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2022年5月21日(土)
記:ヤマチャン猿

渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・トリさん猿・シマダさん猿
天気:曇り 気温:17度 水温:13度

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少し遅くなりましたが、5月度の初釣行です。
ホーム河川は平水より半分の水位で大減水状態…。
それでも、渓の魚達は顔を見せてくれました。

少し遅くなった5月度の釣行です。
5月のGW釣行を避けたり、週末毎に雨だったり、
その他諸々の事情で釣行が延び延びなって、
ようやくの釣行が5月末になっちゃいました。
今回はヤマ・トリ・シマダの3猿での釣行です。
トリ→ヤマ→シマダ宅と車を巡回させ、大阪発は6:15。
車内は恒例のマスク着用で定時換気のコロナ対策です。
道中、コンビニに立ち寄ったりして、現地到着は9:00。
川を覗くと平水から30cm位下がりの大減水です…。
「今日はDRYFRYに絶好やない?」とヤマチャン。
「おおっ!今日はシマダDAYやね。」とトリさん。
「あんまり、プレッシャーかけんといてよ!」
「だけど風あるし、入渓時間遅いやん。」とシマダさん。
早くもボウズだった時の言い訳を始めています(笑)。
ヤマ・トリのコンビは駐車地点から少し下った場所。
シマダさんはさらに下流へと分かれて釣り開始です。

写真
↑かなり減水していました。平水−30cm程度。
     

川が大減水なので、仕掛けはチャラ瀬仕様にしました。
天井糸1号、空中糸0.2号、フロロ水中糸0.125号。
これに3号のジンタン。ハリはヤマメ針の3号。
竿は感度重視で流覇メタルトップを使います。
こんなのが僕(ヤマチャン)のチャラ瀬仕掛けです。
本日は曇り。「魚の警戒心も薄れて瀬に出てる。」と
判断しチャラ瀬を中心に釣って行きます。
仕掛けをゆっくりドリフトで丁寧に流していきます。
釣りを開始して早々にピクッとアタリ!
アタリが出たのはやはりチャラ瀬の瀬芯。
細仕掛けなので、足下まで寄せてタモで掬い上げました。
本日1尾目は18cm位の綺麗なアマゴです。

写真
↑黄銅色の綺麗なアマゴですね。
     

少し下流のトリさんに「釣れたで〜!」と声を掛けます。
「よろしおすな〜。」なぜか京都弁のトリさん。(笑)
どんどん釣り上がって行きます。淵や緩流箇所にも
竿を入れますが、アブラハヤ軍団が居座っています。
やはり本日の狙い目は「瀬」の様です。
瀬のあちこちからアタリは出ます。12cm〜15cm位の
チビっ子が連発で喰ってくるので、チビ回避の為、
針を5号に替えて、早アワセで釣って行きます。
瀬でも膝くらいの水深の所からは18cm〜20cm位の
少し型の良い魚がポンポンと釣れてきます。

写真
↑これは20cm位のアマゴ。格好良い大きな尾鰭です。
     

チビを含めるとアッという間にッ抜け達成。絶好調です!
釣りに夢中になってトリさんを忘れてました。(笑)
竿を置いてお茶休憩をしつつトリさんを待ちます。
トリさんが追いついてきました。「釣れた?」と僕。
「あかん!ここぞの場所でもチェイス無い。」とトリさん。
「そら、俺の後追いではアカンで!先行しろよ。」
「了解!」とトリさん先行にチェンジした1投目…。
「来た!やった!ルアー着水と同時に喰ってきた!」
トリさん本日ボウズ回避。歓喜の1尾(16cmヤマメ)です。

写真
↑トリさんGETのヤマメ。ちょっとピンぼけ。
     

トリさんのヤマメ写真撮影後。「リリースしてあげよ。」
「ええっ!せっかく釣ったのに!」
「大丈夫や!肉付のよい美味そうな塩焼きサイズの
ヤマメは俺の鮎バックの中にキープしてある。」
「そうなん。じゃあリリースするわ。」
トリさんのヤマメは元気に帰っていきました。
大きくなって、トリさんに釣られてあげてね。(笑)
その後も2人で楽しく釣り上がります。
瀬を中心に釣ると18cm〜20cmの魚がコンスタントに
釣れてきます。

写真
↑瀬芯で出た。ぽっちゃりアマゴ。
     

写真
細身ですが野性味あふれる顔つきのアマゴ。    
 

ヤマ・トリコンビで釣り上がり約2時間。この区間の
退渓点まで釣り上がったので、一旦、車に戻ります。
シマダさんに連絡をとり車まで戻ってもらいました。
「どうですか?釣れましたか?」
「2尾釣れた!内1尾はFRY着水前にジャンプで喰ってきた。」
「おお〜。下流でも活性高かったんや。」
「最初にそんな感じやったから、今日は爆釣か!と思ったけど
後が続かんかったわ。でもええ魚釣れたわ。」とご機嫌です。
これで本日は全員釣果あり!(ボウズ回避)です。

写真
↑1尾目のアマゴは岸際の流れから出たそうです。
     

写真
↑綺麗なアマゴですね。(シマダ猿GETの1尾目。)
     

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↑これはヤマメですね。(シマダ猿GETの2尾目。)
     

3人集まった所で相談。このまま此所を釣るも良しですが、
たまには違う河川にも2人を連れて行ってあげよう!と
約40kmの大移動。道中で昼食をとり、日本百名水の
瓜割名水を汲んでから、本日2箇所目の渓へ向かいます。

写真
↑瓜割の滝(日本百名水ランキング2位の水。)
     

本日2箇所目の渓に到着。
車で少し林道を上がり、竿を出しますが反応なし。
(トリ猿のルアー及びシマダ猿のFRYには反応あった様です。)
天気もグズつき、渓筋が暗くなったきたので早々に退渓。
車で中流域の集落まで降りてきて竿を出そうとした途端、
水田からの放水が始まり、川が濁り出しました。
「こら、あかん。場所移動するわ。」と本日2箇所から再移動。
本日3箇所目の川は渇水で断念。4箇所目へ再々移動です。
4箇所目。クルマを止めて、橋の上から川を確認。
ここも渇水でチャラいですが何とかなりそうです。

写真
↑本日最終地点(4箇所目)
     

橋の上から「あっ!魚が見えてる!」とトリさん。
「ほんまかいな?じゃあ釣れるかもな。」と
川に降りて竿を出しますがウグイ・オイカワ・
アブラハヤの外道3点セットが連発。
2尾ほどヤマメを掛けましたが空中リリースでした。
1時間程釣って時計を見ると17:00。
納竿としました。(この川ではボウズでした…。)

本日は3人ともボウズなしの良い日でした。
餌釣りは数も出て、それなりの釣りになりましたが、
もう少しルアー・フライに数が出て欲しかった所です。
どの川も減水していたので、次回釣行は雨待ちですかね…。

次回もガンバリマス。

写真
↑川辺に咲いていた薄紫の花。(多分…桐の花!)
     

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