風に悩まされましたが、日差しの暖かな早春の一日
暖冬のおかげで、残雪も雪代もない渓で
春本番のような釣りが楽しめました。
今日が個人的には開幕戦。単独釣行です。
例年3月上旬と言えば、渓には残雪があり、いつも車を止める
道路脇には除雪された雪が残っている時期。ノーマルタイヤの
自家用車では釣りに出かけるのは躊躇するところですが、
暖冬の今年は何の心配もありません。AM5:00にホーム河川に
向かって出発です。
いつものお店で年券を買って、AM7:30現地に到着。
天気は快晴で、日中は暖かくなる予報ですが、朝は冷え込んで
いて、到着時の気温は1℃。断続的に風も吹いてかなり寒い。
「気温が上がってくるまでは厳しいやろな〜。」と思いながら
準備をして川へ降ります。
例年だと雪代で増水している時期ですが、今日は少し増水して
いる程度。水量は文句なしですが、水温は3℃。
魚が水面で捕食する状況ではないので、迷わずニンフ(沈む
フライ)で釣り開始です。
↑今年は早くも雪代終息です。
ニンフで石の周りや深みを丁寧に探っていきますが、予想通り
魚の活性が低いようで、全く反応がありません。
何の反応も得られないまま2時間以上が経って、AM10:00前。
日が高くなったので、水温を測ってみると6℃まで上昇。
「さあ、これから」といったところですが、上流から吹き
下ろす風がますます強くなってきたので、とりあえず
風を避けるために別の川に移動します。
2ケ所目は車で暫く走った川の上流部に入渓。風がましに
なったので1ケ所目よりかなり暖かく感じます。
↑2ヶ所目は山間の小渓流
水量は平水。いくら雪が少ないとはいえ、この時期に増水
していないのは意外です。水温は陽気のおかげで8℃。
「この水量でこの水温だったらドライに出るだろう。」
ここからは水面勝負です。
少し釣り上がったところに小さな落ち込みがあって、白泡
の脇にフライを落とすと、魚がゆっくり浮上してきて
「パクッ」。今期第1号をゲットできました。
↑今シーズン第1号です。
↑こんなポイントからでました。
その後も流れの緩い深みから、同じようなサイズを数匹
追加。時計を見るとお昼を過ぎているので川から上がり、
ご飯を食べて、サイズアップを狙って、少し下流へ移動
します。
3ヶ所目も2ヶ所目と同じパターンで、流れの緩い深み
からいい感じで魚が出てくれます。ただ、釣れる魚も
2ヶ所目と同じサイズ。
↑2ヶ所目の1匹目。まだサビています。
「なんとしてもサイズアップを。」と、さらに下流へ移動してみますが、やはり結果は同じ。
緩い流れからいい感じで反応がありますが、良型は姿を見せてくれず、PM3:00で納竿としました。
↑最後の魚が本日最大!! と言っても17cmくらい
まだ3月上旬なのに4月のような釣りを楽しめました。
いい1日でした。