釣行記(2018.09)
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記:ヤマチャン会長
福井県 渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿
天気:晴れ 気温:22度 水温:16度

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今季の最終釣行へ行ってきました。
2日間の釣行予定が天候悪化で1日だけの釣りになりましたが
天高い秋晴れの中で爆釣モードが炸裂しました!

9月は仕事が忙しく&週末毎の天候不良が続いたので、
9月初釣行が今季の最終釣行となってしまいました。
渓猿メンバーも9月は仕事・私用で最終釣行は参加不能。
しかも週末に台風24号がやって来る様なので、
有給休暇を取って、単独で金曜日・土曜日の2日間釣行です。
いつもの通り、嫁の実家へ木曜日の夜に前泊し、
金曜日の早朝に渓へと向かいます。
入渓時間はAM7:00。本日は中流域より釣り始めます。

写真
↑川は平常水位より+20cm程度増水気味。
    

上の写真の箇所もいつもは足首程度のチャラ瀬ですが、
今日は膝下位まで増水しており、水勢がキツく危ないので
川通しは出来ない状態。岸際から8.5m竿で流れの中を狙います。
仕掛けは0.4通し。オモリはかなり重めにして3B。
エサはミミズを付けました。これだけの太仕掛けなら、
この水勢の中で魚をかけても安心です。
強い流れですが3Bのオモリなのでスッと底波に入ってくれます。
2〜3投目にビッ!とアタリが出ます。なかなか良く引いてくれます。
太仕掛けなので一気に引っこ抜いてタモでキャッチ。
水勢で引きが5割増しだった様で引きの感じより小さめのヤマメでした。

写真
↑本日の1尾目。綺麗なヤマメです。
    

その後もアタリは連発します。2〜3投で一尾のペース。
「絶好調やな!休みを取って釣りに来て良かった!面白過ぎる〜。」
瀬を中心に釣り約100m程の区間で10〜15尾程GETです。
昨晩、義母が「ヤマメの天ぷらを食べたい。」と言っていたので、
今日は8尾程キープする予定です。(4人分×2尾=8尾の計算です。)
腰にぶら下げた鮎バックに良型はキープしていきます。
チビと細身の魚はリリース。釣れる毎にキープしている魚と見比べて
型の良い方と入れ替えていきます。

写真
↑このサイズが連発します。(18cm〜20cm程度)
     

写真
↑これはよく肥えたヤマメでした。(22cm程度)
     

入渓点の瀬区間を1時間程かけて釣り切ったので、
場所を移動します。魚は鮎バックの中で元気一杯。
これを弱らせない様にクーラーにブクブクを取り付けて、
魚を活かしたまま場所移動です。車を約15分走らせて、
少し下流の僕(ヤマチャン)のお気に入りの場所へ向かいます。
この場所は瀬のギャップが激しく釣り辛い箇所なので、
あまり釣人が入らない荒瀬の区間です。
現地到着するといつもの荒瀬は増水もあって
超荒瀬の激流になっていました。

写真
↑いつもの荒瀬は激流になっていました。
     

さすがに「段々状の激流の中に魚は居つけないやろ。」と思い、
激流の瀬脇や激流直下の流れ出しを攻めます。
すると、とんでもなく大きく重たいアタリが出ました。
「おおっ!マジか!メッチャ重たいぞ!尺は間違いないな!」
魚は激流を下って行きます。さすがに抜けそうもないので、
魚について川を下ります。激流流れ出しの開きまで下って、
寄せてきますが、魚の寄り方がモソッとした嫌な感じ…。
足元まで寄せた魚は巨大なウーサンでした。(最悪!)
あまりにデカいので採寸してみると39.5cmもありました。

写真
↑お前がヤマメなら良かったのに…。39.5cmのウーサン。
     

ウーサンをリリースした後、気を取り直して釣りを続けます。
再び激流の瀬開きや流心脇を狙います。
流心脇から流れにエサを乗せ、流心底付近を狙います。
これを何回か繰り返していると、アタリが出ました。
引きの感じから今度は間違いなくヤマメ。
流心から瀬脇まで誘導しタモで掬いました。
激流の流心に付いて居た魚だけあって、流線形かつ
筋肉質のカッコイイヤマメでした。

写真
↑これは良いヤマメでした。(約20cm)
     

その後も荒瀬周辺を丁寧に釣って、この区間でも15尾程度をGET!
前述のとおり活かしていた魚と入れ替え・リリースを繰り返し
て行きます。キープしている魚は8尾。これで全部の魚が
20cm程度に揃える事が出来たので、ここからはオールリリース。
この荒瀬を約2時間釣って、エサも少なくなってきたので場所移動です。
車を20分走らせ同漁協管内の別河川へ行く事にしました。

写真
↑こちらの河川は+10cm程度の増水でした。
     

実は今日は単独釣行ですが、本日の晩に仕事が終わり次第、
嫁は電車でこちら(嫁実家)に来るので、明日(土曜日)が
今季の最終釣行になる予定です。
天気予報では土曜日の午前中は曇りなので、嫁と2人で、
午前中だけ釣って今季を釣り納める予定です。
なので、明日の嫁の為に入渓・遡行し易い箇所は釣らずにパス。
駐車位置から少し川沿いの道を上り、川へ降りにくい場所から
釣り開始です。入渓点川原で仕掛けを結びながら川面を眺めていると
ライズを発見。なので仕掛けは0.15通しの細仕掛けへチェンジ。
オモリもつけずにミミズを川面に浮かす様にして流します。
ちょうど、ライズがあった真上をミミズが通過した時。バシャ!
魚が出ました。これぞ必殺技の生エサフライ釣法です。
釣れたのは20cm程度のヤマメでした。

写真
↑生エサフライ釣法でGETしたヤマメ。
     

その後は通常の仕掛けで釣り上がって行きます。
この川は河川幅があるので、増水気味でも遡行は可能です。
少し釣り上った堰堤でオジサンが釣っていました。
「あかん、朝から来てるけど全然釣れんわ。」とオジサン。
「えっ?結構釣れてるで30尾程釣ったけど。」と僕。
「なんで、そんなに釣れるの?どこで釣ったんや?」
「瀬を中心に釣るとなんぼでも釣れるけど…。」
「瀬?瀬釣りはあかんわ。俺は堰堤専門なんや。」
「仕掛けは細め、オモリも軽めで釣ればボコボコやけどな。」
「じゃあ、見本見せてくれよ。」というので目の前の瀬で3尾程を
釣ってみせます。「ほぉ〜上手いもんやな。兄ちゃん。」
それでも、オジサンは堰堤から動きませんので、オジサンに
「上流に行かしてもらっていいかな?」と聞くと、機嫌よく
オジサンは「かまわんよ。俺はこの堰堤で粘るから。(笑)。」
と言ってくれたので、「じゃあ、先にいきます。」と挨拶を交わし
釣り続行です。その後も瀬を中心に釣ってヤマメを6尾程追加。

写真
↑上流で釣った6尾の中で、最良型の22cmヤマメです。
     

写真
↑上のヤマメを別アングルで…。
     

上流域で約1時間釣った所で納竿としました。
本日は数だけなら40尾程は釣ったかな?
後は明日の嫁との釣りを楽しみに引き上げました。

2日目(土曜日)は朝から大雨でした…。
なので、土曜日の釣りは嫁と相談の上、断念しました。
残念ながら、金曜日が今季の最終釣行になってしまいました。
念の為に金曜日の帰り際、山神様・川神様に手を合わせ、
今季も怪我無く釣りを終えたお礼と来年の好釣果を
お願いしておいたので良かったです。という事で、
これで、今季(2018年)渓猿会の活動は終了となります。

1月初旬にHP渓猿達の紹介2019VERを更新します。
次年度釣行記更新は2月末もしくは3月初旬となります。
今季も渓猿会HP読者の皆様ありがとうございました
来年もよろしくお願いします。

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