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2024年3月16日(土)
記:ヤマチャン猿

渓猿会ホーム(2漁協管内河川)
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁・ITOちゃん猿
天気:晴れ時々強風 気温:12度 水温:8度

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2024シーズンのスタートです!
この時期にしては良型が連発!
今期は開幕戦から「良型乱舞」!!
最高のスタートを切る事が出来ました!

渓猿会の2024シーズンがスタートです!
本日は渓猿会のホームである2漁協管内河川を巡ります。
今日は僕(ヤマチャン)+ヤマチャン嫁+ITOちゃん。
3人で渓猿会開幕戦に挑みます。
5:30に集合後、大阪を出発。現着後にまずは鑑札購入。
鑑札所のバアチャンが「遠いとこから、よう来たね!」
「もう私も82歳やし、いつまでできるかね?」
「元気でいてよ!年券はバアチャンから買うって決めとる。」
「そう言ってくれると元気がでるわ。がんばるよ!」と談笑し
年券を購入。いそいそとウェーダーに着替えて入渓です。

写真
↑入渓点。今年は雪もないです。
     

入渓点は集落内のチャラ瀬区間。水温は8℃。
まずは、恒例の儀式。山神・川神様に手を合わせ、
今季の釣行の無事をお願いしてから竿を入れます。
竿は6.0m。仕掛けは通しで0.2号です。
駐車地点のすぐ下にある段差工落ち込みからスタート。
1投目は反応なし。2投目はモゾモゾ。3投目は小さなアタリ。
手首を返すとバッチリ掛かりました。小さなアタリでしたが
引きは強い!「ん?何や結構ひくぞ!」と少し慎重にやり取り。
浮いてきた魚は良型!よく空気を吸わしてからタモで掬いました。
タモに収まった魚はパワフルな良型ヤマメ。
この時期にしてはサビもなく綺麗な体色です。
今シーズンはいきなり良型からのスタートです!

写真
↑今季オープニングは良型ヤマメ!
     

これを見ていた嫁の闘志に火がつきます!
「私も良型釣るぞ!」とチャラ瀬に狙いを定めます。
「なかなか、この時期に良型おらんで。」と
言った途端に嫁の竿に反応!竿の曲がりも大きい!
「やった!でかいんじゃない。これ!」と嫁。
この時期になに喰ってるの?と聞きたくなる程、
ポッテリ肥えて体高もあり、まるで盛夏か晩秋に
釣れる様なグラマラスな良型ヤマメです。

写真
↑嫁も今季の1stフィッシュは良型!
     

「どうなってんの?良型連発やで!しかも錆びてもないわ。」
「今年は雪もないし暖冬だからかもな。」などと
言いながら、僕も嫁もご機嫌で釣りを続けます。
その後も良い感じで魚達からの反応があります。
この時期にお決まりのチビヤマメからの魚信はなく
一番小さな個体でも17cmはあります。
しかもアタリがあるのは、足首から膝までのチャラ瀬。
この時期のセオリーである水深のある箇所では、
なぜか全く魚信はありません。
釣れる魚も魚が付いている場所もまるで盛夏の様です。

写真
↑これも綺麗なひれピンヤマメ。
     

あっという間にツ抜けを達成。こんな調子の良い開幕戦は
記憶にありません。ホーム河川は成魚放流は一切
行わず、発眼卵と稚魚を秋口に放流するだけです。
なので、この魚の状態の良さ大きさは???です。
昔の渓猿会ホーム河川は成魚放流を行っていたので、
解禁日付近で爆釣!も度々あったのですが、
ヒレがボロボロの成魚を釣るのが嫌になり、
ホーム河川を当河川に変更して、10年程経ちますが
解禁日付近で、この釣果は初めての経験です。
橋の上から釣りを見学していた集落の爺ちゃんも
「あんたら、ええヤマメをよう釣るな〜。」
「この時期こんな釣れるのは見た事ないわ〜。」と
爺ちゃんが声かけてくれた途端にまたまた、
チャラ瀬から強烈な魚信!こいつは下流へ突っ走ります。
竿をタメつつ下流へ下りながら、タモでキャッチ。
その後も銀毛ヤマメを追加。笑いが止まりません。

写真
↑これも良いヤマメ。絶好調です。
     

写真
↑これは少し銀毛していますね。
 

僕がポンポンと良型を釣るの横目で見ていた嫁。
HP様の写真を撮っている少し上流のチャラ瀬で、
「私にも来たっ!これも良い感じやで。」と嫁。
嫁の方に眼をやると、竿がギュンと曲がっています。
嫁は魚を僕の足元まで誘導してきました。
こいつはタモ入れせずに写真撮影です。
「なんか、若干鼻曲がり掛けてるぞ。」と僕。
「金色なヤマメやね。かっこいい個体や。」と嫁。

写真
↑少し鼻まがり。金色ヤマメ。
 

上記の金色ヤマメを撮影した直後、また嫁が竿を曲げます。
「おいおい、マジかよ。どないなってるねん。」と僕。
「これも大きそうやで!」と嫁。
タモに納めた魚は、またもいい感じのヤマメ。
まさに、「良型乱舞」僕の一番好きな四字熟語。(笑)

写真
↑これもいいヤマメですね〜。
 

ここで、下流から上がってきた、ITOちゃんと合流。
僕の魚籠(鮎バック)を覗き込んだITOちゃんも
「この時期にしては良い魚ですね。しかも数も…。」
「暖冬の影響やろか?今年は雪も無いしな。」。
「ここは一旦、切り上げよ。全部釣りきってまうわ。」
「ですね。次回の為においときましょう。」と
僕、嫁、ITOちゃんの3人でクルマに戻ります。
結局、この区間を約1.5時間釣り、早くもツ抜け達成!
塩焼き用の良型3尾はキープ。後はリリースしておきました。
半年ぶりの塩焼きが楽しみです。

クルマを少し下流域へと移動して、再入渓。
少し移動しただけで渓相が一変します。
国道沿いですが、まさに山中の渓といった様相となります。

写真
↑本日2箇所目の入渓点。
 

本日2箇所目。ITOちゃんは上流へ。ヤマチャン夫妻は下流へ。
二手に別れて釣りをします。
「さあ!こっちでも釣るぞ!」と意気込んだのですが、
少し場所を変えただけ、水位がかなり上がっています。
また濁りも入っており、状況は一変。
魚達も濁りの影響で、ご機嫌ナナメの様でアタリも出ません。
約1時間粘って、1尾のみ…。ちょい痩せ気味の魚。
まあ、これがこの時期らしい魚ですが、先ほどの
良型ラッシュがあったので、若干、不満…。
人間、贅沢慣れはするもんじゃないです。(笑)

写真
↑本日2箇目のヤマメです。

2箇所目を1時間釣り、駐車地点でITOちゃんと合流。
「やりましたよ。DRYFRYで出ましたよ。」
「この水温でDRYによくでたもんやね。」
「意地でもDRYで釣ってやる!と思ってたんですよ。」
「まあ、サイズは小さかったですがね。」
ニンフを使わずにDRYで釣るんだ!って意地を通しつつ
キッチリ釣果を出す。さすが渓猿会が誇るFRYMANです。

写真
↑DRYFRYで釣った。ITOちゃん渾身のヤマメ。

ここで移動がてら昼食。昼食は福井名物ソースカツ丼。
目的のソースカツ丼を食した後は
同漁協管内の別河川へ向かいますが、ハプニング発生!
嫁の偏向グラスが無い!ITOちゃんを川で降ろして、
嫁と二人で午前中の河川へトンボ帰り。
無事サングラスは発見。入渓地点に落ちていました。
取って返して、ITOちゃんを降ろした川へ戻ります。
クルマで上流へ先回りしITOちゃんをピックアップ。
こちらの河川は大増水。魚の姿は見れず…でした。

写真
↑写真では解りにくいですが、増水しています。

ここからは大移動です。本日の第2目的である。
渓猿会のもう一つのホーム漁協鑑札購入のため
約40km高速道路で移動です。移動後、釣具店で
鑑札を購入。釣具店のお兄さん情報では、
「3月1日の解禁から釣果にはムラがありますよ。」
との事。時間は16:00。せっかく年券を買ったので、
釣具店から30分移動して、少しだけ釣る事にしました。
入渓時間は16:40。こちらの川の水温は5℃。
ウェーダー越しでも少し冷たく感じます。
「この水温では少し厳しいかも?」と思いながら入渓です。

写真
↑こちらはまさに源流渓相です。

時間もないので、3人で上・中・下流に別れて入渓。
僕(ヤマチャン)は上流から釣り下ります。
仕掛けは源流渓相なので提灯仕掛けにします。
6.0m竿に仕掛けは3.0mの2.0号通しとしました。
小さな落ち込みや岩裏の反転流をピン打ちしていきます。
結構反応はでますが、小さなアタリばかり。
早合わせで掛けていきます。釣れてくるのは15cm位の
ちびっ子達。まあ程よく遊んではくれます。
釣ってはリリースの繰り返しです。(笑)

写真
↑チビでも綺麗です。元気一杯。

写真
↑この位のサイズならポコポコ釣れてきます。

約1時間後、駐車地点に集合して納竿。
片付けなどを含めて帰路についたのは18:40。
2漁協を巡ったので遅くまで釣っていました。
本日はこの時期とは思えない好釣果。
開幕戦でこんな釣果と出るとはビックリでした。

【追記】
最終入渓点にて、嫁は朝のサングラス紛失(発見、回収済)
に続きまたまたハプニングに見舞われた様で、
愛竿のガマカツ極抜がクラッシュ。
仕掛けが木枝に引っかかり、軽く煽っただけで
#2と#4がポキンしたとの事。予備パーツも自宅に
あるのですが、#2の予備は無いので、やむ得ず極抜は引退。
約10年間。幾多の修理を繰り返し大事に使ってきた竿。
思い出も沢山ある竿。いままでお疲れさまでした。
なお、嫁は既に新竿購入検討委員会を発足しています。(笑)

次回もガンバリます

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