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2011年2月05日(土)
記:ヨシオカ顧問
福井県ホーム河川
釣 猿 :ヨシオカ猿
天気:晴れ 気温:1度 水温:1度

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福井ホーム河川へ初釣行に行って来ました!
想定外のハプニングが発生しました!
今回は釣行記でなく奮闘記(格闘記!)です!

渓猿会の福井ホーム河川に初釣行へ行ってきました。
私以外の渓猿メンバーはまだ冬眠中なので、
単独での釣行となりました。鑑札所のオヤジさんは
「今年は雪が多いゾ。まだ誰も山に上がれてないはず」
「オッ!俺が今年の一番乗りっていう事?」
「年券もあんたで5枚目。先に買った人も上まで入ってないよ。」
「大丈夫!秘密兵器を持って来たからね!」
と愛車の軽トラの荷台を指差します。
「ゲッ!あんたエライもん持って来たもんやな!」
と鑑札所のオヤジさんは目を白黒させていました。

写真
↑秘密兵器。スノーモビル!

現地に到着しました。確かにオヤジの言った様にすごい積雪です。
集落より先は除雪もされておらず、雪上に足跡もありません。
早速、スノーモビルを荷台から降ろし、「イザ!突撃」です。
アクセルを噴かせて順調・軽快に雪上を進みます。
少し進むと、進行方向中央に大きな除雪車が止めてありました。
「ダメやな!ここから先は徒歩で行くか!」とスノーモビルを降り、
スノ−シューを装着して川へ向かいます。
川の両岸は、積雪がすごく歩けないので川中を進む事にします。

写真
↑岸沿いはすごい積雪。

しばらく川中を釣り上がります。
異様な気配を感じて、ふと前方を見ると
なんと!イノシシがこちらを睨み威嚇しています。
「ヤバッ!これはまずいゾ!逃げ場所もないゾ!」
両岸は前述の通りのすごい積雪。護岸には上がれません。
「鉄砲打ち」をやっていた頃の闘争心を呼び起こし、
覚悟を決めてイノシシと対峙します。
こちらの体を大きく見せる為、手に持っていたストックを
両手一杯に広げます。その上で、「コラー!!」と大声を挙げ
何度も威嚇しました。するとイノシシは上流へ向きを変えて
逃げ出しました。「よーし。先回りして写真を撮ってやろう。」と
川から護岸上がる箇所を見つけ、護岸の積雪の上を
汗をかきながら、上流に向かい必死に走ります。
護岸の上から、カメラを構えて下流方向を窺っていると…。
イノシシ(なぜか4匹に増えて)が川中を駆けあがってきました。

写真
↑川中を爆走する。イノシシ。

イノシシ軍団に向かって再び「コラー!!」と大声で一撃!!
イノシシ軍団は踵を返して下流方向へと退却しました。
「HP用のいいネタが出来たな!ヤマチャン会長喜ぶゾ!」
と思いながら、釣りを再開。上流の堰堤へ向かいます。
堰堤に至るまでの淵やヨレで10cm〜18cm程度の
アマゴがポツポツ釣れてきます。
目標の堰堤に到着!釣人は入った様子はありません。
第1投、第2投、第3投と立て続けにアマゴが釣れました。
この堰堤で3尾をGET、気分を良くして、もうひとつ上の
堰堤にも行く事にします。こちらでも連続でアマゴ・岩魚が
釣れました。そのうちの一尾は8寸強の良型でした。

写真
↑本日の最長寸(約8寸のイワナ)

この時期にしては、数(22尾)・型(8寸)ともに満足出来る
釣果があがったので、これで納竿としました。
帰りの道中、先程のイノシシを再発見したので、
大きな雪塊を投げつけてやりました。
イノシシは迷惑そうな顔で上流と消えていきました。
今回は釣行記ならぬ奮闘記(格闘記?)となりましたが
怪我もなく無事に帰る事が出来ました。
この時期に獣達と遭遇するとは想定外でした。
次回からは、獣避けのクマ鈴を付けていきます!

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2011年2月11日(金)
記:ヤマチャン会長
福井県ホーム河川 2河川
釣 猿 :ヤマチャン猿
天気:曇り 気温:3度 水温:3度

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嫁の実家への帰省の合間に、福井ホーム河川へ!
年券を購入がてら、少しだけ竿を出してきました!
今年もホーム河川の渓魚達は元気一杯です!

渓猿会の福井ホーム河川は2月より解禁です。
いつもは解禁月には釣行しない僕(ヤマチャン)ですが、
嫁の実家でチョットした野暮用があり、帰省がてら
ホーム河川の状況調査及び年券購入に行ってきました。
嫁の実家をAM8:30に出発し、道中で年券を購入します。
現地についたのはAM9:30でした。
この冬、日本海沿岸は連日の雪でしたので、ホーム河川の
両岸にはかなりの雪が積もっていました。(約1mの積雪)
「雪庇(せっぴ)になって危ないな〜。川には降りれないや。」
無理せず危険を避けて川には降りる事はやめて、
護岸の上から竿を出す事にしました。

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↑両岸とも雪です。水量もかなり多めです。

雪庇に気を付けながら、川に落ちない様に竿を出します。
川は雪解け水もあって、水量はかなり多めです。
状況を見て、オモリは少し重めの3Bを選択しました。
瀬芯は流れの押しが強い上、足元が雪で確保できないので
瀬釣りは諦めて、落ち込みに狙いを絞ります。
それでは!と、さっそく今年度の第1投を振り込みます。
竿を入れると同時に「ビクンッ!」と目印が振れました。
釣れて来たのは約17cmの綺麗なヤマメでした。

写真
↑この時期にしては、サビもなく綺麗なヤマメ。
      

写真
↑上のヤマメ君を少しアップで!美しいユキシロヤマメ!

「よっしゃ!一発やん!今年は幸先いいやんか!」
綺麗なヤマメ君に、「もっと大きくなれよ!」と言いつつ
HP用の写真を素早く撮り、魚にダメージを与えない様に
素早く川へとリリースします。
その後も、同型のヤマメを2尾追加しました。
今日はオールリリースの予定でしたが、そのうちの
1尾は針ガカリが悪く、エラに針が刺さっていましたので、
この1尾だけはキープする事にしました。
「よしっ!今年もいい感じ。これなら春先が楽しみ!」と、
この河川を早々に切り上げて、もうひとつのホーム河川の
状況調査へと向かう事にしました。

写真
↑キープしたヤマメ君!雪の上で冷凍状態です。

河川を移動して来ました。こちらの河川の水量は少なめです。
川に降りる準備をしながら、時計を見るとAM11:00です。
嫁とは「PM15:00には帰るよ!」と約束してますので、
帰りの運転時間も考えると、あと約2時間弱の釣りです。
「さて、こっちの河川はどうかナ?」と川へ降ります。
車の外気計は3℃を表示していました。
水温計で、川の水温を計ってみると気温と同じ3℃でした。
「ふ〜ん。意外と水温は高いんだ〜!」と思いながら、
竿を出しますが、約30分アタリは全くありません。
「こっちの渓魚はまだ食い気が無いのかな?」
それでも、少し釣り上がると流芯脇の流れで小さなアタリ!
釣れたのは、チビアマゴ君でした。

写真
↑チビアマゴ君。(チビですが、綺麗な魚体)

「ちっちゃ〜!でも綺麗なのでOKダナ。」とリリース。
その後、同様のチビアマゴを6〜7尾程度釣った所で、
タイムアップです。約3時間のミニ釣行を終了しました。
短時間でしたが、元気な渓魚達が確認できました。
帰りの時間に少し余裕があったので、チョット寄り道をして
福井名物ソースカツ丼を食べる事にしました。
約半年ぶりに食べたソースカツ丼はとてもデリシャス!
相変わらず「これ!おいし〜い!」って感じです。

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↑福井名物ソースカツ丼(ミニセット。735円也)

今回の釣行は、短時間ながらも綺麗な渓魚達にも会えたし、
美味しいソースカツ丼も食べれたので大満足でした。
でも、渓流の本番はもう少し暖かくなってからデスネ。

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