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2020月03月05日(土)
記:ヤマチャン猿

渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:晴れのち雨 気温:12度 水温:10度

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今回は約3年ぶりとなる渓猿会のもう一つのホーム河川へ。
ヤマチャン夫婦、二人での釣行です。
久しぶりの川でしたが、ヤマメは顔を見せてくれました。

今回はヤマチャンと嫁、二人で釣行です。嫁は今季初釣行。
自宅をAM6:00に出発の予定でしたが、二人ともが寝坊…。
予定よりかなり遅いAM7:15の出発となってしまいました。
川へ向かう道中の釣具店で年券を購入します。
「今日から解禁なんで早朝から沢山年券売れてますわ!」
「林道筋は除雪出来て無いのでお気をつけて!」と
釣具店のお兄さんのアドバイスを受けて川へ向かいます。
林道筋に雪が多いのは想定済み。今日は、そもそも中流域の
集落内で釣りをする予定の僕達。川へ向かう最中もウロウロと
川見をしながら入渓点へ到着しました。入渓時間はAM11:00。
早朝入渓組が帰ってくる時間になってました。(笑)
駐車地点でウェーダーに着替えて、川を覗くとルアーマンが
釣りをしていました。。

写真
↑駐車地点の集落内。入渓点です。
     

橋の上からルアーマンに声を掛けて話しを聞くと、
「朝一番から上流に入渓して2尾を掛けました。」
「もう一人、餌釣りの人が3尾ほど釣ってましたよ。」
「あんまり、釣れてないやん(笑)」と僕。
「ですね〜。まだちょっと渋いですね。上流の林道筋は
 膝より上まで積雪がありましたわ。」とルアーマン。
「じゃあ、兄さん釣り上がるなら、僕達は下流から入るよ。」
「全然OKです。」と会話を交わしてから入渓です。
ルアーマンより約200m下がった位置より入渓しました。
早速、釣りを始めますが反応は無し…。
「生命反応を感じないよ。まだ活性上がってないよ。」と嫁。
約50m程、釣り上がった護岸際の流芯でちっさなアタリ!
ポンと抜いてタモでキャッチ!ユキシロの濁り水の中から
18cm弱の金色ヤマメが出てくれました。

写真
↑錆もなく黄金色の綺麗なヤマメ。
     

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↑岩の向こう、護岸際のきつい流れから出ました
     

「この時期にしては綺麗な色してるやん。」と嫁。
今日は竿1本でかわりばんこでの釣り。次は嫁の番。
嫁が竿を持ちますが、また暫くアタリが遠のきます。
「ウ〜ン。やっぱ生命感がないね。」と嫁。
とか言っている内にルアーマンが釣っていた場所に到着。
ここは深みのある流れだしの良場所。
仕掛けを流れになじませ、ゆっくりとドリフトで流します。
するとピピッと小さなアタリ!合わしますが針に乗らず…。
「活性低いか?ルアーマンに叩かれてビビってる?」と嫁。
「あんた、やってみてよ。」と僕に竿を渡します。
僕に竿を渡してHP用の風景写真を撮影しています。
「知らんぞ!魚釣ってまうぞ!」と僕。
「どうぞ!私は写真撮るよ。今日は本気出さんもんね。」と嫁。
じゃあ、と仕掛けと針を小さくして再度同じ流れを流します。
3投目。ピッと目印が小さく上下します。ビッシッ!と早合わせ!
先ほどと同サイズのヤマメが釣れました。

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↑先ほどと同サイズのヤマメでした。
     

僕が2尾目を釣ったのを確認した所で嫁の闘争心が着火!
「やっぱ!私も釣るわ!」と竿を持ちます。
でもルアーマンの後追いという事もあるのか、頻繁に
アタリが出てはくれません。時折小さなアタリが出る程度。
針には乗ってはくれません。「魚がちっちゃいのかな?」
と言いながらも嫁は釣り上がっていきます。
釣り上がった所に大きな堰堤が現れました。

写真
↑良さげな堰堤。プールはありませんでした。
     

堰堤は先ほどのルアーマンが当然、叩きまくったとは
思いますが、この規模の堰堤では珍しく水叩き直下に
水溜まり(プール)が無く大きな岩が沢山入っています。
逆にルアーマンが攻めにくい感じの堰堤です。
こまめに堰堤の流れだしをチェックしていく嫁。
ボサが張り出した竿抜けっぽい流れだしで明確なアタリ。
すかさず合わせますが、すっぽ抜け…。
「これは、ヤマメのアタリ!間違いない。おる!」と嫁。
10分ほど場所を寝かして再チャレンジ。
喰いが浅い様なので、3Bのオモリに換えて底に餌を
置いておく感じの向こう合わせ釣法です。
暫くおいてゆっくり竿をあげて聞き合わせると反応があります。
ビッシ!と合わせる嫁。バッチリとヤマメが掛かりました。
釣れたのは、これまた18cm弱のヤマメでした。

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↑今季の嫁の初ヤマメ。
     

これで本日は2人ともボウズは回避です!
ここから先は急に渓相が源流模様に変わります。
小さな流れに大きな岩が点在し、上空には木枝が張り出す
釣りにくい区間。でも10年くらい前に嫁と2人で、
この区間で良型を連発した。イメージの良い区間です。

写真
↑こんな区間です。源流な感じの区間。
     

さあ!いざ参らん!と気合いを入れる僕と嫁。
ところが急に空が真っ暗に曇り、大粒の雨が降ってきました。
しかも大粒の雨にみぞれまで混じり、あっという間に、
2人ともずぶ濡れ…。「あかん!終了しよ!撤収や!」
あわてて、退渓しクルマに戻った時点で、さらに雨脚が
強まります。なので、本日はこれにて納竿としました。
納竿時間はPM2:00。実釣時間は2.5時間程でした。
本命区間を釣る前の納竿は悔やまれますが、シーズンは
始まったばかり焦る必要もありません。
次の楽しみにおいておきます。
次回の釣行は3月末の予定です。

次回もガンバリます!

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川辺に芽吹くフキノトウ。春は近づいてますね。
     

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