頑張ります!!

ライン

ライン
2010年9月18日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県ホーム 3河川
釣 猿 :ヤマチャン猿+ヤマチャン猿嫁・ITOちゃん猿・UMEちゃん猿
天気:晴れ 気温:33度 水温:20度

ライン

長い日照り続きの後、大雨が降った福井県へ!
河川水量は前回とは、うって変わりとっても良い感じ!
チビヤマメ達の中から、突如!尺上ヤマメが出現しました!

9月も後半に入り、今年度の渓流もいよいよ終盤戦です。
今回は連休を利用して、ヤマチャン嫁の実家へ帰省がてら
福井県のホームへ釣行する事にしました。
大阪から来るITOちゃん・UMEちゃんとは現地集合です。
僕と嫁が現地についたのは、AM6:00でした。
河川を覗くと、前回釣行時とは違い水量も平常水位よりやや多め。
「こりゃ!いい感じや!楽しい釣りになりそうだナ!」と
さっそく、竿を出す事とします。

写真
↑河川状況はBEST。良い釣りが出来そうです。

餌を流すと、ココゾという箇所では必ず反応が出ます。
しかし、釣れて来るのはチビッ子アマゴ達です。
約12cm〜15cm程度のチビアマゴ達の猛攻です。
「チビばっかりだな。でもアブラハヤやウグイよりはいいか!」と
しばらく釣りますが、やはりチビしか釣れません。

写真
↑こんなチビ達がボコボコ釣れます。

ここで、車で寝ていたヤマチャン猿嫁が起きてきました。
「どうなの?釣れているの?」
「う〜ん。アマゴは釣れるけどチビばかり。」
「私も釣ってみるわ。」と嫁が竿を持ちます。
僕は休憩してお茶を飲みながら、嫁の釣りを見学です。
嫁がチビヤマメを2,3匹立て続けに釣ります。
「ホントやね!チビしかおらんみたいやネ!」と
言っていると、目印が瀬芯中心でビッタッ!と止まりました。
「根がガリしたヨ!」と嫁がこちらを向いた途端に竿が
弓なりに曲がり、糸はビューンと音をたてます。
「ワッ!魚や!重たい!」と嫁は何とか魚をイナシています。
「無理すると切れるぞ!」何せ道糸は0.25号、ハリスは0.15です。
ムリは利きません。約5分の格闘の末、タモに納めたのは
33.5cmの体長・体高・体幅・体色のすべてが申し分の無い
とても美しい鼻曲がりヤマメ(オス)でした。

写真
↑尺上のヤマメ。美しい魚体です。
         

写真
↑鼻曲がり尺上ヤマメ!ドアップで!

尺上ヤマメを釣りあげて、しばらくすると大阪組が到着しました。
ITOちゃんは「デカイですね!こんなのこの川に居るんですネ!」
「大きい割にはパーマークも残っているし綺麗でしょ!」と嫁。
この魚を見て、大阪組も俄然やる気がアップです。
嫁は「私は今期はもうこれでOKです。」と再び車に戻り睡眠です。
3人で僕は上、ITOちゃんは中、UMEちゃんは下と
約2km区間を3分割して、おのおの釣る事にしました。
所々の落ち込みや淵にはアブラハヤ・ウグイが一杯います。
今日は瀬を中心に釣ります。瀬尻でツンとしたアタリ!
釣れたのは約17cmの綺麗なアマゴでした。

写真
↑瀬尻より出た綺麗なアマゴ!

「よし!サイズがあがって来たぞ!」と気分良く
釣り上がります。道路カーブに沿ったタルミを発見!
瀬芯から底波に乗せてタルミへと餌を流します。
3回程度、流した時にツンとアタリました!
底へ、底へとクックッと引き込みます。
「こいつはイワナだな!まぁまぁの大きさか?」と
取り込んだイワナは21cmのイワナでした。

写真
↑コイツは良く引きました。21cmのイワナ君

約1時間釣ってITOちゃん、UMEちゃんと合流しました。
2人ともチビアマゴ・チビヤマメの猛攻にあった様です。
ITOちゃんの魚籠には18cm程度のイワナが入っていました。
「瀬の真ん中でDRYにパクッ!でしたよ。」との事。
アマゴ・ヤマメ・イワナ全ての渓魚の活性は高い様です。

写真
↑FRYに出たイワナ。少し丸顔です。

ここで場所を移動しました。いままで入った事のない
ポイントにも立ち寄りましたがウグイだらけで早々に
断念して、いつものホーム河川へと移動します。
昼飯を食べて、いつも入渓する所より下流へと入りました。
こちらの河川も水量は多く、底石もハッキリ見えるほど透明でした。
こちらでは、淵や落ち込みをメインに攻める事にします。
少し粘って釣りあげたのは約20cm程度のヤマメでした。

写真
↑この子も綺麗な魚体でした。(水もすごい透明度です。)

この場所でも約1時間頑張って場所移動します。
「次は渓釣りでもしますか?」と本流域より
山の中へと移動をしました。
山中の渓もいい感じでしたが、釣れてくるのはやはりチビ!
「大きいのより先にチビが食ってくるな!」とUMEちゃん。
それでも綺麗なアマゴ(約17cm)をGETしました。
大きさは別として数だけなら全員で50〜70匹?は釣ったかナ!

写真
↑山中にいた朱点が多めのアマゴ。

山中で約2時間釣った所で餌が無くなってしまいました。
仕方なく、本日はこれにて納竿です。
今日は尺上ヤマメ以外にはあまり型は出ませんでしたが、
数だけなら過去最高の釣りでした。(塩焼きに3尾キープ。)
UMEちゃん・ITOちゃんも満足そうです。
これだけチビがいるなら、来年のこの川がすごく楽しみです。
今年度はもうこの河川にはくる予定はありませんので、
ヤマチャン猿、ヤマチャン猿嫁、ITOちゃん、UMEちゃんの4人で
「チビアマゴ達よ!大きく育って来年も遊んでね!」と願い
今年度のこの河川は釣り納めとしました。
今年も残り僅かです。
今年度最終戦はITOちゃんは奈良方面(櫛田川水系)へ!
ヤマチャン猿&嫁は渓流の聖地(飛騨川水系)へ釣行予定!
最終戦は良い釣りになればいいな〜!

ライン

ライン
2010年9月22日(水)
記:ヤマチャン会長
岐阜県 益田川水系 大洞川・小坂川
釣 猿 :ヤマチャン猿+ヤマチャン猿嫁
天気:曇り時々雨 気温:21度 水温:15度

ライン

昨年より計画していた念願の飛騨地方へ遠征釣行!
釣果はとてつもなく厳しい結果でしたが、
なんとか、飛騨のアマゴに出会う事が出来ました!

今年の渓流釣りも間もなく禁漁期に入ります。
今回は嫁と2人で下呂温泉へ1泊2日の旅行も兼ねて、
岐阜県益田川水系の大洞川・小坂川へと行って来ました。
大阪の自宅をAM4:30に出発し、現地に到着したのは、
AM8:30でした。益田川に来るのは初めてなので、
現地の益田川漁協で日券を購入がてら、情報収集します。
漁協のおじさんは漁協エリアマップに「この辺りが良いよ!」
と丸印を付けてくれました。でもおじさん曰く、
「先日の三連休も沢山の人が来たけど、釣れてなかったヨ!」
との事。せっかくの飛騨遠征、なんとか渓魚に会いたいものです。

写真
↑益田川漁協の日券。(漁協事務所で購入、1000円也。)

早速、漁協で教えてもらった大洞川のポイントへ向かいますが、
なんと、漁協事務所から車で約20分もかかりました。
「流域は長いし、川幅も広い。やっぱりスケールが違うね!」と嫁。
「まぁ!なんとかなるやろ!」と僕(ヤマチャン)。
現地到着後、タイツを履いて川原へと降ります。
川幅は約30m程度で水深は平均50cm位。水は綺麗です。

写真
↑川相はこんな感じでした。(水量多め!)
             

写真
↑川に立ちこみ頑張るヤマチャン猿!

「この川幅なら長竿やな!」とEXPzero2 power05−85を使います。
早速、釣りを開始しますが、約1時間アタリは全くありません。
ウグイやカワムツ等の外道すら釣れません。
「全然アタリが無いネ。魚いないのと違うの?」と嫁。
「そんな事ないと思うけどなぁ…。」と僕。
大きな落ち込みがあったので、そこでも粘りましたが、
まったくアタリは無く、対岸にいる釣人も釣れていません。
淵・落ち込みは諦め、得意の瀬釣りに仕掛けを替えて、
瀬を中心に攻めていきます。すると、瀬芯でようやく小さなアタリ!
すかさず合わせます。ようやく釣れました!
釣れたのは少し黒点が多い個体でした。

写真
↑正体不明のチビ。チョット背中の黒点が多め!
       

写真
↑上記チビのパーマークをアップで!(朱点はありません。)

「背中の黒点が多くて、少し変わった模様だね。
 朱点も無いしヤマメなのかな?それともニジマス?」と嫁。
「ニジマスの幼魚だね。黒点の感じがニジマスだからね。」
多少疑問の残る魚ですが、何とか1尾目をGET!
その後も瀬芯を釣り上がります。
少し釣り上がった瀬芯で、またまたアタリがでました。
今度は間違いなく、朱点もハッキリしているアマゴでした!

写真
↑2尾目のアマゴ君。(チビですが、正真正銘の飛騨アマゴ)

その後、雨が降ってきたので、場所移動がてら車に戻ります。
2箇所目(小坂川)も漁協で教えてもらったポイントです。
こちらには、地元のフライマンと餌釣り師がいました。
駐車場に車を止めて話を聞いてみると、
「早朝から釣っているけど全く反応が無いよ!」との事。
「僕達も少し下流でチビを2匹釣っただけです。」と僕(ヤマチャン)。
「今日は水温が急に下がったので、それが影響してるのかも?
 私達は下流へ行ってみるのでどうぞ。」と場所を譲ってくれました。
それではと、川原に降りてさっそく釣り始めます。

写真
↑2か所目の小坂川はこんな感じ!

こちらでは約1時間程度釣りましたが、1箇所目以上に
反応はありません。「こりゃダメだ!」と早々に撤退!
お昼御飯にする事にしましたが、一番近いコンビニをカーナビで
検索すると、いま来たばかりの道を6Kmも戻らないとダメな事が判明!
「勝手が解らないと、ご飯を食べるのも大変ネ!」と嫁。
コンビニまで戻り、少し遅めの昼食をとってラスト2時間勝負です。
朝に入った1個所目のポイントまで戻り、橋の上から淵を覗くと…。
約30cm程度のアマゴが2匹ユウユウと泳いでいます。
「ラッキー!尺物発見!」と、そぉ〜と竿を出しますが
アマゴ達は完全に無視!餌を替え、仕掛けを替え、流し方を替え、
色々試しますが、完全に無視されました。
そのうちに、2匹とも瀬の流れへと消えて行きました。

写真
↑発見した尺物アマゴを狙うヤマチャン猿。

その後、嫁とチェンジしました。嫁は同個所でチビアマゴをGET!
「なんとかボウズは回避できたわ!」と嫁。
時間はPM4:30。宿泊先の下呂温泉まで30分はかかるので、
少し早目の時間ですがタイムアップです。
道具を片づけ、服を着替えていると、朝の漁協のおじさんが
軽トラで通りかかりました。「どや!釣れたか?」
「だめですね〜。チビが3尾釣れただけです。」
「そやろ!みんな全然釣れへんって言うとるわ!残念やったな!」
「これに懲りんと、来年はもっと良い春先の時期に来てな!」
「はい!また来ようと思います。ありがとう!」と挨拶を交わします。
帰り際にふと、橋の高欄を見るとアマゴのレリーフを発見。
「HPにこのアマゴでも載せるか!」と写真を撮りました。

写真
↑橋の高欄を泳ぐ3匹の尺上アマゴ!

今年度はこれにて納竿です。
今年は最後に念願の飛騨遠征が出来て満足です。
(釣果は少し寂しかったですが…。でも良い川でした。)
下呂温泉にも1泊。温泉は最高に気持ち良かったです!
また、機会があればぜひ来てみたいと思います。


今年度も楽しい釣りが出来ました!来年度も頑張るぞ〜!

ライン