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2012年6月2日(土)
記:ITOちゃん
三重県 櫛田川
釣 猿 :ITOちゃん猿
天気:曇り 気温:24度 水温:13度

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新しい竿を持って、去年の台風被害の確認と
本流の新規開拓に行ってきました。
減水でしたが、元気なアマゴに出会えました。

6年ぶりに竿を買いました。
今使っている竿がダメになった訳ではありませんが、
違う竿も使ってみたくなったので、今より23cm短い
7.6ft(229cm)のものを購入しました。
最近、まとまった雨が降っておらず、よく行く川はどこも減水の様子。
次の釣りは、水位が回復してからと思っていましたが、
新しい竿を早く使ってみたくなったので、とりあえず出かけることに。
行き先は櫛田川支流の上流部に決定。ここは去年の台風12号の影響で
かなり土砂が入り込んだということなので、どうなっているのか確認に
行きたいと思いながら、「行っても釣りにならなかったら」と思うと
なかなか足が向かなかった場所です。
でも今日なら「新しい竿が振れれば満足」なので、ここに決定です。
 
AM7:00に到着。朝ごはんを食べ、支度をし、10分ほど林道を上流へ
歩いたところで川に下ります。川へは、新しい林業用の作業道が
出来ており、いつもより楽に下りることが出来ました。
楽に下りれたまでは良かったですが、下りてビックリです。
「アレ?水が無い!?」谷は石で埋め尽くされています。

写真
↑石で埋め尽くされた渓
    

 

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↑台風前はこんな流れでした

土砂の流入でこうなったのか、減水してるだけなのか分かりませんが、
伏流してしまっているので、とにかく水のあるところまで歩きます。
5分ほど歩いたところで、水があらわれました。

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↑水が地下に染み込んでいるところ

ここから釣りをスタート。フライを結んでキャスト。竿はメーカーの
「素直でくせのないアクション」の宣伝文句とおり、すごく投げやすい。
竿は非常に良かったのですが、川の状態が良くありません。
底に砂利が溜まり、浅く、単調な流れになっている箇所が多く、
減水していることもあり、魚がいそうなポイントがあまりありません。
結局、魚の姿を見ることなく、AM10:30この区間の釣りを終了。
今日は厳しかったですが、水が増えると釣りになりそうなので、
また増水の時に行きたいと思います。
 
まだ時間も早いので、いったん車まで戻って、今度は下流へ歩いて、
川に下りようと思ったのですが、先客がいたので、また車に戻って、
前から気になっていながら行ったことのない、本流の区間へ行くことに。

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↑本流も減水です

川岸の石が白くなっていて、本流もかなり減水ですが、場所によっては
いい流れもあり、「これはいけるかも!」と釣り上がります。
少し釣り上がったところで、いい流れが入る小さな淵を発見。
「ここは居るやろ〜。」と数回流しますが、反応なし。
「水深あるからドライには出ないかな?」などと考えながら
しつこく流していると、「ガバッ!!」 「あっ 出た!!」
元気いっぱいの魚で、淵の中を走り回られましたが、
無事取り込みに成功。24,5cmの本流らしい魚でした。

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↑元気いっぱいの本流アマゴ
         

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↑このサイズになるとなかなか格好良いです

その後、瀬から20cmほどの魚を追加。こちらもグンッと下流へ走る
元気のいい魚でした。

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↑こちらもよく引きました。
        

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↑瀬の真ん中で釣れました

その後は、チャラ瀬と流れのない淵が続く区間となり、川から
上がれるところがあったので、PM2:30そこで納竿としました。
竿の使い心地は良かったし、いい引きを楽しめたし、満足な1日でした。

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2012年6月10日(日)
記:ヤマチャン会長
滋賀県 ホーム河川本流
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿
天気:曇り 気温:22度 水温:15度

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近畿地方も梅雨入りしました。
梅雨の合間を狙って本流へ出撃!!
渓魚達の活性は良好!数釣りが楽しめました。

梅雨の合間を狙って釣りに行って来ました。
滋賀県の降雨計情報を調べると、金曜・土曜の2日間で
合計の降雨量は40mmです。もう少し雨量が欲しい所ですが、
本流アマゴを狙って出撃する事にしました。
現地に到着したのがAM7:00。早速、河原へと降りてみます。
前回(5月26日)の釣行時よりは水深が約15cm上がっています。
これなら前回よりは良い釣りが出来そうです。

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↑入川地点はこんな感じでした。

本流は基本的にはノッペリとした川相ですが、所々に流れが
絞れて水勢のある瀬・落ち込みが点在しています。
膝下水深のチャラ瀬を中心に釣って行きます。
しばらく、釣り上がった瀬芯で良いアタリが出ました。
「ヨシッ!」と思いましたが、アマゴの引きではありません。
本日一発目はハズレのオレンジ君でした。

写真
↑オレンジ君!それなりにいい色出てますね〜!

少し釣り上がると、よい水勢の瀬を発見!
オモリを5号から1Bに替えて、瀬芯を流します。
数投目に「ビクッ!」としたアタリが出ます。
アタリはアマゴ独特の鋭い感じ!
「こいつはアマゴ!」と少し慎重に取り込みました。
釣れて来たのは朱点が多めの個体でした。

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↑この瀬芯から出ました!
     

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↑本流の個体らしい筋肉質のアマゴ!良く引きました!

さらに釣り上がると、膝下位の水深のチャラ瀬が20m程続いています。
水は透明度が高く、水流・水勢も良い感じです。
「これは魚が付いてるやろ!」と数投流しますがアタリません。
仕掛けを水中糸、ハリス0.15通し、オモリ5号へと変更して、
水勢のある本筋の横波から底波へ仕掛けを送りこみます。
数十回程流すと、「カキンッ!」とゼロ竿特有の金属的な感触が
手元に伝わってきました。「クンッ!」と手首を返すとバッチリと
針がかりしました。愛竿のパワーゼロが綺麗な円弧を描きます。 
魚は流れに乗り下流へ突っ走ります。細仕掛けを切られない様に、
魚と一緒に下流へ下りながら、無事に取り込みました。
釣れたのは、良い体色をした綺麗な本流ヤマメでした。
先程の個体より朱点も少なくグレー系の個体です。
個人的(ヤマチャン的)には、こういう個体が好きです。

写真
↑美しい体色(グレー系)のヤマメ!
      

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↑上のヤマメのアップです。パワフルな引きでした。

ここでITOちゃんと合流。ITOちゃんはウグイの猛攻に
あった様です。2人で相談の上、2km程下流へ場所移動します。
移動してきた場所は、いままで一度も来た事の無い場所です。
川相は本流筋が二手に分かれており、水勢・水量ともに良好。
2人のテンションも上がります!

写真
↑2か所目はこんな感じ!(いい場所を見つけました。)

この2ヶ所目の場所選定が大正解でした。
瀬芯・瀬脇・落ち込み等場所を問わずに入れ食いです。
ITOちゃんのFRYにもバンバンに反応が出ます。
ただ残念ながら、サイズが少し小さめのアマゴばかりです。
それでも、どんどん釣れてくるので、エサが見る見る内に
無くなって行きます。「アカン!午後のエサが無くなる!」と
竿を置いて一時休憩します。遠目に見えるITOちゃんも
ボコボコ釣っていますが、やはりサイズが上がらない様です。
「これ程、釣れるなら少し唐揚げ用にキープするんだった。」
僕(ヤマチャン)も嫁もアマゴの唐揚げが大好物なので、少し後悔。
でも、本日は最初からオールリリースするつもりの釣行です。
これだけ沢山居るアマゴ達!晩秋から来年が楽しみです。

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↑このサイズがエサ釣り・FRYどちらもでも爆釣!
     

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↑どのアマゴ達も元気一杯でした。
     

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↑もっと大きくなって帰ってきてネ!

3か所目に移動してきました。こちらは前回も立ち寄った所です。
前回釣行時と比べると20cm以上水深が上がっています。
水勢も強く、川通しをするのも少し注意が必要です。
前回、良いアマゴが釣れたガンガン瀬もかなりの水勢。
仕掛けを太くします。水中糸0.5、ハリス0.25、オモリ3B。
流れ出し周辺のヨレは前回同様、ウグイだらけでしたので、
ガンガン瀬の白泡の中を狙いました。
数回流した時に「ゴツッ!」とした重い感じのアタリ!
水勢に乗って下流へ走り、良く引いてくれます。
十分に引きを楽しませてもらい、バッチリ取り込みました。
釣れたのは、これも筋肉質な本流アマゴでした。

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↑銀毛しかけた個体でした。
     

          

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↑上のアマゴのアップ!とんがった顔です!

その後は、チビアマゴ(16cm程度)を数匹追加し、遅めの昼食。
昼食後、前回発見したモンスターの棲家へ向かいます。
しかし、残念な事にモンスターの棲家前では家族連れがBBQ。
子供達もバシャバシャと川遊びをしています。
仕方なくここを諦め、支流・渓筋へ移動します。
僕(ヤマチャン)はエサが売り切れたので、最近絶好調のITOちゃん
に触発されて、こっそり持って来ておいたFRYロッドを取り出します。
約10年振りのFRY。うまくラインが伸びません。ITOちゃんに
肘の止位置やバックからフォワード゙へのキャストのタイミングを
コーチしてもらい、ようやくFRYロッドの感覚を取り戻してきました。
その後、約2時間、FRY を楽しんで本日は納竿としました。
幾度かFRYにチョイスはありましたが、うまく乗りませんでした。
久しぶりのFRY!エサとは違う趣きがあり楽しかったです。
本日はサイズ゙はさておき、2人で約50尾超えの大爆釣でした。


          次回の釣行は梅雨明けかな〜!! ライン