記：ヤマチャン猿
渓猿会ホーム河川
釣 猿 ：ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気：雪 気温：2 度 水温：2度
2023シーズン開幕戦です！
渓猿会ホーム河川の様子見がてらチョット釣り。
雪が吹雪く中で短時間の釣行でしたが、
なんとかユキシロヤマメ・イワナに出会えました！
2023年2月です。我が渓猿会ホーム河川は2月1日が解禁日。
しかし今年は寒波が連続して襲来し、ホーム河川は雪だらけ。
2月の中旬も過ぎ、漁協に電話して状況確認すると、
「雪は減ったけど皆んな釣れてないよ。水温低いから」との事。
雪が下がり入渓できるならと、様子を見に渓へ行って来ました。
前日の土曜日に嫁の実家で所用があり、そのついでの釣行です。
ホーム河川まで約20分のホテルに前泊して渓に向かいます。
鑑札は前日の夕方に入手済み。朝起きてホテルから渓に直行。
渓に着きウェーダーを履こうとクルマを降りると、寒〜〜い。
気温は2度、雪もちらつき、風も強い。でも竿を出す。（笑）
入渓前に恒例儀式。今季の無事と好釣果を願い山神・川神様に
手を合わせから、いざ入渓。今季の初竿出しです！（祝）
↑入渓点の空模様…。雪雲でどんよりです。
↑川も雪解け水で増水しております。
雪解けもあって増水模様、水温も2℃。ウェーダー越しでも冷たい。
「寒い！冷たい！水多い！雪降ってる！」と嫁。
「まあ、せっかく来たんやから、チョット竿だそうよ。」と僕。
嫁は岸際から、なるべく川に立ち込まない様に竿を出します。
僕は川に立ち込み竿を出しますが、さすがに2℃水温はキツい。
嫁・僕とも小さなアタリは数回捉えますがハリには乗らず…。
魚達も寒すぎて「やる気・食い気」がない様です。
風もどんどん強くなるので、早々に退渓。
風の少ない山中の上流域へと移動することにしました。
↑冷たい川に立ち込むヤマチャン。
上流域の山間部へと移動してきました。
風雪はさらに強くなり、吹雪いてきました。
「もう、アカンで。心折れたわ。まだ釣るの？」と嫁。
「だって、1時間も釣ってないやん。もうチョット頑張れ！」と僕。
解禁初釣行。1尾だけでも渓魚の顔を見たいのでもう少し頑張ります。
↑更に悪化する天候。吹雪いております。
↑上流部の入渓点。山間部の小規模河川です。
上流域ではまず嫁が竿を出します。するとビクッ！と反応が出ます。
「来たっ！」合わせを入れる嫁。しかしハリに乗らず…。
「やっぱり活性低いな。送り込んで喰わさんと乗らんか？」と僕。
山間部は川が狭いので竿は1本出しでかわりばんこで釣ります。
僕の番。オモリを3Bにし川底に餌を置く感じで釣ってみます。
深みのある箇所に3Bのオモリ。アタリを取る気は無いです。（笑）
糸の動きと水中に沈めた目印の動きだけを注視…。
水中の目印が微妙に上流に向かってノッソリと動きました。
「ぬぅ〜」と竿をあげ、聞き合わせ！手元にビビッと魚信。
「やっと来たよん。」と僕。「やったね。」と嫁。
やっと会えました今季初のユキシロヤマメです。
↑薄暗く光量不足で黒く写っていますが綺麗なヤマメでした。
このヤマメを見て。心の折れていた嫁が復活！
「寒〜い」といいながらも目は燃えております。（笑）
僕と同じく、大きなオモリで餌を底に置いておく釣りです。
暫くして、「そぉ〜」と竿をあげるとビビッ！と引いています。
「私にも来たよ！」と言うと同時にハリがすっぽ抜け…。
「なんでよ！めっちゃ我慢して合わしたのに…。」
「餌を喰う気がないんやろ。目の前に来た餌を咥えてるだけやろ。」
再度、同じ箇所で粘りましたが、魚信が無いので場所移動しました。
雪もどんどん酷くなってくるので、本日の最終移動です。
↑本日の最終箇所。ここは2箇所目よりさらに小さな渓筋です。
「さあ、ここが本日最後やで！頑張れ！」と僕。
「寒すぎるし…もう帰りたい。」と言いながら竿を持つ嫁。
小さな流れの岩裏や流れのヨレを提灯仕掛けでピン打ちです。
釣りは嫁に任せて、周辺を散策する僕。約15分程経過…。
嫁が手を振っています。持っている竿の先には何やら魚が…。
「おおっ！釣れんたんかい！ボウズ回避やで。」と僕。
「もう釣れたし、納竿やん。寒いのよ。」と嫁。
細いですが綺麗なイワナです。素早く写真に納めリリースしました。
↑嫁、今季初釣果のイワナ君です。
嫁がこのイワナを釣って、とりあえず2人ともボウズ回避。
寒さに耐えきれず、即納竿としました。
実釣時間は約2時間程度。納竿時間はAM11:30。
まあ、低水温・雪解け増水・強風・吹雪の悪条件。
嫁・僕ともに1尾ですが、初釣行ボウズ無し。まあOKですね。
今年は雪が多いと聞いていましたが、川岸に雪はさほどありません。
でも気温・水温が２℃では、本格化は3月の末頃かもしれませんね。
少なくとも、次回釣行は2〜3週間後かな？
次回もガンバリマス。
↑本日は最後まで雪雲の曇天でした。
