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2015年2月21日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿
天気:晴れ 気温:10度 水温:3度

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2015年の開幕戦は福井ホーム河川。
低水温のタフコンディションでしたが
綺麗なヤマメが顔を見せてくれました。

2015年渓流釣りの開幕戦です。
開幕戦は僕(ヤマチャン)とITOちゃんでの釣行です。
場所は福井県嶺南の渓猿会のホーム河川です。
大阪をAM5:00に出発、美しい琵琶湖の朝焼けを眺めながら
車を走らせて、現地にはPM7:30に到着!
まずは、いつもの券売所に立ち寄り情報収集すると、
「今年はもうサクラマスが上って来とるぞ!」とオジサン。
「マジで!じゃあ本流に行ってみるわ。」と僕達。
今期の初釣りは本流からのスタートとなりました。

写真
↑ホーム河川へ向かう道中。(琵琶湖の朝です。)

本流へ入川しましたが、雪解け水ですごい水勢です。
水深は膝上程度ですが流れの押しが強くて、
チョット危ない感じ…。なるべく流れの弱い箇所を探し
川に立ち込み、釣り開始。まずは堰堤際の落ち込みを
狙いましたが反応は無し。次に落ち込みからの流れ出しを
ユックリを流すと、ビクンッ!と明確なアタリ!
魚は掛ると同時に下流へ突っ走ります。
「よしっ!来たぞ!でもサクラマスではないな。」
でも、今期初の魚なので慎重に手元に寄せて無事GETです。
釣れたのは、銀毛化しつつある個体でした。

写真
↑銀毛気味の個体。こいつが大きくなればサクラマス。

その後、暫く粘りましたが、水位が上がり始めたので本流を撤収。
渓筋へと向かいます。とはいえ、上流部はまだ雪深く林道も
除雪されていないので、中流部の集落付近での釣りとなります。
2か所目の入渓点到着後、ITOちゃんが上流へ、僕は下流へと別れ
釣りを始めます。支流の渓の水は、さらに冷たくて水温は1度。
「これじゃぁ、さすがに厳しいか?」と思いながらも竿を出します。
入渓点から30m程歩いた所に小さな落ち込みを発見。
この落ち込みの前後はチャラ瀬が続いています。
「魚は瀬には出ていないし、この落ち込みは狙い目!」と
餌をクロカワ虫に付け替え、そっとキャスト。
すると、ヤマメらしいツン!としたアタリ!
釣れたのは、サビも無い綺麗なユキシロヤマメでした」。

写真
↑ユキシロヤマメ。今年も開幕戦で出会えました。

その後、チビをポツポツ釣った所で昼食としました。
昼食後、移動した3か所目はユキシロの濁りがかなり強く、
1時間程頑張りましたが、アタリも全く無いので、
ITOちゃんと相談して、少しでも濁りの少ないであろう
上流部に移動。これが正解でした。
サイズは出ませんが、いたる所でヤマメが釣れてきます。
釣れるのは、12cm〜15cm程度のチビヤマメがメインですが
時折、18cm位の肉付の良い魚も交じり楽しく釣りが出来ました。

写真
↑上流部はこんな感じ
     

写真
↑この個体はサビてますね。この時期らしい魚です。
     

写真
↑この子は綺麗な体色です。
     

写真
↑本日の最長寸ヤマメ(19cm)。綺麗な個体。
     

最後に上の写真のヤマメを釣った所で、エサが無くなったので、
本日はPM4:30に納竿としました。
フライマンのITOちゃんはニンフで頑張りましたが、
あまり釣果は出ませんでした。よい魚も掛けましたが
針ガカリが浅く、痛恨のバラシ…。
この低水温&強い水勢ではフライには厳しい状況でした。

まだ気温・水温は低く、渓の春の訪れはもう暫らく先の様です。
次回、釣行も頑張ります。

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2015年2月28日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 若狭ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿・セッシー猿
天気:曇り 気温:8度 水温:1度

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今週も福井県若狭ホーム河川へと出撃してきました。
サイズは出ませんが、チビの顔はたくさん見れました。

先週の開幕戦に続いて、今週も渓へ出撃して来ました。
今週は先週と同じ福井県嶺南地方でも、別の漁協管轄河川です。
セッシーは、今期の初釣行で気合入りまくりです。
セッシー宅をAM5:45に出発し、現地到着はAM8:15でした。
いつもの釣具店(山海堂)に立ち寄り年券を購入します。
店で飲ましてもらえるコーヒーをいただきながら情報収集です。
「今年も始まりましたね〜。」と釣具店のお兄さん。
「先週は別の漁協管轄河川に行ってたからね。」と僕(ヤマチャン)。
「あちらの川はどうでした?釣れましたか?」
「釣れたけどイマイチやったよ、こっちはどんな感じ?」
「先週、大きくは無いけど20尾程釣った人がいましたよ。」
「じゃあ、今日の目標は40尾にするわ(笑)」
と挨拶を交わした後、早速、渓へと向かいます。

写真
↑「山海堂」です。道の駅名田庄のお向かいにあります。
(釣り情報(渓・海釣り)をお兄さんが教えてくれます。)

1か所目は昨年実績のあった渓をチョイスしましたが、
渓にはかなりの釣人の足跡があります。
魚達の反応も薄くチビヤマメしか釣れて来ないので、
早々に渓替えをする事にしました。
2か所目はあえて、今まで入った事の無い渓を選択。
なにせ、若狭漁協の管轄は20を超える支流があるので、
まだまだ、入った事のない渓も沢山あります。
調査という意味も含めて、初めての渓を選びました。
林道を上がり、渓を覗くと渓相はいい感じ。
クマ除けの爆竹を鳴らしてから、釣りを開始をします。

写真
↑2か所目はこんな感じ。良い渓相です。

渓に降りて水温を測ると2℃しかありません。
この水温ではさすがに魚は瀬に出ていないので、
落ち込み・淵・石裏等の魚が定位し易い箇所を狙います。
すると、意外にも魚達の反応は良くてポンポンと
釣れて来ます。大半はチビですが17〜18cm程度の魚も
交じり、調子良く釣り上がっていきます。

写真
↑ポコポコ釣れるチビッ子軍団。大きくなって帰って来いよ!
      

写真
↑このサイズも交じります。早春にしてはいい魚です。

この渓で約3時間釣っていました。2人と合流して話を聞くと、
ITOちゃんは「ニンフにもチビッ子のアタリはある。」
セッシーは「ルアーを追って来るがヒットには至らない。」
との事。この水温ではなかなか厳しい状況の様です。
気が付けば時間はPM2:00。ここで昼食としました。
昼食後、3か所目は本流で釣りましたが反応が無いので、
再び、渓筋へ向かいます。4か所目の渓には先行者が居ました。
少し話すと「チビしか釣れない。」との事。小さい渓に、
先行者が居ては釣りは出来ないので、次の渓へと向かいます。
5か所目、車から降りた直下の流れ出しでいきなりアタリ!
これも16cm程度ですが、大きな尾鰭の綺麗な魚でした。

写真
↑こいつは大きくなるであろう個体。秋に再会したいですね。
     

上の魚を釣った時に付いてくる魚が見えたので、
セッシーに「まだ、居るぞ!キャストしてみなよ!」
すかさず、キャストするセッシー。
すると、2投目で見事HIT!先程よりも少し大きそうです。
ところが、キャッチする寸前で痛恨のバラシ…。
「こんなもんですわ…。」落ち込むセッシー。
でも、今期初の渓魚の引きは楽しめた様です。
その後は、上流・下流に別れ釣り続けます。
上流にあった小さな谷川と本筋合流点の瀬芯の岩裏で
本日最長寸のアマゴを釣ったところで納竿としました。

写真
↑サビサビアマゴ(20cm)まだちょっと細いですね。

本日、エサ釣りの僕はそこそこ釣れましたが、(大半はチビ…。)
フライのITOちゃん・ルアーのセッシーは、もう少し
水温が上がって来ないとなかなか厳しいですね。
次回、釣行時にはもっと暖かくなっていればいいのですが…。
「春よ来い!早く来い!」って感じですね。次も頑張ります!

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