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2020年4月4日(土)
記:ヤマチャン猿
福井県ホーム河川
釣 猿:ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁・ITOチャン猿・トリさん猿・シマダさん猿
天気:曇り 気温:15 度 水温:10 度

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コロナ対策をしつつ、渓へ行ってきました。
渓は桜も咲き季節はすっかり春模様。
しかし釣果の方はまだ冬でした…。

4月です。大阪もサクラが開花し春本番を迎えています。
でも世の中はコロナで沈みがち…。
「ええ〜い。家に引きこもりばかりでは気がめげるわ!」と
釣行を計画。でもやっぱりコロナは怖いので、出来る限りの
対策をして渓へ向かう事にしました。
いつもは交通費削減の為、なるべく車は少台数に多人数の
乗車にて釣行するのですが、クラスター感染防止の為、
車を2台に分散。1台は僕(ヤマチャン)と嫁。
もう1台はトリさん。ITOちゃん・シマダさん。
尚且つ、移動車中も全員マスク着用です。
現地到着はAM8:00。各々バラけて入渓します。
アッ!ここで報告です。そして、ちょっと自慢。(笑)
実は11月に新車オデッセイを購入。
ヤマチャン家では連続3代目(3台目)のオデッセイ。
先代・先々代オデッセイ同様、渓で活躍してもらいます。

写真
↑3代目オデッセイ。渓流釣りで一番高価な道具(笑)
     

まず、朝一の入渓点。三猿(ITOちゃん・トリさん・シマダさん)は
駐車地点である集落の中の開けた場所へ入渓。
僕(ヤマチャン)と嫁(影猿)は下流のブッシュの多い区間へ入渓。
川の水は少し笹濁りの約15cm〜20cmの増水でした。
僕と嫁は竿1本で交互にチョウチン仕掛けで釣っていきます。

-写真
↑朝一の入渓点です。
     

増水により流れが強く、仕掛けがチョウチンなのでうまく流せません。
オモリを大きめの2Bで流心の脇をチョンチョン釣りです。
開始15分後。嫁が少し開けた、若干流れが緩るんだ箇所で
ビビッ!とヤマメらしいアタリを捉えました。
上空のブッシュに気を付けながら竿をシュルシュルとたたんで
無事、取り込みました。ちょっと小さめの綺麗なヤマメです。

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↑ブッシュの隙間から竿を出す影猿(嫁)。
     

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↑嫁GETのヤマメです。
     

嫁が釣ったので竿の持ち手を交代。次は僕の番です。
嫁が釣った箇所の瀬脇の筋を再度、流します。
すると、またまたビクッ!とヤマメらしいアタリ!
また、竿をたたんでの取り込み。(チョウチン釣りは面倒です。)
嫁の釣ったヤマメより若干サイズアップです。

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↑ちょっぴりサイズアップ。
     

その後も釣りを続けますが、魚信は続きません。
1時間程するとトランシーバーが鳴りました。
「下流へ場所変更しますよ〜!」とITOちゃん。
「後から追いかけるよ。」と先に2か所目に行ってもらって、
釣り続行!流れが緩い場所では小さなアタリは出ますが
針に乗らず「魚が小さいんやわ。イクラでも乗らんもの。」と嫁。
じゃあ移動するか。と三猿を追いかけて2か所目へ向かいます。
2か所目に到着し、釣果を聞くと「反応無いゾ。」とシマダさん。
かろうじて、ITOちゃんが瀬でヤマメ1尾を掛けたのみ…。
「瀬で釣れましたけど、あとが続きませんね。」とITOちゃん。

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↑ITOちゃんGETのヤマメ
     

「それじゃあ移動しますか。」と3か所目へ…。
しかし3か所目も反応無し…。
「これは河川チェンジやな。」時間はAM11:30。
河川移動中に早めの昼食を取ってから再入渓。
入渓地点にはサクラが満開です。道路から川を眺めると、
こちらの川は午前中の川よりも増水していました。

写真
↑入渓地点に咲くサクラです
     

写真
↑こちらの河川はさらなる増水でした。
     

ここでも、上・中・下と別れて釣りを始めます。
水はクリヤなんですが増水が半端ない…。
20cm〜25cm強の増水、遡行が怖いくらいです。
足元に気を付けながら、竿を出します。
水が多すぎて瀬芯の釣りは断念。流れのヨレや瀬の開き等
魚が定位し易そうな場所を狙って竿を入れて行きます。
増水により、もはや滝になった大きな落ち込みの
脇のヨレでアタリを拾いヤマメをGETしました。

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↑18cm程度のヤマメです。
     

その後、同サイズのヤマメを追加した所でシマダさんと合流。
「あかん!流れが凄いし、風も強いFRYでは厳しいわ。」
「確かに流れ強いですね。もう少し上がった所に広めの
瀬からの開きがあるので、そこを釣ってみますか?」と
僕・嫁・シマダさんの3人で遡行開始!
水勢が凄いので、通常の倍は疲れます。3人で協力しながらの遡行。
目標の広い瀬開きに到着!早速シマダさんはFRYをキャスト!

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↑瀬開きで頑張るシマダさん。
     

暫らく頑張るシマダさんでしたが、ここでも反応は出ませんでした。
この瀬開きも通常時の水深・流速の倍以上ありますので、
FRYでは厳しいかった様です。
ここからはシマダさんが先行、嫁はあまりの水勢にクルマに撤収。
僕は流れの緩〜い場所ばかりを探ってチビを4尾追加。
ここで、トリさんと合流。トリさんはなぜかご機嫌。
「初めてルアーで魚を掛けた!バレたけど嬉しいぞ!」
「魚がルアーを追いかけて足元まで来たのが見えた嬉しいぞ!」
「魚釣ってから喜べよ。志が低いぞ。」とスパルタ教育の僕。
「そない言うなよ!一歩一歩ステップアップや!」とトリさん。
師匠と弟子でグタグタお喋りしながらクルマに戻ります。
駐車地点で全員合流。下流域で釣っていたITOちゃんも
「増水で流れが凄い。FRYでは無理ですよ。何とか1尾だけ。」
やっぱり、ITO・シマのFRYコンビにはつらい状況の様です。
なので、まだ水勢がマシだった午前中の川に戻る事にしました。

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↑ITOちゃんがGETしたヤマメ。
     

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↑もくもくとルアーをキャストするトリさん。
     

午前中の川に戻ってきました。入渓点は朝より少し上流箇所。
時間はPM3:00。ここは以前ITOちゃんがFRYで爆釣した
FRYスポット。「ここはFRYの良場所ですよ。」と僕。
「ほんまに?あまりプレッシャーかけんといてよ。」
といいつつ闘志を燃やすシマダさん。
またまた、上・中・下に別れて釣り開始
僕と嫁は川に降りずに釣れる上流の堰堤へ向かいました。
上流の堰堤では魚信は無く、約30分で撤収し橋上から、
みんなの釣りを見学。暫くしてシマダさんが川から上がって
来ました。「やっとヤマメがFRYに出た!バレたけど…。」
「ヤマメの存在を感じる事が出来た!」と嬉しそうです。
その後、ITOちゃん・トリさんとも合流。
「FRYに魚が出る所、初めて見た!面白い。」とトリさん。
ITOちゃんと釣り上る中、目の前でFRYでのHITを見た様です。
ここでも、ITOちゃんはヤマメを1尾追加です。

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↑ITOちゃんが何とかGETしたヤマメ。
     

時間はPM4:30。最後にラストチャンスと場所移動。
最終場所では全員NOFISH!でした。
納竿時間はPM17:15。本日はこれにて終了です。
本日は増水の為、厳しい釣りになりました。
でも水中を走る魚影は多々確認できましたので、
水量が落ちて、気温・水温がもう少し上がれば
状況が一変する事は間違いないでしょう。
トリさん・シマダさんもGETならずとも魚のアタリは
取れたので、次回釣行に期待ですね。

本当はコロナで自宅待機をせねばならないのですが、
山の中で他人との接触を避け、かつ、マスク対策等を
しながら、今季も細々と渓猿達は活動しようと思います。

次回もコロナ対策をしつつガンバリマス…。

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↑コロナ対策・釣りの間もマスクのITOちゃんです。
     

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2020年4月11日(土)
記:ヤマチャン猿
福井県ホーム河川
釣 猿:ヤマチャン猿・ヤマチャン猿嫁・トリさん猿
天気:曇り 気温:13 度 水温:10 度

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先週に続き、連続釣行に行って来ました。
4月も中旬ですが気温・水温はまだ上がらず…。
釣果の方もまだ上がらず…。

4月に入り2回目の釣行です。
今回の釣行もコロナ対策で、各々のクルマで現地集合。
この現地集合が結構ツライ…。
交通費が割り勘出来ない。かつ、運転者交代も出来ない。
と経済的にも体力的にも負担が倍増なんです。
でも、移動車内クラスター感染防止の為、やむなしです。
まあ、渓流釣りは他人と接触する事が無いので、
コロナ対策をしつつ、細々と渓猿活動は続けます。
今回は僕(ヤマチャン)・ヤマチャン嫁・トリさんの
三猿にての釣行です。現地集合及び入渓時間はAM8:00。
朝一はサブ河川に入ったのですが反応が薄かったので
早々に見切りを付けメイン河川へやって来ました。

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↑入渓地点です。メイン河川はいい感じです。
     

今日は三猿で一緒に釣り上ります。
先頭はトリさん。2番手は嫁。3番手は僕です。
仕掛けは道糸・ハリス0.2号通・ハリ4号・オモリは1号。
釣り始め早々にチャラ瀬でピクッと反応が出ました。
すかさず、アワセて掛けました。魚は元気一杯!
ピューと下流へ走ります。「いい感じやな。」と
暫らく泳がせてから抜いてタモでキャッチ!
本日1尾目は20cm位のアマゴでした。

-写真
↑元気一杯の綺麗なアマゴでした。
     

1尾目が簡単に釣れたので、「今日は爆釣!」と思ったのですが、
その後、アタリが続かず…。嫁も「アタリ出ないよ。」と
言っています。じゃあ先頭のトリさんは「どうだろう?」
と眺めていると、ルアーが根ガカリ連発。(笑)
良場所にザブザブ入ってルアーを回収しています。
「良場所潰しまくってるがな!」と僕。
「ルアー見捨てる訳にはいかんがな!」とトリさん。
じゃあとここからは僕が先行します。
先行して、すぐの落ち込みで魚を掛けました。
でも、魚を掛けた場所には沈木が見えています。
強引に魚を引っ張り出そうとしましたが、
沈木に巻かれてしまいました。
傍にいたトリさんに竿を預け、腰まで水に入り、
沈木を持ち上げると、上手く魚が出てきました。
すかさず、タモで掬い上げ無事に魚をGET!
「これって釣った事になるんかいな?」とトリさん。
「そやな、釣りとはいえんな。漁やな(笑)。」と僕。

写真
↑漁(笑)で確保の良型アマゴ。
     

漁(笑)でGETしたアマゴ以降、アタリが続いてはくれません。
気温・水温が低く渓魚達はご機嫌ナナメの様です。
しかも、風も強く吹き始め体感温度もかなり低い。
嫁も良型イワナを掛けたのですが、食い込みが浅く、
水面で首を振られた途端に針ハズレ…。
2人のボウズを回避すべく、トリさんに僕の竿を渡し
竿を入れにくいボサ下の竿抜けを狙います。
すると、狙い通りにピッピッと反応が出ます。
上手くアワセも決まり、アマゴGET!
「なんか、小っちゃくないか?」とトリさん。
「ボウズ回避やぞ!贅沢いいなさんな!」と僕。
なにはともあれ、トリさんはボウズ回避です。

写真
↑トリさんボウズ回避のチビアマゴ。
     

その後、さらに上流へ場所移動です。
ここで、嫁が本気モードに突入です。
チャラ瀬からの流れ出しをイクラで丹念に攻めます。
何度かアタリは出るのですが、すごく小さなアタリ。
「魚が小さいんかな?早アワセでいくわ。」と嫁。
暫らく場所を休めた後、再度イクラでチャレンジ!
目印が一瞬止まったところを電撃アワセ!
上手く魚が掛りました。ポンと抜いてタモでキャッチ!
上手くアワセも決まり、アマゴGET!
「えへへ、これで私もボウズ回避やで!」と嫁。
これで、全員ボウズ回避です。

写真
↑ヤマチャン嫁ボウズ回避のアマゴ。
     

その後はチビをポツポツ釣りましたが、
やはり渓魚の反応が悪いので、更に上流へ向かいます。
林道をクルマで上がりましたが、約500m程の所で
チェーンが張ってあり、この先林道通行止めの看板。
数年前の台風で崩れた林道がまだ修復されていない様です。
取り敢えず林道最終地点にクルマを止め、少し竿を出して
みましたが、魚の気配もなく、時間もPM3:40。
なので、これにて納竿としました。

写真
↑チビはポツポツ釣れて来ます。
     

写真
↑もう少しサイズが欲しいですね。
     

本日も厳しい釣果になってしまいました。
気温が朝は5℃、昼間12℃、水温が10℃程度。
条件的にイマイチの状況下ですので、
この釣果でも仕方ないのかも…。
もう少し春らしい気温・水温になってほしいものです。
今季は貧釣果が続きますが、このスランプを早く
脱却したいものです。
次回こそ好釣果を狙いガンバリマス!

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↑最上流で竿を出すヤマチャン。
     

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