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2014年6月16日(月)
記:ITOちゃん猿
三重県 櫛田川
釣 猿 :ITOちゃん猿
天気:晴れ 気温:27度 水温:18度

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盛期の本流狙いに行ってきました!
アクシデントに見舞われましたが、
良型アマゴに出会えました!!

梅雨に入りました。
川は10日程前の梅雨入り直後に降った大雨の増水が
治まり、2、3日前から平水に戻っています。
今回は、ウェットフライを使って、本流で一発大物狙いです。
ウェットフライは水面下を流すフライで、流れを横切らせたり、
引っ張ったりと、アクションを加えて釣っていきます。

AM9:00釣り開始。1ヶ所目のポイントは、大きな淵と淵との
間の、距離の短い深瀬です。流速が速く、大きく波立った流芯を
横切るようにフライを流していくと、手元に「グー」っと重くなる
アタリ。この日1匹目の魚は元気いっぱいで、水面を跳ね回って
抵抗して、ネットに収まった後も、大暴れするので、写真を撮るの
を断念してリリース。23cm程度のきれいなアマゴでした。

1ヶ所目はこの1匹のみで、車で次のポイントへ移動。
2ヶ所目は川幅の広い浅い瀬で、いい石がたくさん入っている
ポイントですが、川に降りてみると、この日の水量では流れが
速すぎる感じです。「ちょうどいい流速の深みはないかな?」と
キョロキョロしながら瀬を歩いていると、ツルツルの石に足を
乗せてしまい、滑ってバランスを崩しました。幸いにも横に
出ていた岩につかまって、転倒は間逃れましたが、
「危なかった。」と立ち上がると竿がおかしい。
グリップの少し上の辺りから先が折れ曲がって、
「ぶら〜ん」となっています。「折れた・・・」
岩につかまったときに竿を打ちつけてしまったようです。

写真
↑折れました(泣)

ショックでしばらく立ち尽くしていましたが、竿無しでは
どうすることも出来ないので、とりあえず車へ。
想定外の出来事に、すこしボーっとした感じですが、
小渓流用にしている短めの竿も持ってきているで、その竿で
釣りを続行することにして、支流の上流へ向かいます。

上流域も平水でちょうどいい水量になっています。
上流域では、ドライフライで釣り上がっていきます。
増水のあとということもあって、魚の反応は良く、
いい感じに釣れてきます。

写真
↑このサイズから

写真
↑このサイズまでがよく釣れました。

数釣りを楽しんでいると、竿が折れたショックからも徐々に
立ち直ってきました。「この感じなら、本流でも魚の反応
がいいんじゃないかな。短めの竿でも本流で釣り出来るし。」
今日の目的である本流釣りに戻ることにして山を下ります。

もう夕方でポイントを何ヶ所も移動することができないので、
長い瀬が続くポイントに入ることに。
こちらもちょうどいい水量で期待できそうです。
フライをウェットに戻し、しばらく瀬の中の
落ち込みになっているところを狙っていると、
手元に「ガツッ」と鋭いアタリ。かなりの手応え!
本流の良型アマゴをGETする事が出来ました。

写真
↑26cm 厚みのある魚でした。

写真
↑白泡の中にいました。

その後、アタリは無く、瀬を釣り切ったところで終了としました。

アクシデントがありましたが、数も釣れたし、サイズも出たし、
いい釣りが出来ました。

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2014年6月27日(土)
記:ヤマチャン猿
福井県 ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
天気:曇り時々雨 気温:26度 水温:16度

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久しぶりに嫁と2人で釣りに行ってきました。
初夏の渓は心地よく、マイナスイオン浴で
体も心もリフレッシュ!の釣りをしてきました。

梅雨ですが関西地方及び渓猿会ホーム河川のある
福井県嶺南地方には、まとまった雨が降りません。
漁協に確認しても「本流筋で-50cm減水。」との事。
そんな状況が5月中旬から現在まで続いています。
且つ、ちょっと仕事の方が忙しくて休みの日まで
動く気力が起きず、気が付けば前回釣行は4月26日…。
「水が無い、仕事が忙しい、だから、渓に行けない。」では
渓猿の名折れ。「これはイカン!」と急遽、釣行決定です。

嫁の実家に前泊して、福井ホーム河川到着はAM6:00.
現地到着後、いつもの入渓点より渓へと降ります。
渓はやはり減水気味で足首水深です。

写真
↑渓は漁協の情報通りの減水でした。

「これじゃ落ち込みや溜まりしか釣りにならないね。」と
嫁と話しながら、僕は下流、嫁は上流で釣りを開始。
僕はチョウチン仕掛けで小さな落ち込みを点々と釣ります。
嫁は少し上流にある大堰堤の溜まりに狙いを絞ります。
小さな落ち込みは、アブラハヤ軍団に占領されていました。
減水の影響で落ち込みも少なく、竿をあまり出せないまま、
すぐに嫁のいる上流の堰堤に到着してしまいました。
「アカン!全然ダメ!水が少なすぎ!」と僕(ヤマチャン)。
「ここは気配あるよ。目印に少し反応あるもん。」と嫁が、
言ったとたんに良いアタリ!クィッ!と合わせる嫁。
バッチリ!針に乗せました。釣れたのはまずまずの岩魚でした。

写真
↑これが本日の一尾目!いい岩魚です。(ややピンボケ)

僕も負け時とチョウチン仕掛けを竿先イッパイまで沈めて
堰堤溜まりの底を狙います。暫くするとグィッと
抑え込む様なアタリ!。竿先がシナリます。
一気に抜こうと思ったのですが、結構な重みを感じます。
少し慎重に3mのチョウチン仕掛けでのヤリトリです。
「おっ!なかなかの型じゃないの?よく引いてるし!」
「結構、走るし、重たいし、良型やぞ!」
暫くしてあがってきたのは、よく肥えた良型岩魚でした。

写真
↑デップリ超えた良型岩魚!パワフルな引きでした。

その後、暫く同箇所で粘りましたがアブラハヤしか釣れないので、
場所を移動する事にしました。思い切って山を下り集落の
中を流れる本流筋へ向かいます。山中の渓筋は水が少ないので、
支流の集まる本流筋の方がまだ水があるだろうとの判断です。

集落中の本流筋も減水していましたが、山中よりはまだマシ。
チャラチャラ水深ですが、足首上までの水深はあります。

写真
↑本流も減水。チャラチャラでした。

「厳しいんじゃないの?水が無いよ〜」
「山中渓筋よりはマシやろ。まぁ一度やってみよ!」と
嫁と話しをしながら川へと降ります。
ところが、予想に反してここから爆釣が始まりました。
チビがメインですが、いたるところでアタリが出ます。

写真
↑こんなチビヤマメがドンドン釣れてきます。

「あれれ!なんかドンドン釣れるんですけど?」
「さては、減水で釣人が暫く来てないみたいやな。」
なにせ、川は蜘蛛の巣だらけ、少なくとも近々に釣人が
入った形跡がありません。
嬉しい予想外の爆釣に、僕も嫁もご機嫌モードです。

写真
↑チビとこのサイズが5:5の割合で釣れます。             
           

写真
↑釣りに頑張るヤマチャン猿嫁とヤマチャン。(久しぶりに写真登場の2人)
           

写真
↑成魚放流はないので、綺麗な個体ばかりです。

ポンポンと調子良く、お昼過ぎまで釣ったところで、
ブドウ虫2箱とミミズ1箱が無くなり釣り終了としました。
結局、2人合わせて30〜40尾の爆釣でした。
針かかりの悪かった魚はキープし、その他はリリース。
久しぶりの釣りは大満足の釣りでした。
やっぱり、渓はいいですね。マイナスイオンをたっぷり
浴びてリフレッシュする事ができました。
これで一雨来ると、大きな魚も動くでしょう。
次回釣行が楽しみです。

写真
↑このヤマメが本日のラストでした。            
        

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