今季初釣行開幕戦にホーム河川へ行ってきました。
川は低水温・増水で厳しいコンディションの中で
頑張りましたが釣果の方は…。
3月に入りました。渓猿会ホーム河川は2月解禁ですが、週末毎の
悪天候だったので、今回がようやく今季の初釣行です。
今回は僕(ヤマチャン)・ヨコチャン・トリさんの三猿です。
ヨコチャンは2年ぶり、トリさんは今回が初めての渓流釣りです。
大阪をAM5:30に出発!道中で鑑札を購入して川へ向かいます。
川に降りる前に渓猿会の恒例儀式。山神様・川神様へ手を合わせ、
「今季も怪我無く良い釣りが出来ます様に…。」とお願いしてから、
入渓します。入渓時間はAM8:30でした。
↑水はクリアですが約15cm増水しています。
「想定外の低水温やな…。しかも増水気味で流勢も強いな。」
「これは厳しい釣りになるかな?」と思いながらも釣り開始です。
3人で約20mの間隔を開けながら釣り上がって行きます。
トリさんは「なかなか狙った場所にはキャストできんわ。」と
言いながらも、楽しそうにロッドを振っています。
ヨコチャンは「水かなり冷たいですね…。」と言いながらも
これまた楽しそうに数年ぶりの渓流を楽しんでいる様です。
「2人とも釣って欲しいな。」と最初は余裕の僕でしたが、
1時間釣ってもアタリもなく魚を見れません。
「これは厳しいぞ!人の事、心配しとる場合じゃないゾ…。」と
ハリスを0.125号まで落とし、魚を狙います。
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↑増水の中、懸命にキャストするトリさん。
仕掛サイズを落としてもアタリはまったく出ません。
約2時間釣ってもアタリが無いので、トランシーバーで2人に
「川をチェンジするよ。集合!」と呼びますが、返答がありません。
「どうしたんやろ?」と先に川を上がり、上から河川を見下ろすと
50m程下流の川原で2人が、何やらゴソゴソしています。
暫らくして、トリさんが川から上がってきたので話を聞くと、
「ヨコチャンのウェーダーが破損して水浸しになってるわ。」
「えっ!家の風呂場で水漏れチェックしたって言ってたけどな。」
10分後…。ずぶ濡れのヨコチャンが上がってきました。
「ウェーダーの靴底、つなぎ目が破損で水浸しですわ…。」
ウェーダーを脱ぎ、逆さにすると大量の水がドバッ!
これはイカンと、釣りを中断し市街地の釣具屋へ向かいました。
急遽、釣具屋でウェーダーを購入します。釣具屋さん曰く、
「ウェーダーを買って、店から履いて帰る人は初めてですわ。(笑)」
↑NEWウェーダーを履いて店から出てくるヨコチャン(笑)
ヨコチャンのウェーダー購入後、再び川へ戻ります。
再入渓後、ようやく堰堤の流れ出しで小さなアタリ!
すかさず合わしチビッ子アマゴをタモでキャッチ!
いつもならガックリのチビですが、苦労して釣った今季初アマゴ!
やっぱり、シーズン初の渓魚は嬉しいですね。
↑今季初はチビアマゴ。チビでも綺麗な魚です。
その後は川を替え、場所を替え、転々とラン&ガンしましたが、
良型の姿は見れず…。小さな渓筋で小さなヤマメを
1尾追加したのですが、写真を撮ろうと小さな水溜りに入れた
とたんにジャンプされ、ヤマメは川へお帰りになり写真は撮れず…。
日も暮れかけた、PM17:30に納竿としました。
↑夕暮れ時、奮闘するトリ(奥)・ヨコ(手前)コンビ。
この極貧釣果…。釣欲を満たせない時は食欲を満たそう!と
帰路に滋賀で有名な蕎麦屋さんに立ち寄り生蕎麦を買って、
自宅にて「ざるそば」を美味しくいただきました。
↑滋賀で有名なお蕎麦屋さん「箱館そば」です。
↑「ざるそば」は辛味大根を添えて、いただきました。
今日はチビアマゴ1尾・チビヤマメ1尾の極貧釣果でした。
僕(ヤマチャン)の長い渓流歴の中でも最低釣果です。
僕の唯一の自慢は「30年の渓流歴でボウズは1回も無い。」
事なのですが、危うく唯一の自慢話も出来なくなる所でした。
今年は暖冬でしたが、思いのほか渓の季節は進んではいませんね。
帰宅後、天気を調べてみると、この2・3日で気温・水温が
急降下していたので、渓魚達がご機嫌を損ねた様です。
水温さえ上がってくれれば状況は一変しそうな感じはあります…。
次回釣行はガンバリマス!