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2019年5月4日(土)
記:ヤマチャン会長
渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿
天気:晴れ 気温:21度 水温:13度

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GW釣行第三弾です。
GW終盤ともなると渓はハイプレッシャー。
令和初釣行は厳しい釣りになりました。

新元号になっての初釣行はやっぱりホーム河川です。
GW前半に嫁の実家へ帰省し、一旦大阪へ戻り、
嫁の実家(在所)でお祭りがあるので日帰りで再度、
嫁の実家へ帰省です。AM5:00に大阪を出発。
AM7:00に嫁を実家で降ろして、1人で渓へ向かいます。
入渓時間はAM8:00。川は若干増水していますが、
水はクリアで良い感じです。

写真
↑入渓点の状況。水はクリアのやや増水。
    

竿に仕掛けを結んで釣り開始です。
「今日は天気もいいし爆釣かも…。」と思っていたの
ですが、魚信は一向にありません。
瀬芯、瀬脇、堰堤下溜まり等々、いろんな場所に
竿を入れていきますが、まったく魚の反応がありません。
「あれ?全然ダメやな…。GWの釣り荒れか?」
確かに川原の砂地には釣人の足跡が無数にあります。
それならばと仕掛けを変更しました。
仕掛けは0.125号通し、ジンタン3号、ヤマメ針4号。
ハイプレッシャー仕様の細仕掛けです。
この仕掛けでチャラ瀬に狙いを定め、仕切り直しです。
仕掛けを替え、暫らくするとピッと小さな反応が出ます。
合わせますが空振り。その後も小さなアタリを数回空振り。
場所を移動しつつ、同じ事を4〜5回繰り返して
ようやく掛ける事が出来ました。
苦労して釣ったのは15cm位のチビヤマメでした。

写真
↑苦労の末、GETしたヤマメです。
     

やはり、魚達はGWにかなり叩かれているみたいです。
警戒心MAXで口を使いません。アタリも極小なアタリ。
エサをパクンと咥えず、ちょっと触りに来る程度の感じ。
しかも、その小さなアタリを合わせないと2度目は無し…。
「これは今日はかなり厳しい釣りになるぞ…。」と
センシティブモードの釣りに徹します。更に仕掛けを変更。
竿を6.0mから8.5mへ変更して手尻を1m位とりました。
長竿・細仕掛けにて長いレンジをゆっくりドリフト。
なんとかアタリの数を増やす事は出来ましたが、
やっぱり渓魚達にいつものノリはなく、極小アタリが続きます。
たまに出る良いアタリも全てチビッ子。(12cm〜15cm位)
仕掛け変更の成果でチビ達はポツポツ釣れて来ます。
チビを弱らせない様に魚に触らずフォーセップで針をつまんで
外してやると、チビ達は元気に流れへ戻っていきます。

写真
↑チビは釣れて来ます。謹んでお帰りいただきます。
     

その後もやはりチビが続きます。1時間程釣り上がった所で
水深約20cm位のチャラ瀬を流していると、脇のボサから
黒い魚影が走るのが見えました。見えると同時に目印が
ピクッと振れます。反射的に合わせて針に乗せました。
キュンと下流へ走る魚をポンと抜いてタモでキャッチ。
ようやく釣れたのは20cm位の元気一杯ヤマメでした。

写真
↑チャラ瀬でGETヤマメです。(約20cm)
     

いつもなら何てことないサイズのヤマメですが、
今日は苦労してるので、かなり嬉しい1尾。
その後もチビに混じり同程度のサイズを2尾追加。
やっぱり極小アタリに苦労します。
でも厳しい釣り程面白くて夢中になり時間を忘れます。

写真
↑18cm位のヤマメです。このサイズを2尾追加。
あとはチビヤマメばかりでした。
     

気が付けば時間はPM2:00。
大阪への帰路は交通渋滞を避ける為、
嫁の実家をPM3:00に出発する予定なので、
ここで納竿としました。
GW前半に連発した良型は本日お休みの様です。
まあ、毎回良型が釣れるわけないですね。
今回の様に厳しい日や爆釣の日や良型連発の日。
色々あるから、釣りは楽しく奥深くて飽きませんね。
次は今回お休みだった良型に会えます様に…。(願望:笑)
次回もガンバリマス。

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2019年5月12日(日)
記:ITOちゃん猿
渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ITOちゃん猿
天気:晴れ 気温:21度 水温:13度

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用事の合間を縫っての半日釣行
入ったことがない区間の調査をしてきました!
貧果覚悟でしたが、思わぬ数釣りになりました!!

今週は土曜日と日曜日の夕方に用事があるので釣りは断念しようか
と思っていましたが、天気も良さそうなので、日曜日に「12:00で
納竿!!」と決めて釣行です。
ここのところ、まとまった雨が降っていないので、そろそろ減水し
ていて上流部の釣りは厳しいのではと予想して、今回の釣り場は、
今まで釣りをしたことがない下流域の調査に決定しました。
下流域なので、魚影は薄いと思われますが、一発大物が狙える
ポイントが見つかれば調査成功です。

AM7:00現地に到着。車を止めた場所から川沿いの道を歩いて
下って、昼までに車を止めた場所の横まで釣り上がってくる
のが今日の予定です。

初めての場所なので、まずは川に下りられる場所を探すところ
からです。車から15分ほど歩いたところで土手の林に入って
みると、運良く川に続く小道を発見。楽に入渓出来ましたが、
そこは、川底に小石を敷き詰めたような浅いチャラ瀬区間。
調査なので、渓相が良くなくて釣りにならない可能性がある
のは覚悟の上ですが、ちょっと不安になります。
そのまま川の中をしばらく下っていくと、大きめの石が増えて
きて、流れに変化のある場所に出たので、そこから釣り開始
です。

写真
↑釣り開始地点。予想ほど減水しておらずほぼ平水。
    

釣り開始からしばらくは、ココというポイントもなく、護岸際や
岩の前後など少しでも深くなっていたり、流れが速くなっている
ところ丁寧に探っていきます。
釣り開始から30分ほどして、流れは緩いですが、岩の横が深く
なっているポイントから1匹目をゲット。

写真
↑23cmほど よく肥えています。
    

写真
↑大岩の横の深みにいました。
    

その後も、チャラ瀬や流速の緩い流れが続きますが、所々に
落差の小さい落ち込みがあって、そこからいい感じにヤマメが
反応してきます。魚影が意外に濃く、サイズは出ませんが、
落ち込みごとに2、3匹ずつ釣れてきます。

写真
↑所々にこんな感じの落ち込みが
     

写真
↑このサイズから
     

写真
↑このサイズまででした
     

AM11:00、護岸にハシゴがある堰堤に到着。予想外に数釣りが
できた満足感もあって、すこし早めに調査終了としました。

調査を終了した堰堤を、帰って地図で確認してみると、予定
していた行程の2/3ほどの地点でした。今回の調査区間は、
鮎釣りが解禁されると鮎師に占領されてしまうので、その
前に調査の続きに来たいと思います。

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2019年5月18日(土)
記:ヤマチャン会長
渓猿会ホーム河川
釣 猿 :ヤマチャン猿+ゲスト(シマダさん)
天気:曇り 気温:26度 水温:18度

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会社のみんなと毎年恒例のキャンプ旅行!
キャンプ旅行に合わせてホーム河川へ釣行です。
釣果の方は良型GETならずも、数はボチボチでした。
今回の釣行記の半分は観光記なのでいつもより長めです。(笑)

大阪は随分、気温も上がって初夏の様相です。
キャンプや旅行をするにはベストシーズン。
この時期は毎年、会社のみんなとキャンプに出掛けています。
キャンプは2泊3日で初日は観光、2日目は自由行動です。
初日(5/17)。今年の観光は琵琶湖の竹生島クルーズ。
竹生島は北琵琶湖に浮かぶ周囲2kmの島でお寺や神社もある
滋賀県有数の観光・パワースポットのひとつです。
竹生島へはいくつかの航路がありますが、今回は今津航路にて
竹生島へ向かいます。乗船時間は約25分で竹生島へ到着です。

写真
↑これが竹生島です。(船デッキより撮影)
    

竹生島には宝厳寺・都久夫須麻神社・唐門・舟廊下など
歴史的に重要な建造物が建立されています。
上陸後、参拝料400円を支払って、いざ観光!と
はりきった目の前には尋常でない角度の石段が…。
「まじか…。こんなのよう登らんわ…。」
「手摺を頼って、ボチボチ登るか…。」
みんなでハァハァ言いながら約10分ほど登って
弁財天を本尊として祀る「宝厳寺」の本堂に到着です。

写真
↑「宝厳寺」本堂です。
    

御本尊の大弁財天と千手観音にお参りを済ませて、納札所にて
御朱印をいただきます。御朱印は大弁財天と大悲殿の2種類。
実は古刹・名刹巡り&仏像鑑賞の趣味もある僕(ヤマチャン)。
準備周到、ちゃんと御朱印帳を持参しております。
竹生島へはクルーズ船に乗らないと来れません。
「竹生島に来るには大変だな…。もう来れないかも?」と思い
御朱印を2種類ともいただく事にしました。

写真
↑右が「大弁財天」・左が「大悲殿」の御朱印です。
     

御朱印をいただいた後、再び急勾配の石段を登ります。
三重塔→宝物殿→唐門→舟廊下→都久夫須麻神社という
順序で拝観していきます。
残念ながら国宝唐門は保存修理中で外観は見れませんでしたが
内部は見学する事が出来ました。

写真
↑舟廊下。(重要文化財)
豊臣秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用して建立したそうです。
     

写真
↑舟廊下を外から見るとこんな感じです。
     

三重塔から後は下りになりますが、
腰痛持ちの僕は腰が限界。ズキズキ疼きます。
持参のストックに体重を預けながらユルユルと下っていきます。
約1時間かけて竹生島港まで戻ってきました。
竹生島観光後はキャンプ場(実はバンガロー)へむかいます。
バンガローには16:30到着。みんなで楽しくBBQ。
明日の自由行動(ゴルフ・釣り・ハイキング)に備えて
PM10:30に就寝しました。

写真
↑帰路の船尾から望む竹生島。
     

ここからがようやく釣行記です。(笑)
2日目(5/18)。朝6時にバンガローを出発、いつものホーム河川へ
向かいます。道中にある「日本の道百選」に選出されている
マキノのメタセコイヤ並木を経由して川へと向かいます。

写真
↑マキノのメタセコイヤ並木。(日本の道百選)
昼間は観光客で一杯ですが早朝なので良い写真が撮れました。
     

川に到着はAM7:30。ここで釣り班とハイキング班に分かれます。
釣り班は僕とFRYMANのシマダさん。実はシマダさんは会社では
偉〜い人。FRY歴は約30年と長いのですが、釣行は4年ぶり…。
釣りの準備をしているとハプニング発生。シマダさんのウェーダーの
靴底フェルトがベローンと剥離しています。
急遽、両面テープでソールを張り付け、補修をしてから入渓しました。

写真
↑入渓点。約10cm〜15cm減水。水温は18℃。
     

川は減水気味もいい感じ。天気も曇りで「これは爆釣か?」と
思ったのですが、魚達の反応が悪く、アタリも少ない。
アタリが出ても小っちゃなアタリで針に乗らず…。
「なんでだろう?いい感じなのになぁ…。」と
首をかしげながらも釣り上がります。
暫らくして原因判明、川原に真新しい足跡が沢山あります。
早朝もしくは昨日にかなりの釣人が入った様です。
それで魚達はハイプレッシャーになっているみたいです。
「小さなアタリ&針のらず」が続くので、仕掛けを変更。
0.125号通し。ハリは4号、ジンタン3号と細仕掛けにします。
なおかつ、ブドウ虫が見切られている様なので川虫を採取。
仕掛け変更・エサ変更してようやく魚を掛けました。
本日1尾目はチビヤマメでスタートです。

写真
↑約15cmのチビヤマメ。細仕掛けでようやくゲット。
     

その後もポツポツと同サイズを3尾程釣って、小さな堰堤に到着。
堰堤下のプール流れ出しを狙います。
するとようやく本日初のビクッと大きなアタリが目印に出ます。
バシッと合わせるとよく引いてくれます。
細仕掛けなので少し弱らせてからポンと抜いてタモでキャッチ。
タモに納まったのは、約23cm位の綺麗なヤマメでした。

写真
↑良い体躯のヤマメです。ちょっと尾鰭が丸いです。
     

写真
↑上のヤマメを水溜まりに放してみました。
     

その後は細仕掛けの成果もあってポツポツと釣れて来ます。
でも釣れて来る魚は15cm〜18cm程度の魚です。
本日は良型ヤマメはお留守みたいです。
釣れた魚は写真撮影後にオールリリースします。
(BBQ用の魚はGW釣行で確保してあるので…。)
     

写真
↑このサイズなら釣れてきます。


ここでシマダさんの釣りを少し見学&釣り談義。
「どうですか?釣れますか?」と僕(ヤマチャン)。
「FRYには反応はあるけど、魚が小さいのか、警戒心が
高いのか、魚の出方が小さいのでフッキングしないね。」との事。
それでも久しぶりの釣りは、かなり楽しいみたいで、
闘志をみなぎらせて、黙々とFRYをキャストしています。

写真
↑あふれる闘志で川面を見つめるシマダさん。
     

その後、ある程度まで釣り上がった所で川を上がり、
川沿いの道路を少し歩いて、上流へ再エントリー。
再入渓直後にチャラ瀬で良型を掛けたのですが、
タモ入れ直前で痛恨のライン切れ!
目測では優に25cmは超えている良型ヤマメ。
細仕掛けがアダになってしまいました。
横で見ていたシマダさんも「良型やったのに残念やね。」
と慰めてくれましたが、かなりショック…。
でも、そのかわりと言えるかどうかはわかりませんが、
良型をバラシたポイントから少し上の大きな堰堤回りで、
15cm〜18cm前後をたて続けに3尾程GETしました。

写真
↑このサイズ前後のヤマメを堰堤回りで3尾。
     

時計をみるとAM11:30。そろそろハイキング班が帰って来る時間。
実釣時間は4時間程ですが、ここで納竿としました。
結局、本日は良型をバラシ。釣った数も10尾程度でした。
バラシた良型。こいつは次回釣行時の楽しみにします。
シマダさんのFRYには反応はあったもののフッキングには至らず…。
まあ、今回は川原に新しい釣人の足跡も沢山あり、かつ減水状態。
それに昨晩に降った小雨の影響で魚達の機嫌が悪かった様です。
羽虫も飛んでなかったので、FRYは厳しかったのかもしれません。
一雨くれば、また魚達のご機嫌も治るでしょう。
次回釣行時には釣果も上向いて欲しいものです。

次回釣行は渓猿メンバーと釣行予定。次回もガンバリマス。

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