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2022年6月05日(土)
記:ヤマチャン猿

渓猿会ホーム河川(メイン&サブ河川)
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:曇り 気温:24度 水温:18度

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嫁の実家で所用のついでに、渓へ行ってきました。
気温は快適でのんびり、ゆったりの釣りでした。
川は減水で渓魚達も少し雲隠れ模様でした。

6月に入りましたが、近畿・北陸は梅雨入りはまだの様です。
今回は嫁の実家で所用があり、それを済ませてから、
渓へと向かいました。嫁の実家に立ち寄った事もあり、
入渓時間はAM10:30と超遅々な入渓です。
「さあ、今日はどこから釣ろうか?」と僕(ヤマチャン)。
「じゃあ、いつもより下流から釣り上がろうよ」と嫁。
いつもは駐車地点より7〜8分程下ってから釣り始めますが
今日は15分程、川沿いの道をテクテク下り、入渓しました。

写真
↑本日の入渓点。
     

ほんとは写真の入渓点より、さらに下流まで歩いたのですが、
村の子供達が川の中を網でバシャバシャしていたので、
少し上流へ引き返した場所より入渓です。
川の開けた場所は足首水深…。田んぼの引水の影響です。
僕の仕掛けは超チャラ瀬仕様。水中糸・ハリス0.125通し。
竿はダイワEXPテクニカルチューン6.5mとしました。
嫁は水中糸0.3・ハリス0.15。竿はガマの極抜6.1m。
嫁の愛竿極抜は所々を補修してある10年超の老竿ですが
手入れをマメにしてる甲斐もあり、いまだ現役です。
以前トップの1番が折れた時に販売店を通じ、がまかつから
「極抜は廃盤になり暫く経つ事もあり、今後パーツが無くなる
ので必要なパーツは今の内に買っておいてください。」と言われ、
1番・2番の先端パーツは新品のまま買い置き保管してあります。
しかも、そもそも同竿を2本もっていたので、パーツは存分に
残っています(笑)。竿は大事に使えば長持ちするもんですよ。

写真
↑ヘタリもなく健在な極抜。(予備パーツも確保済。)
     

竿への思いにちょっと脱線しましたね。釣行記に戻ります。
いつもより、かなり下流より入渓した僕と嫁。
釣り始めて暫くはアブラハヤとウグイ軍団の猛攻です。
「あかんよ。この辺りはヤマメおらんよ。」と嫁。
「減水でヤマメは岩の下にでも隠れてるんかな?」と僕。
めげずに釣り上がり、30分後に瀬芯でようやく本命!
16cmくらいのアマゴがようやく釣れてくれました。
上流で釣っていた嫁も「釣れたよ!」と手を振っています。
嫁も同じ位のサイズのアマゴをGETです。

写真
↑本日の1尾目のアマゴ。ようやく登場です。
     

写真
↑嫁GETのアマゴ。スマートですが良い尾鰭。
     

とある地点を過ぎてからは、なぜか急に釣れ出しました。
「何やろ?チビやけど急にヤマメが釣れ出したよ。」と嫁。
「減水やからヤマメ達は遡上しとるんやろ。」と僕。
嫁も僕も外道ラッシュから、今度はチビヤマメラッシュ・
チビアマゴラッシュに悩まされます。
ハリを4号から6号に仕掛けサイズをアップします。
仕掛けを替えて暫くし、ようやくビビッ!アマゴ特有の
アタリがでました。本日最初のまともなアタリなので、
じっくり時間をかけて寄せました。ようやく納得の1尾
24cmくらいのアマゴを確保です。

写真
↑ようやく納得の1尾です。
     

入渓点より釣り上がり、駐車地点を越えて遡行を
続けます。渓相も変わり川幅も絞れて流勢、水深も
ある良場所が続く区間に到達しました。
水深がある事により良型が付いている雰囲気があります。

写真
↑こんな感じの瀬が続く区間です。
     

気合いを入れ直し流心を狙いガンバル嫁!
すると、嫁の竿がキュンと曲がりました。
「これは、ちょっといい感じよ。」
「バラさんように慎重にな!」
タモに無事に収まったのは体幅のある良いアマゴです。

写真
↑良い体躯の格好いいアマゴですね。
     

その後も瀬芯から良い魚が釣れてきます。
瀬脇や緩流帯はチビヤマメやアブラハヤが居座って
いるのでスルーパス。瀬芯中心に良型を狙います。
連発とはいきませんが、ポツポツと20cm前後の渓魚達が
顔を見せてくれます。魚達はよく肥えていい感じです。

写真
↑これも太いヤマメですね。
     

ふと時計を見ると、なんと15:00。4時間半も川の中。
本日は別漁協のサブ河川の調査もあるので退渓し、
コンビニのパンを囓りながら移動します。
車を約50分走らせてサブ河川に到着。
この河川(渓)は上流で長らくダム工事をしていたので
訪れるのは6年ぶり…。国道より林道に入り川見をしながら
竿を所々に入れてみますが魚信は薄く、たまに釣れるのも
アブラハヤのみ…。昔は小ぶりですがヤマメが良く釣れた
渓筋だったんですが…。

写真
↑小さな渓筋。昔はよく釣れたんですが…。
     

クルマでもう少し林道を上がってビックリ!
とんでもない大型ダムが目前に現れました。
「こんなダムが出来たのなら、渓魚が枯れるわけや。」
「すごいダムやね。でもダムの上流には居るかも?」
もう少し車を走らせダムの上流を調査します。

写真
↑林道を上がると突如現れた巨大ダム。
     

ダムが出来た事により、巨大なダム湖が出来て、
昔の渓は消失していました。(悲しい…。)
一応、ダム湖のバックウォーターまで車であがり、
ダム湖に流れ込む渓筋だけはチェックしてきましたが、
急に曇り、辺りが暗くなったので竿を出さずに終了。
本日は納竿としました。

写真
↑ダム湖上流渓筋。渓魚は生息できてるのかな?
     

本日は入渓時間も遅く、減水で厳しい釣りでしたが、
無事、ッ抜けの達成、いい魚達にも会えたので
OKですね。惜しむべきはサブ河川にできた巨大ダム。
また、1つの良い渓が消滅してしまいました。
ダム湖上流の渓筋も機会があれば、調査してみます。
次は梅雨開け釣行かな。減水が回復してくれないと…。

次回もガンバリます。

写真
↑オマケ写真その1(メイン河川のヤマメのアップ)
     

写真
↑オマケ写真その2(メイン河川のアマゴ)
     

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