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2017年3月4日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県 渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁
3月4日 天気:曇り 気温: 12度 水温:5度

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今年も始まりました!2017年の開幕戦です!
川岸に積もっている残雪の中を釣行。
ユキシロヤマメと岩魚が顔を見せてくれました。

祝!2017年渓流釣りの開幕戦です。
例年は2月の解禁月に釣行するのですが、ホーム河川には
週末毎に雪が降り、ズレにズレてようやく渓へと出撃です。
大阪自宅をAM5:30に出発し、現地到着はAM7:45。
まずは年券を買う為、いつもの販売所へ立ち寄ります。
「今年は雪が多くて、まだ釣れんぞ。釣れても12cm位のチビ。」
「水温も低いから仕方ないんちゃうか。良型はまだ釣れんやろ。」
「まあ、頑張りや!雪解けで流れキツイから気をつけてな!」と、
世間話がてら釣果状況を確認。僕と嫁の年券を手に入れてから、
入渓し易い、集落の中を流れる川へと向かいます。
集落内道路は除雪済みですが、かなりの雪が路肩に積まれていました。

写真
↑入渓点へ向かう車中より。路肩は除雪で壁になってます。
    

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↑入渓点です。(雪解け水が凄いです。)

集落の中の公園駐車場に車を止めて、釣り開始です。
2人で別れて釣る程のポイントも無いので、
竿1本を「かわりばんこ」(交互)で釣って行きます。
まずは嫁が落ち込み脇の反転流底付近を探ります。
すると、目印にビッ!と明確なアタリ!
「やっ!一発やん。幸先いいわ!」と嫁。
釣れたのは、サビもなく綺麗なユキシロヤマメでした。
次は僕(ヤマチャン)の番です。嫁から竿を受け取り、
今季の第1投です。同じ反転流を狙って振り込みます。
暫く、流れの中にエサを漂わせていると目印に反応!
「よし!俺も1発や!」僕にも綺麗なユキシロヤマメ。
夫婦共々、1投目・1発目でユキシロヤマメGET。
今季は良いシーズンになりそうです。
早速、HP用の写真を撮ろうとしたのですが、デジカメを
家に忘れたので、嫁のアイフォンで撮影をしました。
な・の・で、今回の釣行記は渓魚の写真は少ないです…。

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↑ユキシロヤマメ(17cm程度)をGET!の嫁。
     

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↑こっちは僕(ヤマチャン)の釣ったヤマメ。

その後も同サイズを5〜6尾追加。
どの魚も岸際、護岸際、流れのヨレている所など、
水勢・水速の緩い場所から釣れてきます。
やはり、雪解水の豪流を避けている様です。
集落エリアを釣った後、次はイワナの顔が見たくなって、
山中の源流域を目指し、林道を上がります。
林道は除雪されており、楽に上がる事ができました。
林道脇に車を止め、小さな落ち込みに竿を出します。
ここでも1撃!岩魚特有のゴツッとしたアタリ!
釣れたのはこの時期らしい、少し細身のイワナでした。

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↑少しサビてますが元気一杯でした。(18cm位、細身の魚体。)
     

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↑上のイワナを正面から…。

源流域でその後2尾程追加し、再び山を下って川替えです。
移動道中で「福井名物ソースカツ丼」を食べてから、
午後の釣りを開始しました。
移動後の川も雪解水でかなり増水していました。
いつもはチャラ瀬の区間でさえ下の写真のとおりです。
写真では分りにくいですが、かなりの水勢でした。

写真
↑いつもは足首水深のチャラ瀬。本日は川通し不可能でした。

午前中同様、流れの緩い箇所を探して釣っていきます。
釣れるには釣れますが、サイズは上がらず18cmが最長寸。
水温も低く、体も冷えてきたのでPM3:30に納竿しました。
本日は2人で15〜20尾。釣った魚のほどんどは16cm前後。
この時期の魚なので、サイズはこんなもんかな…。
少し寂しい釣果ですが、朝、鑑札所で聞いた情報よりは、
やや大きめの型が揃った事と大増水の河川状況を
考えると「今季初釣行としては、まあ、良し!」です。
針カカリの悪かった5尾はキープしました。

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↑午後の河川ではアマゴも釣れました。
     

大阪への帰路、滋賀県高島市今津の座禅草(ザゼンソウ)
群生地へ立ち寄りました。座禅草は珍しい植物だそうで、
保存会で大切に生育環境を守られているそうです。

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↑これが座禅草。沢山、芽を出していました。
     

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↑座禅草の案内看板もありました。
     

座禅草群生地を約30分見学してから、道の駅に立ち寄り
地場産の野菜を購入してから帰路に着きました。

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↑「道の駅」駐車場からの綺麗な夕焼け。

今年は雪の影響で季節が約1か月遅れている様です。
渓が本格化するのは4月からかな…。次回も頑張ります。

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