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2012年9月1日(土)
記:ヤマチャン会長
岐阜県 高原川水系支流・双六川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:晴れ時々雨 気温:29度 水温:未測定

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今回は奥飛騨の旅行記も兼ねた釣行記です!
本流・支流ともに減水していましたが、
良型の奥飛騨の渓魚達と出会えました。

今年もヤマチャン家恒例の奥飛騨温泉旅行へ行ってきました。
昨年は林道走行時に車がトラブってしまい、バタバタした
旅行・釣行でしたので、今年は昨年のリベンジ旅行です。
2泊3日ですが、嫁と相談のうえ、初日・3日目を観光とし
2日目を釣りとした、旅行プランをたてました。
初日の道中で郡上八幡に立ち寄り、観光がてら鮎釣りを
見学しました。鮎釣りのメッカ長良川はたくさんの鮎師が
竿を出していましたが、ぜんぜん釣れていませんでした。
「アユはイッパイ見えてるのに誰も釣れて無いね〜!」と嫁。
「アユに追い気がないのかナ〜?」と僕(ヤマチャン)
小1時間見学していましたが釣ってる場面が見れないので、
次の観光場所の奥飛騨クマ牧場へと向かいました。

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↑郡上八幡はこんな所。(美しい川と鮎師達)

郡上八幡から奥飛騨クマ牧場までは、約2時間。
本当は去年立ち寄る予定だったクマ牧場です。
「昨年は車のトラブルで寄れなかったもんね。」と嫁。
入場料を支払い、坂を少し登った所にクマ達がいました。
ツキノワグマは数十頭とヒグマが1頭、飼育されていました。

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↑ツキノワグマ軍団!

渓でツキノワグマに出会った事は何度かありますが、
ヒグマを見るのは初めてです。
「こんなのと、渓で出会うと食べられちゃうね!」と嫁。
「ヒグマは北海道にしか、いないから会う事は無いよ。」と僕。

※北海道の渓流師は命がけで釣りしてるんでしょうね!※

クマ牧場の観光を終えて、明日(2日目)の渓流釣りに
備えて、初日の宿へ早目のチェックインとしました。

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↑こいつがヒグマです!(デカイ!)

旅行2日目、本日は丸一日、渓流釣りの予定です。
まずは鑑札を購入します。(1500円也)。
鑑札所のお兄ちゃんから情報を収集します。
「ここんとこ、雨が全然降ってないんで、厳しいと思うよ〜。」
「アユ釣りの人達も水が少なすぎて釣れないって言ってるよ。」
と、ネガティブな情報ばかりを盛り沢山に話してくれました。
それでも、奥飛騨まで来て釣りをしない訳にはいきません。
嫁と相談して、まずは支流の渓に入る事にしました。

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↑高原川支流渓筋、入渓点はこんな感じ。

小1時間、粘りましたがチビアマゴが数匹釣れただけ…。
「魚の気配を感じないよ…。」と嫁。
「じゃあ本流筋に行ってみようか!」と僕(ヤマチャン。)
ここで、高原川水系の支流・双六川へと移動します。

写真
↑渓筋では、こんなチビアマゴが数匹釣れただけでした。

車で約20分移動して、双六川へとやってきました。
川相は支流というか本流並みの川幅です。
しかも、本流高原川より水量もあります。
「おっ!これなら釣りになるゾ!」と早速、川へ降ります。

写真
↑双六川、入渓点はこんな感じです。

嫁は極抜61。僕はパワーゼロ85を使用して釣り開始です。
嫁は入渓点箇所の荒瀬〜流れ出しを狙う。という事なので、
僕は約20m程上流に見えている瀬を釣ろうと思い、
嫁に背を向けて上流へ向かい、歩き始めた途端…。
「キタッ!一発やん!いいサイズ!」と嫁が叫びます!
振り向くと、極抜が綺麗な円弧を描いています。
「おっおっ〜!極抜があんなに曲がるなら良型か?」
あわてて、嫁の所へ戻ります。魚は瀬を一気に下ろうと
していますが、嫁の立ち位置が巨岩の上からなので、
魚について川を下る事も出来ず、竿を絞ってこらえています。
「あかん!切られそう!イナシきれん!」と嫁。
「もうちょっとだけ、耐えて!」僕が巨岩の下へ降ります。
2〜3分格闘の末、無事、タモに納めました。
良型の奥飛騨本流ヤマメにようやく会う事ができました。

写真
↑奥飛騨本流ヤマメ。(25.5cm)


写真
↑上ヤマメのパーマークです。(美しい〜)

「ヤッタネ!いいヤマメだよ!」と僕。
「私は目標達成したヨン!あんたも早く釣れば!」
と嫁が、HP用の写真撮影後、魚をリリースしながら、
余裕のコメント&プレッシャーを僕にかけます。
「はいはい、頑張りますよ!」と僕も気合いを入れます。
でも、僕の竿にはチビヤマメ達が連発です。
しばらくして、ようやく20cm弱のヤマメが釣れました。

写真
↑やっと釣れたヤマメ。

その後、さらに上流へ向かいました。
上流域でも10cm〜20cmチビが連発します。
「鑑札所のお兄ちゃんの話とは違うね、チビだけど爆釣だね。」
と2人ともご機嫌で釣ってはリリースの繰り返しです。

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↑上流へ場所移動後、一発目のヤマメ。

餌も残り少なくなった時にようやく良い手応えの魚が来ました。
「いい型っぽい引きやん!」と嫁。
「うん!まあまあのサイズかな!」と僕(ヤマチャン。)
でも、引き具合がヤマメではありません。
「これ、岩魚とちゃうかな…。」と思いながら寄せてくると、
やっぱり岩魚でした。奥飛騨ヤマメに続き奥飛騨岩魚GETです。

写真
↑日本アルプス育ちの奥飛騨岩魚です。(約22cm)

この岩魚で餌切れとなり、終了です。
今回の釣行はサイズのよい魚は数尾でしたが、
数だけは20〜30尾程釣れました。
しかし、減水の悪条件下でこれだけの数が釣れるとは、
やっぱり、渓流のメッカ、岐阜の河川は凄い!
嫁も僕(ヤマチャン)も大満足の釣行でした。
よ〜し!旅行貯金して来年もまた来るゾ〜!


渓流釣りも終盤戦!次回は滋賀ホーム本流で頑張ります!

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2012年9月22日(土)
記:ヤマチャン会長
滋賀県ホーム河川本流
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿
天気:晴れ時々曇り 気温:29度 水温:18度

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今期も禁漁までのカウントダウンが始まりました。
ラストスパートをかけに渓猿2匹で本流へ出撃!
数は出ませんでしたが、本流秋アマゴに会えました。

9月も残り2週間。週末アングラーの僕達(ヤマチャン・ITOちゃん)の
今期釣行チャンスは、今回を入れてあと2回です。
滋賀県の河川情報でチェックしたところホーム河川は
減水している様ですが、とにかく出撃する事にしました。
現地到着はAM7:15。さっそく川へ降りますが、
やはり、情報通りの大減水でした。(平常水位の−40cm)
「これは厳しい釣りになりそうやね。」と話しながらも
早速、釣り開始です。

写真
↑入渓点はこんな感じです。(減水してます。)

僕(ヤマチャン)は上流へ、ITOちゃんは下流へと
別れて釣り始めます。しばらく釣り上がりますが、水が少なくて
釣る箇所が見当たりません。瀬芯でも足首程度の水深ですし、
小さな淵や流れのヨレはウグイの巣窟になっています。
「これは困ったな〜!」とボヤキながら、さらに釣り上がります。
すこし上流に本流が絞れて、水勢のある瀬を発見!
まさしく、「ここぞ!」という場所です。
オモリを水勢に合わせて5号から3Bに変更しました。
2〜3投目で微かなアタリが出ましたが、針ガカリしません。
その後は、幾度流しても無反応です。
「警戒心高いナ…じゃあ餌で誘うか!」と餌をブドウ虫から
ミミズ(太虫)にチェンジし、ひつこく攻めていると…。
目印に、ピッピッと小さな反応がでました。餌が太虫なので
餌を少し送り込んでやってから、手首を返し、合わせると、
バッチリ針に乗りました。掛けると同時に魚は下流へ走ります。
手元に良い感じの重さが伝わってきます。バラさない様に、
少し泳がせてから、慎重に取り込みました。
釣れたのは、本流アマゴらしい太い個体でした。

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↑26.5cmの秋アマゴ!(太い体躯の良い個体です。)
   

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↑上のアマゴを少しアップで…。(黒っぽい&少し銀毛した個体)

釣れたアマゴは、少し黒っぽい体色のアマゴでした。
前回、奥飛騨で体色の美しいヤマメを見ているので、
それと比べると、型はよくても若干の不満はありますが
「まあ、よしっ!」とします。ここでITOちゃんと合流。
ITOちゃんはFRYをウグイにベトベトにされてしまった様で、
少しご立腹です。「場所替えしましょ!ウグイだらけですよ!」
という事なので、前回、数釣りを楽しめた場所へと移動しました。

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↑場所移動後、頑張るITOちゃん!

前回、大爆釣した場所ですが、今回は反応がありません。
「あれれ〜!あれだけ居たアマゴ軍団は何処へ?」
河原をよくみると、足跡がイッパイついています。
この辺りで渓流師を見かける事はないので、鮎師達の
足跡です。鮎師達は川中をバシャバシャ歩くので、
これが、アマゴの釣れない原因の様です。
「でも、アマゴ達は必ずこの箇所に着いているはず」と
2人の意見は一致!ジックリ腰を据えて釣る事にしました。
僕(ヤマチャン)は仕掛けを細仕掛けに変更です。(0.15号通し)
落ち込み・瀬芯をくまなく探って行くとようやくアタリがでました。
釣れたのはチビですが綺麗なアマゴ君でした。

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↑なんとか釣れたチビアマゴ。


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↑このサイズのチビしか釣れません。(でも美しい個体です。)

その後も、同サイズのチビを4〜6尾程釣りました
ここで時計を見ると、既に1時30分。
ITOちゃんと相談して、昼食をとる事にしました。
昼食後も本流を攻める予定でしたが、狙いの場所は鮎師や
BBQの家族連れに占領されていました。
しかたなく、渓筋へと移動しましたが、本流以上に水がありません。
橋の上から川を覗きこむだけで、魚が散るのが視認できます。
渓筋で朝から釣っていたオジサンの話を聞くと、
「全然釣れないよ!朝から粘っても釣れるのはチビだけ。」との事。
様子を見る程度に竿を出しましたが、反応はありませんでした。
その後、本流に戻り新たな場所開拓に挑みましたが、ウグイ軍団の
猛攻撃にやられてしまい、2人ともに心が折れてしまいました。
少し早目のPM4:00に納竿とし、帰路につきました。


今期も来週がラスト釣行!でも仕事も忙しくて…。行けるかな?

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2012年9月29日(土)
記:ヤマチャン会長
滋賀県ホーム河川本流
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:晴れのち曇り 気温:29度 水温:18度

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今期の最終釣行は嫁と2人で滋賀県ホーム河川本流へ!
狙いの本流良型アマゴには出会えませんでしたが、
たくさんのチビアマゴ達が遊んでくれました!

2012年渓流も本日(9/29)と明日(9/30)のあと2日で終了です。
でも明日は近畿地方に台風17号の暴風雨が来るらしいので、
実質は本日が今期の最終釣行可能日という事になります。
今期の締めくくりはどの河川にするか悩みましたが、
今年度、僕(ヤマチャン)とITOちゃんで苦労して、開拓した
滋賀ホーム本流で、本流の良型アマゴを狙う事にしました。
滋賀県の嫁の実家で金曜日の夜から前泊したので
朝はゆっくり出発出来ます。嫁の実家を出たのはAM7:00
河川に到着はAM7:20でした。さっそく竿を手にして、河原へ
降ります。川は前回釣行時と同様に減水していました。

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↑入渓点です。(やはり減水しています。)

まずは嫁と2人で瀬を中心に釣り始めますが、
アタリがまったくありません。たまに出るアタリも
ウグイ・オイカワの外道ばかりです。
「これじゃ釣れないよ〜。アマゴの気配が無いもん。」と嫁。
「確かにネ!じゃあ少し下流に行ってみようか!」と僕。
実は前回釣行時に下流に大きな堰堤があるのを確認しています。
さっそく、堰堤まで下り、堰堤下の流れ出しを狙います。
すると、ピクッと小さいながらも鋭いアタリが嫁の竿に出ます。
合わせると同時に魚が空中を飛んできます。
「釣れたよ!チビだけど綺麗なアマゴ!」と嫁。

写真
↑チビだけど綺麗なアマゴです。

この嫁の1尾をきっかけに同サイズのチビアマゴが
連発でボコボコと釣れてきます。(同場所で20尾超え!)
どれもチビですが体色のいい綺麗な個体が揃っています。
「これだけ綺麗なのが釣れるのなら来年が楽しみだね。」
「コイツ達が冬をうまく越してくれれば、来年は楽しくなるね。」
と嫁と話しながら、「釣っては川に帰して。」の繰り返しです。
ある程度釣った所で、次は良型を狙って、場所移動します

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↑このサイズ連発…。
   

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↑チビですが綺麗な個体です。
   

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↑上のアマゴのパーマークをアップで。
   

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↑これも綺麗なチビですね…。(大きく育って帰って来いよ!)

次の移動先(2ケ所目)でも同サイズのチビアマゴを少々と
ウグイ・オイカワ達の外道が大漁でした。
3ケ所目は釣り始めた途端に、上流から投網打ちの人と
ヤス突きの人が下ってきたので、早々にこの場所を諦め
4ケ所目に移動しました。

写真
↑本日4ケ所目で頑張るヤマチャン猿嫁!

ここでもやはり同サイズのチビアマゴが連発です。
瀬芯・淵・落ち込み、場所を問わず釣れてくるのは
チビアマゴ達ばかりでした。
餌も2人でブドウ虫2箱と太虫1箱を持って来ていた
のですが、みるみる間に餌が減って行きます。
アッという間に餌切れとなり、本日はPM14:30に終了。
今期シーズンを終了としました。
最終戦は狙いの本流良型アマゴには会えませんでしたが、
沢山のチビアマゴ達と遊べて、それなりに楽しめました。
数だけなら60尾超えでした。(内半数はウグイですけど…。)
来年の春(解禁)までに元気に育って欲しいものです。

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↑移動先でも相変わらずのチビアマゴです。
   

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↑でも、とても元気なチビ達でした。

今年も怪我なく無事に渓流シーズンを終えれた事を
山の神・川の神に感謝しつつ納竿しました。
今年も渓猿達は仕事に多忙であまり渓に来る事が
出来ませんでした。
来年も渓猿達は仕事に忙しくなりそうですが、
出来るだけ沢山、渓に通いたいと思っています。

釣行記は来年2月からアップ開始する予定です。


2012シーズンはこれにて終了です。2013シーズンは2月に始動予定です。

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