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2017年4月1日(月)
記:ヤマチャン会長
福井県 渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿
天気:曇り 気温: 12度 水温:5度

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渓流シーズンの4月に突入しました。
河川状況の割にはそこそこ釣れました。
渓の春はまだ少し先の様ですね…。

DAIWAの卓上カレンダーも4月は渓流釣りのフォト。
本格的な渓流シーズンがスタートです。
春到来の4月1日が土曜日。これは渓へ行かねばなるまい!と
ヤマチャン・ITOちゃんコンビで出撃してきました。
ITOちゃんは年末から年度末にかけて仕事が忙しく、
これが今季初釣行です。まずはITOちゃんの年券購入の為、
販売所に立ち寄り、入渓したのは少し遅めのAM8:30。
入渓時点の気温は12度。水温は5度。
「寒ぅ〜。天気予報では気温上がると言ってたのに。」
「昼からは晴れるみたいですよ。その内、気温上がるでしょ。」
釣り仕度をしながら川を覗くと、雪解水でかなり増水しています。
「あれっ。雪解水がまだ収まってへんみたいやな。」
「流れもキツイですね。FRYは厳しそうですわ。」と
言いながらもソソクサと準備整えて釣り開始です。

写真
↑入渓点。結構増水してました。
    

川に降りるとやはり結構な増水で川通しにも気を使います。
水勢は強く、水温は低いという厳しい状況。
ただ、水は雪解けの濁りもあまりなくクリアな状態。
「FRYも厳しいやろうけど、エサでも苦労しそうやな。」
と思いながらも竿を振り込みます。
水勢のある流心は避けて流心脇や岩裏を中心に釣っていきます。
開始30分は魚信は無し…。竿は本日初使用のメタルトップ流覇MT。
「メタルトップはどんな感じやろ、早く1尾掛けたいもんや。」
少し釣り上がり、雪解水のガンガン瀬から開いた静水面を発見。
「これは!」と思い、慎重にアプローチ。オモリを2号にして、
ユックリと流していきます。3投目位に「モゾモゾ」とした感じが
手元に伝わってきます。「んっ?」と思った瞬間目印に小さな反応!
ビシィと強めのアワセを入れると、静水面を魚が走ります。
「新竿の記念の1尾目。バラせんゾ!」と慎重にやり取りをします。
暫く引きを楽しんで、無事に釣りあげたのは、銀毛ヤマメでした。
「20cm位で尾鰭が黒く銀毛化してるのはサクラマスの子。」と以前
に漁協のオジサンが言っていたので、新竿1尾目はサクラ子GETです。
その後は18cm前後のヤマメを3尾、チビヤマメを数尾追加しました。

写真
↑サクラマスの子。サクラ子です。(20cm程度)
     

写真
↑これはチビヤマメ。
     

写真
↑これは18cmくらい。
     

ここで新相棒の流覇MT(メタルトップ)の感想を少し…。
以前の流覇より、全体的に柔らかめの感じですが、
魚を掛けると竿の弾力が効いて、魚が自動的に寄ってきます。
これが、Xトルクカーボンの特徴なのかもしれません。
抜調子にしては柔らかい、でも魚が寄ってくる竿。が第一印象。
流覇という名前はついてますが、いままでの抜調子ではありませんね。
感度はメタルトップの恩恵なのか良くなっています。
河床の石の感じは手元に伝わるコツコツ感でよくわかります。
魚を抜いて飛ばしてくるパワーは以前の流覇の方がある様です。
以前の流覇はズボッと抜け、ビシッと魚が飛んで来る印象でしたが
この流覇MTはヌボッと抜けて、フワンと魚が飛んでくる感じ。
竿の調子をズボッ・ビシッ・ヌボッ・フワンと擬音で評すのもどうか?
と思いますが、実際、こんな感じで魚が釣れて来ます。
硬調子派の釣人には竿の力感や硬さが弱く感じる竿かもしれません。
僕的(ヤマチャン的)にも少し腰が弱い様に感じますが、
竿本体に弾力があるので、この弾力を利用して魚を抜けば問題なし。
竿に慣れてくればいい感じになりそう。
この新たな相方(MT)と旧知の相方の(極抜)を河川状況に合わせて
使い分けていこうと思ってます。

写真
↑新たな相棒。流覇メタルチューン。
     

新竿の感想が長引きました。(笑)釣行記に戻ります。
本日最初の入渓区間を1時間半ほど釣った所で、
ITOちゃんと合流。FRYには反応が出なかった様です。
その後、場所替えしましたが、そこでは16cm程度を3尾。
イマイチ釣果も上がって来ないので、気分転換がてら、
遅めの昼食を挟んで河川替えをする事にしました。

本日2本目の河川にやってきました。
いつもは里川エリアで釣っていますが、
「たまには少し上流を見に行こうか?」と林道を上がります。
林道を少し上がった所に、瀬が開けた箇所を発見。
瀬が開らきの箇所なので水深は無いけれど、雪解水で水勢が強い。
増水状況では厳しいけど、少し雪解水が落ち着けば良さげな感じ。
取り敢えず30分程、竿を出しましたが、魚の気配を感じない。
かつ、先行者の足跡だらけなので、今日はこの区間を諦めて
再び里川区間まで、林道を引き返しました。

写真
↑今日の上流域は魚の気配なし。でもいい感じ。
(機会があれば、また行ってみます。)
     

里川エリアに帰ってきました。時間は15:00です。
「寒いし、晴れないし、2時間程釣って納竿とするか?」
「そうですね。気温上がんないし、水冷たいし…。」
駐車地点から上・下流に別れて釣りを始めます。
上流域が増水なので、里川エリアも当然、増水しています。
でも、前回(3/4釣行記参照)釣行時よりは全然ましです。

写真
↑増水してますが、護岸際はなんとか歩けます。

里川エリアでは、瀬を中心に釣っていきます。
さすがに流心付近は水勢が凄いので、流心脇の緩流に
狙いを定めドリフトで流していきます。
すると、所々で魚達が反応してくれます。
小さなアタリが出てから、目印がビュンと引き込まれ
手元にクックッと気持ちいい感触が伝わってきます。
流れに乗って引き込むので、よく引いてとっても楽しい。
バラさないように取り込んだのは、サビもないプリッと
した体躯の良いヤマメでした。
その後も同様に流心脇を釣って、同サイズのヤマメを3尾
釣った所で納竿とし集合場所の駐車地点へもどりました。

写真
↑グリーンバックの良いヤマメです。
     

写真
↑これも綺麗なヤマメ。このサイズを3尾確保。
     

駐車地点でITOちゃんと合流。「どや!釣れたか?」
「なんとか釣れましたよ。16cm位のアマゴですわ。」
「この河川状況で、よう釣れたもんやな?ニンフでか?」
「いやあ、朝からずっとニンフでダメだったんで、
 どうせ釣れないならってドライに替えたのが正解でした。」
「えっ!この水勢で魚はドライに反応できるんか?」
「かなりの段差ある瀬からの開きでパクッ!でしたわ。」と
フライフィッシングに厳しい条件下で、見事アマゴをGET。
ITOちゃんもよい今季初釣行となりました。
本日は2人で20尾弱の釣果でした。
この状況下では好釣果。PM4:30に納竿としました。

写真
↑チビですが立派な尾鰭のアマゴ。(ITOちゃんGET )
     

写真
↑これは16cm位のアマゴ(ITOちゃんGET)
     

結局、今日1日気温・水温が上がる事はありませんでした。
もう少し、気温が上がり、雪解水が落ち着くのには、
あと2週間位はかかりそうです。
気温・水温が上昇すれば次回は爆釣の予感。
次は4月中旬頃に釣行予定です。次回もガンバリます。

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2017年4月15日(土)
記:ヤマチャン会長
福井県若狭 渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ITOちゃん猿
天気:雨のち曇り 気温:20度 水温:未測定

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街はサクラ満開でポカポカ陽気の春模様。
いよいよ、本格的に渓流シーズン突入です。
でも釣果はイマイチ。型は出ましたが、爆釣には至らず…。

大阪の街はサクラも満開。すっかり春です。
きっと、渓も雪解水も落ち着き、渓魚達の活性も
そろそろ上がっているはず。という事で渓へ出撃です。
何処の渓へ行こうかな?と悩んだ末に、今回は若狭漁協管内の
河川へ釣行する事にしました。
この漁協管内への釣行は今季初めてなので、まずは鑑札購入
の為、道中の釣具店に立ち寄ってから、渓へと向かいます。
現地到着時間はAM8:00。早速、川を覗きこみます。
「雪解水が若干、残ってるみたいやな。少し増水気味やぞ。」
「でも、いい感じですよ。濁りもさほど入って無いですしね。」
山の朝は、若干寒く車の外気温計は12度を表示しています。
「小雨降ってるし、気温上がってないし、水温も低いかもな。」
「確かに…。魚の活性もイマイチかもしれないですね。」
釣り仕度を整え、上流・下流に別れて釣りを開始します。

写真
↑入渓点。増水気味ですがいい感じ。
    

川へ立ちこむと、やっぱり水が少し冷たい。
「まだまだ、水温低いな、少し厳しい釣りになるかな。」と
思いながら、早速釣りを開始します。
エサはミミズとブドウ虫。まずはミミズで釣る事にしました。
開始30分は反応無し。「あかんな…。エサを替えてみるか。」
ミミズを外し、ブドウ虫に付け替えて流してみます。
暫くすると膝下程度の瀬でようやく反応が出ました。
モゾモゾとした後で、ピクッと小さなアタリ!
手首を返すと、クックッと手にヤマメの引きが伝わってきます。
釣れたのは16cm程度のヤマメでした。

写真
↑本日の1尾目。ちょっとチビ。
     

魚は16cmのチビですが、手元には大きくアタリが伝わります。
やっぱり、メタルトップの竿は感度がいいみたいです。
新相棒の流覇MT。チビが釣れても引きが楽しめる良い竿です。
この感度ならチャラ瀬釣りでは、かなり威力を発揮しそう。
チビを釣った後、またしばらくアタリが遠のきます。
「やっぱり、水温低いから、魚の活性が上がってないな…。」
無反応のまま30分、釣り上がった所で良い感じの瀬開きを発見。
オモリをBから軽めの3号に付け替えて、ゆっくりドリフト。
すると、ガツン!としたアタリがでました。
魚はグィッと底へ引き込みます。竿を寝かして絞り込みます。
グンッと竿が曲がり、魚が浮いて来ます。
「やっぱ竿にパワーあるな。この辺りは以前の流覇っぽいな。」
竿のパワー、調子を確かめる為、少し泳がせてからタモでキャッチ。
釣れたのは23cm程度の体高ある良いヤマメでした。

写真
↑パワフルなヤマメ。いい顔してます。
     

その後はポツポツ、12cm程度のチビ〜18cm程度のヤマメを
6尾程釣ったところでITOちゃんと合流。
DRYFRYにも反応は良く出ているとの事。
「でも。イマイチ、針に乗ってくれないんですよ。」
「じゃあ、FRYのサイズを落としたらいいんじゃないの?」
「サイズを落とすと反応無くなるんですよね〜。」
気難しい渓魚達。フライのチョイスに苦労している様です。
「次は何処へ行こうか?」「たまには上流域へ行きますか。」
と、これまで行った事の無い上流域へ車を走らせます。
実は2人とも、源流域の渓釣りはあまり好きではありません。
理由は「だって、竿を思い切り振れないから。」
でも、渓釣りせずに渓猿は名乗れないので久しぶりに渓釣りです。
仕掛けをチョウチン仕掛けに張り替えて、渓釣り開始です。

写真
↑上流域はこんな感じ。ちょっと濁り入ってます。 

源流域の渓ヤマメ達は意外にも好反応。
あちこちでポコポコ釣れて来ます。これはこれで楽しい!
チビに交じり、時折まあまあの型も釣れて来ます。
1時間程、渓釣りをして昼食とします。
少し遅めの昼ご飯を食べながらITOちゃんと相談。
「昼食後、どうする?川替えするか?」
「魚の反応いいし、渓釣りでいいんじゃないですか。」
ということで、昼食後、同じ渓へと引き返します。

写真
↑こんなチビは沢山います。
     

写真
↑18cm程度もチビに交じり釣れて来ます。
     


渓釣りpart2。僕(ヤマチャン)は昼飯前に釣った箇所は飛ばして
さらに上流へ、ITOちゃんは駐車位置下流から釣り上がります。
午前中同様に魚達の反応は良く、アタリは頻繁に出ますが、
チビばかりが釣れて来ます。釣ってはリリースの繰り返し。
いい加減、チビを釣り飽きてきた時ところで、目の前に
大きな堰堤が現れました。堰堤高さは10m程あるので、
これを越えるには、高巻きしなくてはなりません。
「ここ釣ったら下ろう。そろそろ腰も限界だし。」
過去2回腰痛手術をした僕(ヤマチャン)は渓谷遡行がツライんです。
堰堤の水通しからは、かなりの量の水が叩き落ちてきます。
堰堤下はプールという程ではないですが溜りが出来ています。
水勢が凄いのでオモリを3Bにして、ミミズを2匹掛けして、
流れに負けない様、落水で叩かれている白泡の中に沈めます。
暫くするとガガッとしたアタリが手元に来ました。
竿の弾力を利用して白泡の中からエィッと引っこ抜きました。
白泡の中から飛んできたのは、思いもよらない良型ヤマメ!!
腰痛持ちが頑張って遡行したので山の神様が努力賞をくれました。

写真
↑良型ヤマメ24cm。(山神様からの努力賞!)
     

このヤマメを釣って、渓釣り(源流釣り)終了。
腰をかばいながら林道をゆっくり下り、駐車地点へ。
実際は150m程しか遡行してませんでした。(笑)
駐車地点で合流したITOちゃんに話を聞くと、
「昼飯前より反応が薄れましたわ。ダメですね。」
「じゃあ、最後に集落付近を1時間程釣って終わろうか。」
林道を下り集落まで降りてきました。
集落の中を約30分釣って、運よく良型1尾、チビ2尾を追加。
本日はこれにて納竿としました。

写真
↑集落内で釣った本日のラストヤマメ!
     

竿を片付け始めると雷がゴロゴロと鳴り始めました。
雨は降りませんでしたが、山を見上げると大きな虹が!!
山頂付近は雨が降ったみたいです。

写真
↑大きな虹がかかっていました。  

本日は総数では20尾程度。4月にしては不本意な釣果。
でも型は出たので良しとします。
まだ、水がかなり冷たいので爆釣するには水温上昇が必須。
次の釣行時には、さすがに水温も上がってるでしょう。
そうなれば、ITOちゃんも次回はDRYFRYで爆釣!?
久しぶりに虹も見たし、運気・釣果が上昇するかも?
次回もガンバリます。

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2017年4月29日(土)
記:ヤマチャン会長
渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁・ITOちゃん猿・ヨコチャン猿
天気:晴れ一時雨 気温:20度 水温:12度

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久しぶりに渓猿4匹での釣行です。
前回釣行時に見た虹のおかげで運気・釣果が急上昇!
とても楽しい釣りになりました!

GWに突入しました。今年は大型9連休の会社も多い様です。
渓猿達のGW連休の取り方も様々ですが、
29日の土曜日はうまく休みを合わせる事が出来たので、
久しぶりに4匹の渓猿で渓へ出撃してきました。
僕(ヤマチャン)と嫁は前日28日に嫁の実家へ前泊。
ITOちゃんとヨコチャンは29日の早朝に大阪を出発。
現地の入渓箇所で集合する事にしました。
僕と嫁は現地到着はAM7:00。
最初の入渓点は山中の支流へ入る事にしました。
2人とも早速ウェーダーを履いて渓へと降ります。
渓は水量は少し多めの笹濁りの良い感じ。
小さな渓ですので、2人で竿は1本の交互釣りとしました。

写真
↑朝一の入渓点です。
    

まずは、ヤマチャン猿嫁が竿を握ります。
仕掛けは山中渓釣り仕様のチョウチン仕掛けです。
嫁は落ち込みの白泡の脇に「そぉーと」と竿を入れます。
竿を入れた途端に目印がビッビッと引き込まれした。
「えへっ!来たで!一発やん。」と嫁はニッコリ。
朝一、早々にイワナが顔を見せてくれました。

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↑朝一のイワナ(20cm位)です。
     

「幸先ええやんか。今度は俺の番やな。」と嫁がら竿を受け取り、
僕が竿を握ります。僕も一撃で釣れはしましたがアブラハヤ…。
「はい。1匹釣ったから交代。」と嫁が言います。
「なんやねん。本命が釣れるまでは竿は渡さんで。」
「わかったから、はよ釣りや(笑)」
流れの緩い箇所はアブラハヤが溜まっている様なので
狙いをチャラ瀬へと変更しました。しばらくして、嫁がイワナを
釣った落ち込みの上のチャラ瀬で良いアタリが出ました。
クックッとヤマメのアタリが手に伝わります。
「よしっ!俺にも来たぞ。」チョウチン仕掛けで引っこ抜いたのは
18cm位の元気なヤマメでした。

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↑山中のチャラ瀬にいたヤマメです。
     

その後も同サイズのヤマメ、イワナを1尾づつ追加した所で、
ITOちゃんとヨコチャンが大阪から到着しました。
「どうです?釣れますか?」とヨコチャン。
「誰に言ってんねん。腐ってもお前の師匠やぞ!」と僕。
その会話を聞いていたITOちゃんも笑っています。
4人が揃ったところで場所を移動します。
合流地点から車で5分程、林道を登って4人で釣りを開始。
でも上流域には、先行者の足跡が一杯あります。
「アカンな。渓も狭いし、4人では釣りにくい、先行者もおる。」
「じゃあ、集落まで降りて釣りますか?」という事で、山を下ります。
林道を降りた1つ目の集落をヤマチャン・嫁・ヨコチャンの3人。
2つ目の集落はITOちゃん。と二手(ふたて)に別れて釣り始めました。
久しぶりの釣行となるヨコチャンにとにかく1尾を釣らしてやろうと
仕掛け・流し方をコーチしながらの釣りです。

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↑ヨコチャンにコーチする僕(ヤマチャン)

ヨコチャンにコーチした1投目。落ち込みからの流れ出しで
目印が大きく振れました。「来ましたぁ。」とヨコチャン。
ギラリと水中で腹を返す魚が見えました。
「あっ!大きい。ヤマメや!」とヤマチャン嫁。
「やったな!ええ魚やな。良かったな!」と僕(ヤマチャン)。
「やりましたよ!」とヨコチャンが魚を抜いた途端、
ヤマメが空中で首を振って最後の抵抗!
プッチン!とハリスが切れて良型ヤマメは水中へお帰りです。
「うわっ!切れた…。最悪…。」と落ち込むヨコチャン。
僕(ヤマチャン)と嫁はそれをみて爆笑!!
「久しぶりに来て、いきなり良型は取れんわな。」
「良型を抜くなら、もう少し弱らせんとあかんわ。」
約1年ぶりに釣りをするヨコチャン。慌てて抜いてしまいました。
「まあ、1日はまだ長いし、頑張りますわ。」
悔しがりながらもヨコチャンは気を取り直して釣りを続けます。

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↑良型をバラシた後も頑張るヨコチャン。
     

渓魚達の活性はすこぶる良くて、所々で釣れて来ます。
チビヤマメとアブラハヤを大量リリースしながらも
16cm〜18cm位のヤマメを4尾追加した後にITOちゃんと合流。
「どや?FRYでも魚は出るか?」
「魚の活性は高いですね。いい反応が出ますわ。」
「そやな、DRYFRYのシーズンでもあるしな。」
水面には羽虫がフワフワ飛んでいて、魚のライズも見られます。
時計をみると時間は12時です。お腹も空いて来ました。
昼ごはんを挟んで川を替えて釣る事にしました。

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↑ITOチャンのFRYに出たヤマメ。
     

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↑チビもFRYに飛びついて来ます。
     

昼こはんを食べていると、突如、雨が降ってきました。
「ゲッ!結構な勢いで雨が降ってきたぞ。」
天気予報をチェック。1時間程で止んでくれる通り雨の様です。
「じゃあ、雨が収まるのを待ってから釣ろうよ。」
昼食後、コンビニの軒下でコーヒーブレイク。
1時間後、予報通りに雨はピタリと止んで晴れてきました。
「よっしゃ!釣り再開や!」仕度を整えて川へと降ります。
先程の雨の影響か、川は平水より15cm程増水していました。

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↑川は少し増水気味で。良い感じ
     

ここからが爆釣モードが炸裂しました。
雨で魚達のヤル気スイッチがONになった様で、
瀬のいたる所でバンバンにアタリが出ます。
約1時間半で18cm〜24cmの良型を12〜15尾程追加!
チビヤマメも数えきれない程、釣れて来ます。
チビを釣るのは気の毒なので、針サイズを6号に変えました。
これで、チビヤマメをかなり回避できました。
嫁も「瀬でドンドン釣れるやん。楽しい!」とご機嫌。
ヨコチャンも20cm程度の良型ヤマメをGET。
「やりましたわ!いい魚が釣れましたよ!」とニコニコ。
ITOちゃんもFRYで良型GETです。

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↑どれもよく肥えたいいヤマメ。  
    

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↑このサイズがメインでバンバン釣れます。 
    

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↑ヤマメに混じってアマゴも数尾釣れました。
    

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↑ITOちゃんのFRYにも良型がHIT。  

楽しい釣りは時間が速く過ぎていきます。
夢中で釣って気が付けばPM5:00。
ITOちゃん・ヨコチャンは日帰りなのでタイムアップ。
僕は嫁の実家に泊まるので、時間に余裕があるのですが
「次の為に、魚を残しておけばいいやん。」という
嫁の言う事を聞く事にして納竿としました。

今日は大爆釣でした、キープした魚は8尾。
いつもはこんなにキープしませんが、5月末に会社の同僚と
お泊りBBQ大会があるので、塩焼き用に多めにキープです。
本日は今季に入って、最高の釣行となりました。
この爆釣モードが続きますように…。
次回もガンバリマス!

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↑渓に咲いていた可愛い花です。(嫁が発見!)      
花の名前はわかりません(笑)
       

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