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2018年8月11日
記:ヤマチャン会長
福井県 渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿
天気:晴れ 気温:39度 水温:18度

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毎年恒例のお盆帰省釣行です。
猛暑の中で頑張って来ました。
サイズは出ませんが数釣りは出来ました。

今年は異常に暑い!ここまで暑い夏は記憶にありません。
そんな猛暑の中でのお盆帰省釣行です。
嫁の実家へは前日の仕事終了後に移動(帰省)しました。
前日移動の理由は猛暑を避け、釣行日は早朝に入渓して、
気温が上がる昼前には納竿する為です。
前日移動のかいもあり、入渓時刻はAM6:30。
川は大渇水でしたが、早速釣り開始です。

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↑川は大渇水ですが、水はクリア。
    

「この渇水で水はクリア…。厳しい釣りになるかも…。」と
思いながら仕掛けを結びます。
6.0mの竿に手尻を30cm出して仕掛け全長は6.3m。
天井糸1m。水中糸0.2号。ハリスは0.15号としました。
渇水で魚達は間違いなくハイプレッシャー。なので、
長め・細めの仕掛けで水面より少しでも離れて釣る作戦です。
この渇水状況。「堰堤はかなり叩かれまくってるだろう。」と、
チャラ瀬を中心に釣っていく事にしました。
入渓地点から少し釣り上った、水深が膝下程度の瀬でアタリが出ます。
ポンッと抜いてタモでキャッチ!釣れたのは18cm位のヤマメです。

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↑本日の1尾目。元気一杯のヤマメです。
    

「よし!いい感じ。やっぱチャラ瀬狙いで正解みたいやな。」
その後も瀬からポツポツと魚が釣れて来ます。
堰堤下のプールにも竿を入れてみますが、やはり相当に
攻められている様で魚からの反応はまったく無し…。
堰堤回りの砂地には釣人の足跡が無数についています。
もともと瀬釣り派の僕なので特に問題はありませんが、
「これじゃあ、瀬釣りが苦手な人は厳しいやろうな。」と
思いながら瀬を中心に釣って魚の匹数は重ねていきます。
でも、大減水&水クリアの状況では良型は出ませんね。

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↑このサイズは釣れて来ます。(16cm位)
     

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↑この川のヤマメは相変わらず綺麗な体色をしています。
     

釣り始めて4時間。10時を過ぎたあたりから気温が急上昇!
「暑くなってきたな。そろそろ撤収かな。」でも
でも、撤収前に以前良型を連発した、ガンガンの荒瀬を
狙ってみようとチャラ瀬を釣らずに一気に上流を目指します。
遡行中も川を荒らさない様に護岸際を歩いて行きます。
すると、護岸の隙間からとんでもない魚が飛び出しました。
上流へ向かって疾走していく魚影は完全に尺を越えていました。
「おおっ!デカッ!30cmどころか40cm近いぞ!サクラマスか?
  やっぱりデカイ奴はチャラ瀬には出ずに隠れとるんやな。」
大きな魚影を見れただけも嬉しくなります。
約15分かけて、竿をたたんで遡行し目的のポイントに到着!
減水でいつもはガンガン瀬はソコソコの強瀬になっていました。
「さっきのデカイ魚、この瀬に入ってるかも?」とワクワクしながら
釣り始めます。仕掛けを水中糸・ハリス通しの2.5号。オモリは2B。
強瀬仕様です。少しするとドンッ!としたアタリ炸裂!
ギュンと弧を描く竿、魚は下流へ走ります。
魚と一緒に瀬を下り、少し弱らせてからタモで掬いあげました。

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↑本日1番の良型です。体格もよく綺麗な魚です。
     

その後も強瀬で粘りましたが、アタリはありませんでした。
かなり暑くなってきたので、AM11:30に納竿しました。
尺超え魚影の魚は次回のお楽しみという事にします。
今回、良型は最後に釣った1尾のみ。あとは16cm前後。
良型といっても20cm程度のヤマメでした。
数だけは稼ぎ約15〜16尾、針カカリの悪い魚のみキープ。
まあ、この悪条件での釣果にしてはまあまあですね。
ひと雨降ると爆釣の予感…。早くも秋雨前線待ちですね。

次回もガンバリマス!

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