渓猿会釣行開幕戦です!
渓猿4匹でホーム河川へ突撃です。
今季も初釣行でユキシロヤマメに出会えました!
祝!解禁です。と言っても実は渓猿ホーム河川は2月1日が解禁日。
今年の解禁日は平日で月曜日。流石に渓猿達も仕事を休めず
スケジュール調整の結果、今回釣行が渓猿達の解禁日です。
AM5:30に大阪を出発!昨季に引き続きコロナ対策の為、
クルマ2台(ヤマチャン号・トリさん号)に別れての釣行です。
現地到着はAM8:00。早速、集落内の鑑札取扱のお宅をピンポン!
ばあちゃんが出てきて「よう、来たね!頑張って釣りヨ〜。」
と、ありがたい声援&応援を受けた後、早々に入渓します。
集落上流はトリ・ITOコンビ。集落下流はヤマチャン夫妻と
二手に別れて釣り開始です。まずは川神・山神様に手を合わせ
「今年も怪我無く釣りが出来ますように…。」とお祈りします。
毎年恒例のお祈り終了後、仕掛けを結び竿を出しました。
↑ヤマチャン夫妻の入渓点です。
川に降りて、水温をチェックすると3℃しかありません。
しかも雪解け水で水位は20cm増しの笹濁り状態。
想定内の状況とはいえ、「厳しい釣り」を覚悟します。
まずは影猿(ヤマチャン嫁)が堰堤落ち込み際を狙います。
暫らくすると、ピクンとアタリ!しかし針かかりはせず…。
「水温低いし食い込みが悪いみたい。エサをつついてる感じ。」
「そやな、少し送り込まんと食ってくれんかもなぁ」
結局、入渓箇所では、その後魚信はなく移動しました。
入渓箇所より100m程下った場所で再入渓。
今度は僕(ヤマチャン)が先に竿をだします。
大きな落ちこみ底で小さなアタリ!釣れたのは小っちゃなヤマメ。
「よっしゃ!チビやけど今季初ヤマメゲット〜!」
サイズはともかく解禁日の初ヤマメは嬉しいもんです。
↑ユキシロヤマメ(極小)ですが、嬉しい一尾。
影猿(ヤマチャン嫁)も負けじと落ち込み底を狙います。
程なく小さなアタリが出ました。
釣りあげた魚はこれまた小っちゃなヤマメ。
「私も今季初ヤマメゲット〜!」とニッコリ。
これでサイズはともかく二人ともボウズは回避。(笑)
その後もチビをポツポツ釣ってはリリース。
↑嫁もユキシロヤマメ(極小)今季の一尾目でした。(笑)
暫らくすると、トリ・ITOコンビが上流域から下って来ました。
「ニンフで頑張ってますが反応ないですね〜。」とITOちゃん。
「ルアーを追ってはこんけど魚影は確認できたわ。」とトリさん。
4人が合流した所で、2km程下った本日の2か所目へと向かいました。
↑中流域も雪解け水で増水していました。
2か所目も小さなアタリは時折でますが、針にはのりません。
約1時間程、釣った所で河川チェンジする事にしました。
移動道中で昼食をとってから本日の3か所目へ向かいます。
3か所目はいつも入渓する所より3km位下流の本流域です。
河川幅も広く4人並んで釣る事も可能な場所。
雪解け水で、増水はしていますが水はクリヤで良い感じ。
ところがかなり風が強く吹いています。
「これで風が無く、平水なら良い場所やな…。」
今季は、この本流域も釣ってみようと思います。
場所は良くても状況がイマイチなので、釣りを短時間で
切り上げて、再度河川チェンジをする事にします。
↑雪解け水で増水も水はクリアです。でも強風で釣りにならず…。
移動前にトリさんがクルマのトランクから秘密兵器を取り出します。
「コーヒードリップセットやで!美味いコーヒー淹れるぞ!」
コンロをセットしてケトルでお湯を沸かし始めます。
実は今回の釣行前から「現地で上手いコーヒー淹れる。」と
宣言していたトリさん。みんなが期待していたコーヒー。
数分後、お湯も沸きケトルでコーヒーにお湯を注ぎます。
「おおっ!コーヒーのええ香りがしよるぞ!」
「当たり前やんけ!缶コーヒーとは違うわ!」
コーヒータイム用に買っておいたプチケーキも添えます。
みんなで河川脇の芝生の上に座りコーヒーブレイク!
その後、本日3本目の河川(渓筋)へと向かいました。
↑釣りの合間のコーヒータイムです。
クルマを30分走らせて本日最終の渓筋へやってきました。
この渓筋も雪解け水が入り増水気味ですが他河川に比べて
増水の程度はマシ。「これなら良い感じかな。」と
竿に仕掛けを結びますが、水面上に樹々がせり出しているので
仕掛けをチョウチン仕掛けに変更して釣り開始です。
↑木枝の隙間から竿を出します。
すると、第1投目からビクッと明確なアタリが出ました。
チョンと合わせるとサビも無い綺麗なヤマメが釣れました。
16cm程度ですが、いい感じで引いてくれたヤル気な個体。
「やったね!綺麗なヤマメ。次は私に釣らしてよ。」と嫁。
小さな渓筋なので、竿は1本出しで交代しながらの釣りです。
↑いいヤマメです。綺麗ですね。
少し釣り上った所にいい感じの落ち込みがありました。
「ここは魚おるわ!魚着いてる感じがプンプンする。」と嫁。
竿を入れると、直ぐにビクンと大きなアタリ!
反射的に合わせる嫁。竿がキュンと曲がりました。
「おっ!良さげなサイズとちゃうか?」と僕。
水面上空の小枝に気をつけながらブッコ抜き!
釣れてきたのはサビ残りの20cm程度のユキシロヤマメ!
「やったわ!ええヤマメが釣れたわ!」と嫁。嬉しそうです。
↑サビ残りですが、この時期では良型でしょう。(20cm)
嫁が20cmヤマメを釣った箇所に再び竿を入れると、
まだ、魚の反応はあります。ここで下流のトリさんに
「お〜い。渓魚が着いてる箇所発見!上がっておいで!」と
トランシーバーで連絡。数分後、トリさんが到着。
「この落ち込みに魚がついてるねん。」と嫁。
「本日はまだボウズやろ!ここでボウズ回避や!」と僕。
ルアーで攻めれる様な場所ではないので、僕の竿を渡します。
トリさんに餌釣りのコーチをしながらの釣り。数投目…。
「きたっ!キタッ!来た!引いてるぞ!」とトリさん。
竿の曲がりを見ると先程の嫁と同程度の魚の様です。
「抜いたらアカン!枝に引っ掛けてしまうわ!」
僕が川まで降りてタモで掬い上げました。
「やったな!ええ魚や!18cmチョイ超えかな。」
「師匠夫妻のおかげやわ。ボウズ回避できた!」とトリさん。
ホントはルアーで釣りたかったでしょうが、
まずは今季の初渓魚。嬉しそうな顔のトリさんです。
↑サビ残りですね、これはアマゴですね。
その後も少し粘りましたが、アタリはあるものの針カカリはせず。
チビヤマメがエサをつついているって感じ。
「よし!もうええやろ!そろそろ終わろか!」とクルマへ
戻ります。駐車地点でITOちゃんが護岸上からFRYを水面に
浮かべています。「ここでライズしてたんですよ。」
「一度はFRYを見に浮いて来たんですが潜っちゃいました。」
「じゃあ、エサならくるかもな。」と今度はITOちゃんに
竿を渡し餌釣りコーチです。エサを入れて1投目に反応!
ピクッと小さなアタリ、反射的に合わせるITOちゃん。
しかし、針には乗らずに空振りです。
「この時期は活性が低いから少し送り込まな乗らんよ。」と僕。
その後、数投目に再びアタリが出ました。
今度は少し送り込んでから合わすと上手く掛りました。
釣れたのは、16cm位のアマゴですがサビなく綺麗な個体。
「やりましたわ!ボウズ回避ですわ!」と笑顔のITOちゃん。
これで全員ボウズ回避達成です!
↑少し小さいですが綺麗なアマゴです。
ITOちゃんが釣り上げたところで、本日は納竿としました。
釣果的には貧釣果でしたが、低水温・増水の悪条件の中で
全員ボウズ回避が出来たのでヨシ!としましょう。
納竿時間はPM17:00。帰り道に今まで入渓した事がない
場所を調査してから帰路に着きました。
次回釣行は雪解け水が落ち着いてからかな…。
今季も渓猿達はガンバリマス!