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2013年9月14日(土)
記:ヤマチャン会長
岐阜県 益田川水系 大洞川 小黒川 
釣 猿 : ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:晴れ 気温:32度 水温:18度

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8月は猛暑と渓の大渇水&仕事多忙で釣行出来ず…。
9月最初の釣行記は飛騨遠征釣行記&旅行記です!
わが家(ヤマチャン家)毎年恒例の温泉&渓流釣りです。
やっぱり、飛騨での釣りはサイコーに楽しかったです。

8月は渓猿会の福井・滋賀県ホーム河川は大渇水!
それに加えて、異常気温の酷暑続き&仕事続き…。
ついつい、渓から足が遠ざかっていました。
「最近、釣行記が増えてないゾ!」と当HPの読者からも
お叱りを受ける次第…。(スミマセン。)
これから禁漁の9月末まではラストスパートに頑張ります!

さて、久しぶりの釣行記はヤマチャン家恒例の岐阜遠征です。
13日の金曜早朝に大阪を出発し、下呂温泉に向かう途中に
郡上八幡に立ち寄り、僕のお気に入りの「桜間見屋」さんの
肉桂玉(ニッキ玉)を購入してから一路、下呂温泉に向かいます。

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↑下呂へ向かう途中に車から…。郡上八幡のお城!
      

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↑郡上八幡にある「桜間見屋」さんです。
歴史を感じる店構え!僕のお薦めは黒肉桂玉です。

宿泊先の下呂温泉に到着したのは、お昼前でした。
下呂は涼しいかな?と思っていたのですが、気温は32度もあり、
結構、暑〜い!でも温泉街中央に川が流れていますし、
また、本流益田川から川風が吹くと少しは涼しい感じがします。

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↑下呂温泉街。中央の川の両側に宿が並んでいます。

宿のチェックインまで時間があるので、下呂のガイドブック等には
必ず掲載されている下呂温泉街の有名店「ゆあみ屋」さんの
温泉プリンと温玉ソフト(コラーゲン入り)を食べに行きました。
温泉プリンは濃厚な味のプリン。温玉ソフトはソフトクリームと
温泉タマゴをグチャグチャにシェイクして食べると…
味は昔懐かしいミルクセーキの味になりました。
これも濃厚な味でとてもおいしかったです。

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↑「ゆあみ屋」さんの温泉プリンと温玉ソフトです。
     

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↑足元にはアマゴモチーフの下水蓋。

その後、少し山手にある温泉寺の湯掛薬師さんにお参りして、
明日の釣りに備えて早めのチェックイン。
早々に日本三大名湯の下呂温泉を堪能しました。

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↑温泉寺山門です。
     

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↑湯掛薬師さん。かけるお湯は結構熱かったです。

初日はゆっくり温泉・観光を楽しみ、2日目は渓流釣りです。
渓に向かう道中で日券を購入。すると漁協のおじさんが
「今日は25cm〜30cmのアマゴを追加放流するよ。」と
漁協管内マップに鉛筆で丸印を付けてくれました。
飛騨にまで来て放流魚に興味はありませんが、
とりあえず、おじさんが教えてくれた場所に車を走らせます。
現地についてビックリしました。放流箇所の付近だけ、
30〜40台の車が止まっており、橋の上から川を覗くと、
約5m間隔で釣り人が並んで竿を出しています。
「まるで、管理釣り場だね。人が並んで釣りしてるよ!」と嫁。
「渓流釣りの聖地にも節操の無い釣人がいるもんやな。」と僕。
こんな場所では釣る気になれず、車で上流へと向かいます。

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↑放流箇所の釣り人の群れ!

上流へ移動し、車の待避所の横に階段が付いている所を発見!
「これは、川に降りやすくていいや!」と
本日1ヶ所目の入渓点を、この場所に決定しました。
さっそく、川へ降りて竿を出すヤマチャン猿嫁!
嫁がチャラ瀬に竿を入れると同時に小さなアタリ!
飛んできたのはチビアマゴですが、今回遠征初の飛騨アマゴです。

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↑早速、頑張るヤマチャン猿嫁。
     

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↑一尾目は、チビチビ飛騨アマゴ。

それを見て、僕(ヤマチャン)もテンションアップです。
嫁に負けじと、竿・仕掛けを用意して竿を振り込みます。
するとガンガン瀬の瀬尻で明確なアタリ!
少しチビですが、きれいなアマゴでした。

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↑僕(ヤマチャン猿)の一尾目もチビアマゴ!

ここから、チビチビアマゴ軍団の大爆釣が始まりました。
僕・嫁、共に1投1尾でボコボコに釣れて来ます。
魚は小さいですが、2人で楽しく釣りを続けます。
基本的にはチビアマゴがメインで釣れてきますが、
時折、18cm〜20cm程度の型も混じります。

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↑チビですが綺麗ですね。川の透明度もサイコーです
     

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↑小さいですがこれも綺麗なアマゴ。
     

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↑このサイズがメインですがボコボコ釣れます。

オールリリースでドンドン釣り上がっていきます。
約2時間で、2人合わせて50尾程釣った頃に、
何処からか、お昼のサイレンが聞こえて来ました。
一旦、釣りを切り上げ、車で昼食&移動です。
車で、さらに上流に移動しましたが、道路が急に舗装から
砂利に変わり、道幅もドンドン細くなってきます。
蘇る3年前の奥飛騨林道でのオイルパン損傷の悪夢。
(詳しくは2011年8月27日の釣行記を読んで下さい。)
慌てて車をUターンさせて、漁協マップを見ながら、別の支川の
小黒川を目指します。途中、トイレ休憩に「道の駅」へ立ち寄ると
数人の地元の釣り師が「道の駅」裏で釣っていました。
話を聞くと、朝一番からアマゴ放流箇所で釣っていたけど、
あまりに釣れ無いので、場所を移動してきたとの事。
僕と嫁が先程、上流域で爆釣した話をすると、
「春先ならともかく、この時期にそんなに釣れた事ないよ。」
「地元の人はそんな場所で釣らないから、魚が溜まってるんかな?」
「家に持って帰る魚が、釣れて無いんで場所を教えてよ!」との事。
じゃあと詳しく場所を教えてあげて、僕と嫁は小黒川へむかいました。

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2か所目。小黒川です。川石も大きく源流模様。

2か所目の小黒川。こちらの川も尋常でない水の透明度です。
「このまま飲めそうなくらい綺麗な水だね。」と嫁。
福井・滋賀の渓猿会ホーム河川の水も綺麗ですが、
こちらの水のほうが透明感が数段上です。
早速、2人で釣り開始。こちらでも早々にアタリがでます。
まずは僕が1尾を釣り上げ、嫁も続いて釣り上げます。
この川も魚影は濃い様です。

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↑場所移動後、一発目のアマゴ。
     

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↑こちらは嫁が釣りあげたアマゴ。

その後、少し釣りあがった箇所で、嫁に強いアタリ!
「結構いいサイズかも?」と慎重に寄せる嫁。
しかし、引き具合がどうも怪しい感じです。
妙に流れを下ろうとしたり昇ろうとしたり、変な感じ…。
嫁も釣り上げてガックリ…。やっぱり虹鱒でした…。
益田川漁協さんにお願いです。
これ程、美しく素晴らしい川に外来魚はいらない。
虹鱒の放流なんて止めて、アマゴ・岩魚だけにして下さい。

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虹鱒です。悲しいことに、こいつが本日の最長寸23cm。

その後は、嬉しい事に虹鱒は釣れずに綺麗なアマゴ達が、
遊んでくれました。結局こちらの川でも約1時間で
15〜20尾。エサがなくなったので2時半に納竿としました。
今回の旅行はチビアマゴ達にしか会えませんでしたが、
それなりに楽しく釣りが出来ました。
やっぱり、飛騨はいいな〜!(川のスケールも魚影の濃さも凄い!)
下呂、奥飛騨、奥飛騨、下呂と4年連続で岐阜に来ていますが
来年もやっぱり、下呂か奥飛騨に来たいと思います。

今年も9月末禁漁まで残すところあとわずか。
頑張って釣行記アップしていきます!

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↑チビですが美しい魚体です。
     

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↑来年もこの子達に会いに来たいものです。

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2013年9月21日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 ホーム河川 
釣 猿 : ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:晴れ 気温:30度 水温:18度

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先週末の台風18号は全国的に大きな被害を出しました。
福井県嶺南にある渓猿会ホーム河川にも大雨が…。
ホーム河川の状況を調査がてら、釣りに行って来ました。
良型アマゴ2尾と尺上岩魚が顔を見せてくれました!

先週の台風18号は関西・北陸に甚大な被害(水害)を出しました。
当会ホーム河川のある福井県嶺南地方にも大雨が降りました。
福井(若狭)に住む親戚宅にも、避難勧告が出たそうです。
親戚から話しを聞くと、「河川は警戒水域を超えていた。」
「河川も濁流で渦が巻いていたよ。」と大変だった様です。
幸い、親戚の住む集落に大きな被害は無し。ヨカッタ…。
そうなると、気になるのはホーム河川の状況と渓魚達の様子です。
9/21(土)に、ホーム河川の調査を含めた釣りに行って来ました。
現地に到着して、川を覗きこむと増水・笹濁りではあるものの
土砂が堆積している事もなく、河川にさほどの被害はないようです。

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↑川は土砂堆積もなく大丈夫でした。(ヨカッタ!)
      

河川自体に大きな損傷はありませんが、渓魚達は…?
早速、調査の為に仕掛けを準備し、竿を振り込みます。
水位は通常の約30cm増し。水勢もかなりあるので、
水中糸をナイロン0.2号、オモリ4Bで流れの脇を狙います。
3〜4投目で明確なアタリ!魚は瀬を下ろうとします。
増水の水勢も手伝って結構な手ごたえと重みです。
思い切って抜きました!釣れたのは元気一杯の岩魚でした。

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↑元気イッパイ!綺麗な岩魚。

しばらくすると、地元のオジサンがやってきました。
「この間の台風で川は濁流だったよ。」
「もう少しで、川は決壊・越流しそうだった。」
「それは、大変でしたね…。大丈夫だったんですか?」
「うちの集落は大丈夫だったよ。でも田んぼの排水が大変!」
などと世間話をしながら釣りを続けます。
世間話中も魚がチョコチョコと釣れてきます。
釣れる魚は小振りですが、どれも綺麗な個体です。
これだけ、釣れてくるのなら渓魚達も大丈夫!
無事、台風の増水を乗り切ってくれた様です。

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↑綺麗なヤマメです。
     

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↑このサイズがチョコチョコ釣れてきます。

地元のオジサン情報では、上流の林道は台風の影響もなく、
「林道は車の通行に支障はないよ。」との事なので、
嫁と相談して、少し上流域で釣って見ることにしました。
僕(ヤマチャン)と嫁は藪沢での釣りがあまり好みではないので、
なるべく、竿が振り込める様な場所を探して釣りを続けます。

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↑上流域、林道沿いはこんな感じです。   

上流域では、川の水も笹濁りがとれて、凄い透明度です。
やはり、下流域の笹濁りはオジサンが言っていた様に、
田んぼからの放水(排水)が原因の様です。
竿の振り込めるチャラ瀬を中心に釣りあがります。
上流域でもサイズは出ませんが、綺麗な渓魚達が
ポツポツと釣れてきました。

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↑上流域。渓の水は透明度抜群です。
      

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↑朱点が多めのアマゴ。(チビですね〜。)
      

その後、再び山を下って集落を抜け県道と河川が
並行している箇所で釣りをする事にしました。
県道際の待避所に車を止めて、川へと降ります。
瀬芯に深みがある瀬の開き(チャラ瀬)を発見!
水量・水深・水勢・場所の雰囲気、全てがとてもいい感じ。
僕(ヤマチャン)の大物レーダーが最大級に反応します。
水中糸をフロロ0.3号。オモリを少し大きく4Bにしました。
瀬脇から瀬芯に巻き込む流れに乗せた1投目。
下流に流れていく目印がユックリと上流側に振れました。
すかさず合わすと、ビィーンと糸鳴りがする程の強い引き!
魚は強い流れに乗って、一気に瀬を下ろうとします。
瀬芯でヤリトリすると、糸が切られそうなので、瀬の開きまで下り、
慎重に取り込みました。釣れたのは26.5cmの良型ヤマメでした。

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↑ガンガン瀬で出た良型ヤマメ。納得の1尾!
     

車で休憩していた、嫁を呼んでHP用の写真を撮影。
撮影後、リリース!弾丸の様な速さで瀬に帰って行きました。
その後、その周辺の瀬を中心に嫁と2人で釣っていきます。
結構な好反応で、僕も嫁もポンポンと釣り上げます。
渓魚達の活性は最高潮みたいです。

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↑どれも元気なアマゴです。
      

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↑サイズも段々と良くなってきます。

しばらくして、嫁と間隔(距離)をあけて釣っていると…。
上流から嫁の吹くバードコールの音が聞こえてきます。
「何?なんかあったんやろか?」と嫁の元に向かうと…。
なんと、嫁のタモには大きな岩魚が入っていました。
深瀬の流れ出しでHITしたそうです。
「マジか…。こいつは尺はあるぞ!」とメジャーで計測すると
32cmの尺上岩魚でした。

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↑嫁GETの尺上岩魚です!
       

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↑尺上岩魚と記念写真の嫁。

尺上岩魚は嫁と記念写真撮影の終了後に、
「もっともっと大きくなれよ!」と願いこめて、リリースしました。
岩魚は、元気に上流へ向かって突っ走っていきました。

その後、またまた二手に別れて釣りを続行します。
僕(ヤマチャン)も瀬芯を中心に良型狙いで頑張ります。
20cmクラスを数尾を追加した時、瀬芯で強いアタリ!
これまた、強烈な引きです。「嫁の尺岩魚サイズはないかな?」と
思いながらも、いい引きなので慎重に取り込みました。
今度も先程のアマゴと同クラスの26cmの良型でした。

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↑本日2尾目の良型アマゴ!
     

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↑上のアマゴをアップで、精悍な顔付きです。
     

このアマゴも嫁に写真撮影をしてもらった後、リリース!
「今日は2人とも絶好調!来てよかった!」と嫁。
更にサイズアップを狙って、PM17:30まで釣り続けましたが
そう、うまくはいかずチビアマゴばかりが釣れました。
本日の釣果は前述の良型3尾。
18cm〜20cmクラスが7〜8尾。チビ多数でした。
針がかりが悪かった魚だけキープしました。
先週の下呂温泉釣行に続いてとても楽しい釣りになりました。

嫁はこれで今シーズンは納竿!
今年最後を尺上岩魚で締める最高のシーズンでした。
僕(ヤマチャン)は来週ラスト釣行予定!
来週もいい釣りがしたいものです。

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↑こんなチビが沢山釣れます。
     

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↑どの渓魚もきれいな体色でした。(これはヤマメ。)

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2013年9月28日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 ホーム河川 
釣 猿 : ヤマチャン猿・ヨコチャン猿・セッシー君
天気:晴れ 気温:25度 水温:16度

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今シーズンのラスト釣行は福井県ホーム河川です。
先週と同じく、渓魚達の活性はMAXでした!
チビに交じり、良型アマゴ・良型岩魚も出ました!

今回の釣行が、今シーズンのラスト釣行になります。
「ラストの釣行はどこにするかな?」と悩みましたが、
先週、好調だった福井ホーム河川に行く事にしました。
理由は今回釣行に、ゲストのセッシー君が同行するので、
一度、セッシー君に福井の河川を案内してあげたかったから。

僕(ヤマチャン)はいつも通り、嫁の実家に金曜の夜から前泊。
ヨコチャンとセッシー君は土曜日早朝に大阪を出発!
現地にて合流する事にしました。
僕(ヤマチャン)が現地に到着したのはAM7:00。
大阪組が来るまでの間、早速、竿を出します。
第1投目からツンと小さなアタリ。本日もチビからスタートです。

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↑やっぱり、今日もチビヤマメから…。
      

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↑このサイズがチョコチョコと釣れてきます。
      

その後も、チビがチョコチョコと釣れてきます。
「場所を変えようかな?」と思っていると、携帯に着信!
ヨコチャンからです。「もう少しで到着します。」との事。
僕の車は県道沿いの解り易い場所に止めてあるので、
この場所で待つ事にしました。
約10分後、大阪組が到着。と同時に良いアタリ!
釣れてきたのは綺麗なヤマメでした。

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↑これも綺麗なヤマメ。(ちょっぴりサイズアップ。)

「おっ!いい感じで、釣れてますね!」とヨコチャン。
「綺麗なヤマメですね。」とセッシー君。
「ここは成魚放流がないので綺麗な魚ばかりだよ。」と僕。
3人で同箇所で釣るのは無理なので、上流へ場所移動します。
少し上流にある川沿いの駐車場に到着。
2人をここに残し、僕はさらに上流域の様子を見に行きます。
椎茸畑の脇に車を止めて、入渓点を探します。
竿を入れる場所を探して、林道を歩いて行きます。
少し歩くと、林道から直接、竿が入る溜まりを発見!
早速、竿を伸ばして溜まりにエサを投入します。
エサを入れると同時にガツン!とひったくる強烈なアタリ!
「ゲッ!これはデカいぞ!こんな小さな溜まりやのに!」
魚は上流へ走ろうとしますが、あまり走らせると仕掛けが
上空に張り出している木の枝に引っかかってしまうので、
竿(極抜)のパワーで少し強引に溜まりに引き戻します。
同じ動作を数回繰り返して、ようやく魚が浮いて来ました!
「おおっ!岩魚やな!尺はあるぞ!」とドキドキです。
魚がデカくて抜くのは無理なので、竿を木にかませておいて、
溜まりまで降りて、タモで良型岩魚をすくい上げました。

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↑良型岩魚。太い体躯です!
     

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↑体側をアップで!美しい体色です。

「これは尺はあるぞ〜。」と採寸すると、
サイズは29.5cmでした。残念!少し尺に届かず…。
尺には8mm足りませんでした。
体もデップリと太っています。体幅だけなら、
先週に嫁が釣り上げた尺上岩魚よりも太い様です。
産卵期(繁殖期)に向けて、エサを荒食いしているみたいです。
「頑張って、子孫を沢山残してくれよ!」と願ってリリース!
岩魚はチャラ瀬を一気に上っていきました。

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↑いい顔してます。尺になってから会いたいもんです。   

下流域に戻り、2人と合流。「釣れたんかい?」と僕。
「ダメです!釣れませんね〜」と2人とも元気がありません。
じゃあと、実績のある少し下流の場所へ移動します。
ここで僕(ヤマチャン)は竿を置いて、ヨコチャンにコーチします。
オモリのチョイス、ハリスの長さ、投餌点等を伝授します。
仕掛けを改良した、1投目にツンとアタリ!
ヨコチャン!本日1尾目のヤマメをGETです。

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↑少し小振りのヤマメです。(ヨコチャンの本日1尾目)
      

その後、同箇所で2尾のヤマメを追加のヨコチャン!
その少し上の落ち込みで、セッシー君は2尾の岩魚をGET!
ようやく、2人も調子が出てきた様です。

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↑セッシー君がルアーでGETした岩魚です。
     

その後、約1時間ほど釣ったところで昼食にしました。
昼食は福井名物「ソースカツ丼」です。
以前も紹介しましたが、とっても美味しいカツ丼です。
関東出身のセッシー君も「うまいですね〜。」と喜んでくれました。

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↑「福井名物 ソースカツ丼」。いつ食べても美味しいです。
      

昼食後、河川チェンジしたのですが、風が強くて釣りにならず…。
再び、午前中釣っていた川の2km程下流へ戻りました。
ここはひざ下程度のチャラ瀬が延々と続く区間です。
仕掛けをチャラ瀬仕様に変更しました。
水中糸0.2号、ハリス0.125号、オモリを5号まで落としました。
瀬の底波をユックリ流すと、場所を問わずに反応が出ます。
ここも渓魚達の活性は高い様です。

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↑移動後、頑張るセッシー君(手前)とヨコチャン(奥)。
       

反応は良いのですが、釣れてくるのは16cm位のチビばかり。
少し釣りあがった所で、ようやく良いアタリが出ました。
チャラ瀬を下ろうとする魚を、竿をタメて止めます。
魚を泳がせながら足元まで寄せてタモに収めました。
釣れたのは24cmの良型アマゴでした。

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↑チビ軍団の中からようやく出た良型アマゴ。

その後もドンドン釣りあがり、先行する2人に追いつきました。
「ダメです。ウグイの猛攻撃ですよ〜。」とヨコチャン。
仕掛けを見ると、オモリが少し大きいみたいです。
「水勢・流量を考えて、オモリをチョイスしないとダメ!」
「魚は瀬に出てるから、小さいオモリで瀬を流すんだよ。」と僕。
ヨコチャンはトロ場や落ち込みを狙い、ウグイ軍団に攻撃された様です。
お手本に一度、瀬釣りを見せてあげます。
瀬芯ですぐにアタリ!一撃でアマゴが釣れました。
「ほら、瀬に出てるやん。トロ場狙いだとウグイしか釣れんゾ!」
「なるほど〜。」とヨコチャン。瀬釣りを少し理解してくれた様です。

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↑お手本で釣り上げたヤマメ。
     

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↑これはアマゴ。このサイズなら瀬を中心にドンドン釣れます。
     

その後は、3人で交互に釣り上がります。
釣りあがると「これぞ!」という場所を発見。
かなり流れのキツイ瀬から開けたチャラ瀬&トロ場です。

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↑渓魚が付いている雰囲気が出まくってます。
     

この絶好のチャラ瀬&トロ場を、早速3人で攻めます。
セッシー君のルアーにも好反応!
この場所で4尾程を追加します。
ヨコチャンは…。いいアタリを合わせミス。
「合わせが遅いですよ!」とセッシー君。
「修行が足りんゾ!もっと素早く合わせろ!」と僕。
「はいはい。解りましたよ。」と若干ヘコみ気味のヨコチャン。
その後、僕(ヤマチャン)が竿を入れます。
4〜5回流した時に小さなアタリ!すかさず合わすと
以外とよく引きます。「いいんじゃないですか?」とセッシー君。
ハリスが0.125号なので、少し慎重に寄せました。
釣れたのは先程のアマゴと同サイズのヤマメでした。

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↑良型ヤマメ。これも24cm程度。
     

このヤマメを釣ったところで時間を見るとPM4:30。
大阪まで帰る事を考えて、ここで終了としました。
本日の釣果は3人合わせるとチビ多数。
良型アマゴ・ヤマメ5尾。良型岩魚3尾。尺足らず岩魚1尾。
今シーズンの締めくくりとしては、まあまあの釣果でした。
多数のチビと尺足らず岩魚はリリース。
その他の良型は、今期最後の塩焼きを楽しむ為にキープ。
針掛かりの悪いチビは唐揚げ用にヨコチャンが持ち帰りです。
道具を全て片づけてから、最後に、山の神様と・川の神様に
今年も怪我なく、無事に釣りが出来た事を感謝して納竿としました。

今シーズンも良い釣りができました。
来シーズンも良い釣りができます様に…。
※来シーズンは2月に始動する予定です。

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